
院長:中林お気軽にご相談ください!

院長:中林お気軽にご相談ください!
こんにちは、堺市北区中百舌鳥にある中林整骨院・なかもず院の院長、中林佑樹です。妊娠してから頭痛や腰痛がひどくなり、以前使っていた痛み止めが使えなくて困っていませんか。産婦人科でカロナールを処方されたけれど効き目が弱くて、毎日の痛みを我慢しながら過ごしているという妊婦さんからの相談が増えています。実は当院にも妊娠中のケアを求めて来院される方が多くいらっしゃいます。


痛みを我慢し続けると日常生活に支障が出るだけでなく、ストレスが溜まって赤ちゃんにも良くないのではと不安になりますよね。でも安心してください。妊娠中でも安全に体を整えて痛みを軽減する方法があります。今日は薬に頼らずに妊娠中の痛みと向き合う方法についてお伝えしていきます。


妊娠中の体の痛みは我慢するしかないと諦めていた方にこそ読んでいただきたい内容です
妊娠中は赤ちゃんへの影響を考えて使える薬が大きく制限されます。特にロキソニンやイブプロフェンなどのNSAIDsと呼ばれる痛み止めは、妊娠後期には胎児の動脈管早期閉鎖や羊水過少を引き起こす可能性があるため使用禁忌とされています。日本産科婦人科学会でも2024年に添付文書が改訂され、貼り薬や塗り薬のNSAIDsも危険性が指摘されるようになりました。
妊娠中に安全とされているのはアセトアミノフェン(カロナールやタイレノール)だけですが、この薬は鎮痛効果が比較的弱いため、慢性的な頭痛や腰痛には十分な効果が得られないことも多いのです。そのため多くの妊婦さんが痛みを抱えたまま日々を過ごすことになり、生活の質が著しく低下してしまいます。
実際、厚生労働省の統計によると年間約75万人の女性が妊娠を経験しており、そのうち約85%が何らかの身体的不調を訴えています。特に腰痛は妊婦の70%以上が経験するとされ、多くの方が痛みとの付き合い方に悩んでいるのが現状です。
妊娠すると体には大きな変化が訪れます。まずホルモンバランスが変化し、リラキシンというホルモンが分泌されることで骨盤周りの靭帯が緩みます。これは出産に向けた体の準備ですが、同時に関節が不安定になり痛みの原因となります。
さらに妊娠が進むにつれてお腹が大きくなり、体重も増加していきます。すると体の重心が前方に移動するため、それを支えようと腰や背中の筋肉に過度な負担がかかるようになります。姿勢も変化し、反り腰になりやすく、肩こりや頭痛も引き起こしやすくなるのです。
血液循環も変化します。妊娠中は血液量が増えますが、子宮が大きくなることで下半身の血流が滞りやすくなり、むくみや足の痛みが生じることもあります。こうした複数の要因が重なり合って、妊娠中の痛みは発生しているのです。
痛みを我慢し続けると様々なリスクがあります。慢性的な痛みは睡眠の質を低下させ、疲労が蓄積していきます。睡眠不足は免疫力の低下や精神的な不安定さを招き、産後うつのリスクも高まると言われています。
また痛みをかばう姿勢が続くことで、他の部位にも負担がかかり、痛みの範囲が広がっていくことも少なくありません。活動量が減ることで筋力が低下し、分娩時の体力不足や産後の回復遅延につながる可能性もあります。
では薬が使えない妊娠中、痛みとどう向き合えばいいのでしょうか。当院では妊婦さんの体に特化した安全な整体施術を提供しています。妊娠中は体の構造が大きく変化しているため、通常の整体とは異なるアプローチが必要です。
当院の施術では、まず姿勢分析や関節可動域の検査、神経検査など5種類の独自検査を行い、痛みの根本原因を特定していきます。妊娠による体重増加や重心の変化がどのように骨格や筋肉に影響を与えているかを詳しく調べることで、一人ひとりに最適な施術計画を立てることができます。
施術は妊婦さんの体に負担をかけないよう、横向きや座った姿勢で行います。強い圧迫や腹部への刺激は一切行わず、関節の動きを整え神経の流れを正常にする優しい手技を用いています。うつ伏せでの施術は行いませんので安心してください。
当院では施術と併せて、さらし(腹帯)を活用した体のケアもおすすめしています。昔から日本で受け継がれてきたさらしは、妊娠中の体を整えるだけでなく、安産や赤ちゃんの健やかな成長にもつながる大切なケア方法です。
