うつ病

うつ病とは

うつ病とは、継続的な気分の落ち込みや憂うつ感、やる気の著しい低下を中心とした精神的症状に加えて、不眠、食欲不振、疲労感、体のだるさなどの身体的症状が同時に現れる病気です。単なる気分の波や一時的な落ち込みとは異なり、日常生活や仕事に深刻な支障をきたし、専門的な治療が必要となる状態を指します。

厚生労働省の患者調査によると、気分障害（うつ病を含む）の患者数は令和2年度時点で約169万人に上ります。また、日本におけるうつ病の生涯有病率は6.7％とされており、これは約15人に1人がうつ病を経験している計算になります。

性別では女性が男性の約1.6倍多く、決して珍しい病気ではなく、誰もがかかる可能性のある身近な疾患といえます。近年では職場環境の変化やストレス社会の影響により、働き盛りの年代での発症も増加傾向にあります。

また、夜間の不眠で睡眠が妨げられ、慢性的な睡眠不足から集中力の低下や疲労感の増加を招くこともあります。仕事のパフォーマンスにも影響し、生活の質が著しく低下してしまいます。

うつ病の原因

うつ病は難治性症状と言われているため、整骨院では頻繁にみる症状ではないかもしれませんが、当院には心療内科を受診されてから来院される方が数多くいらっしゃいます。

これまでの検査結果や臨床経験から断言できるのは、うつ病はひとつの原因で起こっているものではないということです。

うつ病の原因として次のようなものが挙げられます。

うつ病はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。仕事での過度なプレッシャーや上司との関係性、責任の重さなどによる慢性的なストレスが発症の引き金となることが多く見られます。

この複数の原因が引き金となり、脳内の神経伝達物質のバランス異常や自律神経系の乱れなどが発生し、うつ病が発症します。それは人によって違い、単に薬物療法や心理療法だけでは、全ての問題は取り切れません。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。

うつ病でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

うつ病の場合、病院では以下の治療法が一般的です。

抗うつ薬による薬物療法

副作用として眠気、吐き気、性機能障害などが現れることがあり、効果が現れるまで数週間かかる場合があります。また、薬物は症状を抑える対症療法であり、根本的な原因の解決には至らない場合があります。

認知行動療法

効果を実感するまでに時間がかかり、継続的な取り組みが必要です。また、治療者との相性や患者の動機によって効果に差が生じることがあります。

精神療法・カウンセリング

費用がかかり、長期間の治療が必要な場合があります。また、治療者の技量や患者との信頼関係が治療効果に大きく影響します。

内科での初期対応

身体的な検査では異常が見つからないことが多く、精神科への紹介まで時間がかかる場合があります。また、心身の相関関係を十分に考慮した治療が行われない可能性があります。

うつ病を改善するために

うつ病の改善には、症状の原因を正確に特定することが何よりも重要です。当院では、徹底した検査によって一人ひとりの症状の原因を明らかにします。

うつ病は、単に心の問題だけではなく、姿勢や生活習慣、全身のバランスなども関係しています。

当院では、心だけでなく、首や肩、体全体のバランスを整えることで、うつ病の根本的な改善を目指します。

また、日常生活での注意点やセルフケアの方法もお伝えし、再発防止にも力を入れています。薬だけに頼らない改善を目指す方法を、一人ひとりの状態に合わせてご提案いたします。

当院の特徴

当院では、臨床歴25年を超える国家資格を持つ院長が、問診から施術まで責任をもって全てを担当します。

二名以上の施術者がいる場合、施術者によって経験に差があったり、検査結果が共有されていなかったりする可能性がありますが、当院ではそのような心配はありません。

うつ病の改善には心の症状だけでなく、身体全体の状態を把握することが最も重要です。とくにうつ病の場合はいままでと同じ治療法、習慣、アプローチでは根本解決につながりません。

最短で改善に導くために、検査はとても重要です。検査もせず、いきなり施術を始める治療院もありますが、症状の原因を特定できていなければ、何度も何度も同じ症状を繰り返すことになります。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。骨格の専門家である私にお任せください。

うつ病のQ＆A

うつ病は自然に治りますか？

軽症の場合は自然回復することもありますが、中等症以上では専門的な治療が必要です。放置すると症状が固定化し、治療が困難になる可能性があります。早期の対応が重要です。

うつ病の人がやってはいけないことは？

無理な励ましや「頑張れ」といった言葉をかけること、重要な決断を急がせること、症状を軽視することは避けるべきです。十分な休息と適切な治療が必要です。

薬を飲まないと治らないのですか？

中等症以上では薬物療法が有効ですが、軽症では心理療法や生活習慣の改善、体からのアプローチも効果的です。総合的な治療が理想的で、当院でも薬に頼らない治療を行っています。

どのくらいの期間で治りますか？

個人差がありますが、適切な治療により約1年で症状の改善が期待できます。早期発見・早期治療が回復期間短縮の鍵となります。当院では根本原因にアプローチするため、より短期間での改善を目指しています。

体の症状とうつ病の関係は？

うつ病では脳機能の変化により、肩こり、頭痛、胃腸症状など様々な身体症状が現れます。心と体は密接に関連しており、両面からの治療が効果的です。当院では特にこの点を重視した治療を行っています。

セカンドオピニオンは必要ですか？

治療効果が思わしくない場合や、治療方針に疑問がある場合は、セカンドオピニオンを求めることが有効です。多角的な視点からの治療が重要で、当院でも心と体の両面からアプローチしています。

うつ病が改善せずに悩んでいた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院では、うつ病の根本原因を追究し、一人ひとりに合わせた施術プランをご提案しています。25年以上の臨床経験と10万人以上の施術実績を活かし、薬だけに頼らない改善を目指す方法をご提案いたします。

原因がわかり改善方法がわかれば、抱えている不調も怖いものではありません。ずっと諦めていたことができるようになると、きっと人生はもっと楽しくなります。

痛みやしびれのせいで、やりたいことを諦めてしまう前に、一人で悩まず、ぜひ一度ご相談ください。