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産後の沐浴で腰が痛むときに見直したいベビーバスの高さ

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ベビーバスにかがんで赤ちゃんを洗い、お湯から抱き上げた瞬間に腰がズキッとする。沐浴が終わるころには立ち上がるのもつらく、これが毎日続くと思うと気が重くなる方もいると思います。

中林整骨院・なかもず院の中林です。この記事では、産後の沐浴で腰が痛くなる背景、今日から変えられる置き場所と動き方、相談を考えたい痛みの目安についてお話しします。

先に全体像を確認したい方は、出産後の症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、毎日の沐浴の場面に沿って順にお伝えします。

院長:中林

まず今の痛み方を確認しましょう

目次

洗い終えて立ち上がるときに腰が痛む

沐浴の最中は我慢できても、洗い終えて立ち上がる瞬間に腰が固まったように痛む。そんな相談は少なくありません。

数々のご相談の中でも多いのが、その場だけでなく夜まで腰が重い、翌朝まで残るという声です。毎日同じ動作を繰り返すので、小さな負担が少しずつ積み重なりやすいのです。

前かがみの沐浴で腰に負担が集まる理由

沐浴の腰痛は、洗っている時間だけで起こるわけではありません。実は、準備から着替えまで前かがみの場面が続いています。

深くかがむ姿勢が続くとき

ベビーバスを床や浴室の低い位置に置くと、腰を深く曲げた姿勢が数分間続きます。腰だけで体を折りたたむ形になり、背中から腰にかけての筋肉が張り続けてしまいます。

赤ちゃんは日ごとに重くなるため、支えながら洗う負担も少しずつ増えます。生後1か月と3か月では、同じ姿勢でも腰にかかる重さが違ってきます。

産後の体が回復途中であること

出産の前後は骨盤まわりを支える靭帯がゆるみやすく、腰まわりが不安定になりやすい時期とされています。そこへ中腰の姿勢が重なるため、負担が腰に集まりやすいといえますね。

夜間授乳で睡眠が細切れになると、疲れが抜けにくく腰の踏ん張りも弱くなります。体が万全ではない時期に毎日の沐浴が加わる、という見方もできます。

ベビーバスを床に置いたまま続けていないか

まず確認しておきたいのは、ベビーバスをどこに置いているかです。置き場所だけで、腰の曲がる深さは大きく変わります。

立ったまま洗えるシンクや洗面台、安定したテーブルなど、腰の高さに近い場所が候補になります。ベビーバスの置き場所は身長で適した高さが違うので、実際に立って姿勢を試してみてください。

シンクや洗面台で洗う前に確かめること

高い位置で洗うときは、腰の楽さより先に赤ちゃんの安全を確かめておきたいところです。浴槽の蓋の上などぐらつく場所は、転落のおそれがあるとされています。

使う前に、次の点を確認しておきましょう。

  • 台やシンクがぐらつかない
  • 洗面台をきれいに洗った
  • 湯温計で38から40度を確認
  • 手の届く所に道具をそろえた
  • 赤ちゃんから目を離さない

水栓や縁に赤ちゃんの体が当たらないかも、あわせて確認してください。製品の取扱説明書に沿って使うことが欠かせません。

洗う前から着替えまで腰を守る動き方

腰を守るコツは、洗う動作だけでなく前後の動作にもあります。道具を取りに行く動きも、意外と腰を使っています。

洗う前の準備と足元

バスタオルや着替え、沐浴剤を手の届く位置にそろえておくと、途中でかがんで取る回数が減ります。お湯を入れたベビーバスを持ち運ばないことも大切です。

足は肩幅ほどに開き、ベビーバスに体を近づけて立ちます。足元に余裕があれば、腰だけでなく膝や股関節も使って高さを調整しやすくなります。

抱き上げてから着替えまで

抱き上げるときは腕だけで引き上げず、赤ちゃんを体に引き寄せてから膝を使って立ち上がります。腰を丸めたまま持ち上げる形は避けたいところです。

上がったあとの着替えも、床ではなく腰の高さの台や脱衣スペースで行うと楽です。前かがみの姿勢になる時間を一つずつ減らしていくことが、負担を減らす近道です。

骨盤のゆがみだけが原因とは限らない

産後の腰痛と聞くと、骨盤のゆがみを思い浮かべる方が多いと思います。ただ、それだけで痛みが決まるわけではありません。

姿勢や足元や動作の癖も腰の負担に関わるという点は、見落とされがちです。同じ産後でも、ベビーバスの高さや立ち方が違えば、痛みの出方は変わってきます。

当院でも産前産後のご相談が多く、腰だけでなく股関節の使い方や足元の安定まで丁寧に確認しています。沐浴後の腰の重さが続く方は、日常の動き方にも目を向けてみてください。

しびれや強い痛みがあるときは先に受診を

沐浴のやり方を見直しても痛みが強まるなら、無理を続けないでください。体の状態によっては、先に医療機関での確認が必要です。

脚のしびれや力の入りにくさ、発熱を伴う腰痛、日ごとに強くなる痛みがあるときは、まず産婦人科や医療機関へ相談したほうがよい状態です。歩けないほどの激痛も同様で、検査の要否は状態によって判断が変わります。

そうした症状はなく、環境を見直しても痛みが続く場合は、整骨院で動作や姿勢を確認する方法もあります。出血や傷の回復、入浴の時期については、産婦人科の診察で確認してください。

今日の沐浴から置き場所を見直してみる

沐浴の腰痛は、前かがみの姿勢と産後の体の状態が重なって起こることが多く、置き場所や動き方を見直すことで負担を減らせる場合があります。痛みを我慢し続ける必要はありません。

今日の沐浴では、ベビーバスの高さを一段上げる、道具を先に手元へそろえる、お湯を運ばない、のうち一つから始めてみてください。

腰だけでなく、沐浴の姿勢や足元、普段の抱っこの癖も含めて確認したい方は、中林整骨院・なかもず院へお気軽にご相談ください。


院長:中林

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