
院長:中林お気軽にご相談ください!

院長:中林お気軽にご相談ください!
こんにちは、堺市北区中百舌鳥で中林整骨院・なかもず院をしている中林です。今日は診療の合間に、事故から2か月ほど通院されている患者さんから「もう痛みもないので、そろそろ通院をやめても大丈夫でしょうか」というご相談をいただきました。実はこの質問、とてもよくいただくものなんです。痛みが引いたタイミングで通院をやめてしまう方は多いのですが、そこには思わぬリスクが隠れています。今回は、事故によるむちうちや交通事故後遺症と向き合う中で、なぜ痛みが取れてからも通院を続けたほうがいいのか、その理由をお話ししていきます。






痛みが消えたからもう大丈夫、と自己判断してしまう前に、少しだけこの記事を読んでみてください
事故後しばらく通院を続けていると、ある日ふと「あれ、そんなに痛くないな」と感じる瞬間が訪れます。ただ、この感覚だけを頼りに通院をやめてしまうのは、実はとても危険な判断なんです。ここでは、なぜ痛みの有無だけでは身体の状態を正しく判断できないのかを解説していきます。
むちうちによる炎症や筋肉のこわばりは、表面的な痛みが引いた後も体の奥に残っていることが少なくありません。特に神経の近くにある組織が損傷している場合、一時的に痛みが和らいでも、寒暖差や疲労、長時間同じ姿勢を続けることなどが重なると、再び痛みがぶり返すことがあります。痛みという感覚は、身体の状態を知らせるサインのひとつにすぎず、痛みがないことがイコール完全に治ったことを意味するわけではありません。
私自身、小学生の頃に交通事故で右足を骨折し、2か月の入院と4か月のリハビリを経験しました。表面的に動けるようになってからも、しばらくは違和感が残っていたのを今でも覚えています。だからこそ、痛みが引いた後の「見えない部分」にまで目を向ける大切さを、身をもって実感しているんです。
こうした背景を踏まえて、当院では独自の考え方で通院の目安をお伝えしています。具体的にどのくらいの期間を意識していただきたいか、まとめてみました。
なぜなら、痛みが治ったからといって、身体の内部にある炎症や筋肉の緊張、関節の歪みまで完全になくなったとは限らないからです。この期間をしっかり過ごすことが、後々の再発や後遺症のリスクを大きく減らすことにつながります。
「もう痛くないから」という理由で通院をやめてしまうと、思っている以上に後で困る場面が出てくることがあります。ここでは、通院を早めに切り上げてしまった場合に起こりやすいことを整理します。
まず、身体的なリスクとして、再発した痛みが以前よりも治りにくくなるケースがあります。一度落ち着いた炎症でも、完全に消えていない状態で再び負荷がかかると、症状が長引きやすくなるためです。また、通院履歴が途切れてしまうと、後になって「本当にその症状が事故によるものなのか」を証明することが難しくなる場合もあります。
実際、保険会社から治療費の打ち切りを打診されるタイミングと、症状が本当に落ち着くタイミングは、必ずしも一致しません。途中で通院をやめてしまうと、後遺障害の申請や保険会社とのやりとりの際に不利になってしまう可能性があるという点は、多くの方に知っておいていただきたい事実です。
このような通院や保険会社とのやりとりに関する不安を抱える方のために、当院では専門家との連携体制を整えています。
当院では、交通事故を専門に扱う顧問弁護士として漣法律事務所と提携しています。保険会社から治療費の打ち切りを打診された場合や、通院の継続について不安を感じた場合、トラブルが大きくなる前に相談できる環境を用意しているのが当院の特徴のひとつです。治療のことは私たち、法律的なことは専門の弁護士と、それぞれの専門家が役割分担をしながらサポートできるため、患者さん一人で悩みを抱え込む必要はありません。
保険会社とのやりとりに慣れていない方にとって、打ち切りの打診は精神的にも大きな負担になります。そんな時こそ、一人で判断せずに専門家に相談していただきたいと思っています。
通院を続ける中で、最終的に目指すのは「症状固定」または「完治」の診断を受けることです。このプロセスをどのように進めていくのか、当院の考え方をお伝えします。
当院では、院長である私が問診から検査、施術まですべて一貫して担当しています。担当者が変わることによる検査結果の共有漏れが起きる心配がなく、事故直後から症状固定に至るまでの一連の変化を、同じ視点でずっと見続けることができます。姿勢分析や関節可動域、神経検査といった5種類の検査を通じて、痛みが引いた後の身体の状態も定期的に数値で確認していきます。
臨床経験25年以上、これまで10万人以上の方の施術に携わらせていただく中で、痛みが引いた後の経過観察をしっかり行った方ほど、再発せずに元の生活を取り戻せているという実感があります。事故前のように安心して車を運転できるようになった方、趣味や仕事に思い切り取り組めるようになった方を、これまで数多く見てきました。
この期間を意味のあるものにするために、患者さん自身にも意識していただきたいポイントがあります。
| タイミング | 意識してほしいこと |
|---|---|
| 痛みが軽くなった直後 | 自己判断で通院を終了しない |
| 経過観察期間中 | 体調の変化をメモに残しておく |
| 保険会社から連絡があった時 | すぐに返答せず専門家に相談する |
こうした小さな積み重ねが、後になって「あの時ちゃんと通院しておいて良かった」と思える結果につながります。
痛みが取れたからといって、事故による身体への影響がすべて消えたとは限りません。だからこそ当院では、痛みが落ち着いてからも1〜2ヶ月の経過観察を大切にしており、保険会社とのやりとりに不安がある方には、提携している漣法律事務所と連携しながらサポートできる体制を整えています。事故後の通院や保険会社への対応で迷っていることがあれば、どうか一人で抱え込まずにご相談ください。あなたが安心して事故前の生活を取り戻せるように、私たちが最後まで一緒に歩んでいきます。