さらしを骨盤正しい位置に巻くことで、大きくなったお腹を下から優しく支え、腰や骨盤への負担を軽減することができます。骨盤が安定すると姿勢が整い、腰痛や恥骨痛の予防につながります。通気性の良い綿素材でできているため、締め具合を自由に調整でき、体調に合わせて使えるのも利点です。
さらに重要なのが、さらしで母体の骨盤を整えることで、お腹の中の赤ちゃんの環境も整うという点です。骨盤が歪んでいると子宮内のスペースも偏りが生じ、赤ちゃんの向き癖の原因になることがあります。妊娠中から骨盤を正しい位置に保つことで、赤ちゃんが自然な姿勢で成長でき、出産時もスムーズに進みやすくなります。
また、妊娠5ヶ月頃の戌の日から巻き始める方が多いですが、腰痛などの症状がある方は早めに使い始めても良いでしょう。
当院では、一人ひとりの体の状態に合わせたさらしの巻き方や、日常生活での活用方法もアドバイスしています。正しく使うことで出産までの体調管理がしやすくなり、産後の骨盤ケアにも継続して使えます。
妊娠初期から中期にかけては、つわりによる体調不良や姿勢の変化による肩こり、頭痛が多く見られます。この時期は骨盤の位置を整え、背骨の歪みを調整することで、これらの症状を軽減していきます。さらしも併用することで、より効果的に体を支えることができます。
妊娠後期になると、お腹が大きくなることで腰痛や坐骨神経痛が顕著になります。足のむくみや足の痛みにも効果的です。
当院は臨床経験25年以上、100,000人以上の施術実績を持ち、その中でも産前産後の施術に特に力を入れてきました。国家資格を持つ院長が問診から施術まで全て担当するため、妊婦さん一人ひとりの体調や妊娠週数に応じた細やかな対応が可能です。
施術者が毎回変わると、妊娠中の体調の変化を把握しきれず、適切な施術ができない可能性があります。当院では検査から施術まで院長が一貫して行うことで、週ごとの体の変化を見逃さず、その時々に最適な施術を提供できるのです。
また当院の施術は痛みが少なく体に優しい短時間の施術です。小さいお子さんから102歳の高齢者まで安全に受けていただいている技術ですので、妊婦さんにも安心して受けていただけます。女性スタッフもいますので、何でも気軽に相談できる環境を整えています。
当院で施術を受けた妊婦さんからは以下のような変化の声をいただいています。
妊婦さんの体に特化した当院の施術は妊娠中の痛みと非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。ただし妊娠週数が進むにつれ症状も複雑になり改善に時間を要するようになるため、早めの対処が大切です。
整体施術と併せて、日常生活でのセルフケアも重要です。長時間同じ姿勢を続けないよう、デスクワークの際は30分に1回は立ち上がって軽くストレッチをすることをおすすめします。
重いものを持つことは避け、家事の際もこまめに休憩を取りましょう。寝る時は横向きで寝て、膝の間にクッションを挟むと骨盤への負担が軽減されます。適度なウォーキングも血流改善に効果的ですが、無理は禁物です。
冷えも痛みを悪化させる要因になります。足元を温め、入浴で体を温めることで筋肉の緊張がほぐれ、痛みが和らぐことがあります。ただし妊娠中は長風呂は避け、ぬるめのお湯に短時間つかるようにしてください。さらしを日常的に使うことも、体を温めながら支えるという点で非常に有効です。
整体施術を受ける際は、必ず産婦人科の主治医に相談してください。切迫流産や切迫早産のリスクがある場合、安静が必要な場合は施術を控える必要があります。当院でも初回の問診時に詳しくお体の状態を伺い、医師の許可が必要と判断した場合はお伝えしています。
整体はあくまで体のバランスを整え、自然治癒力を高めるためのサポートです。産婦人科での定期健診はしっかり受けながら、並行して体のケアを行うことで、より快適なマタニティライフを送ることができます。
妊娠中は使える痛み止めが限られているからこそ、薬に頼らない体のケアが重要になります。痛みを我慢し続けるのではなく、整体施術やさらし(腹帯)などの安全な方法で体を整えることで、快適に妊娠期間を過ごすことができます。
当院では妊婦さん一人ひとりの体の状態を丁寧に検査し、妊娠週数や症状に応じた最適な施術を提供しています。さらに、さらしの正しい巻き方や日常でのケア方法もお伝えすることで、出産までの体調管理をサポートし、安産につながる体づくりをお手伝いしています。
「妊娠中だから仕方ない」と諦める必要はありません。痛みのない快適なマタニティライフを送るために、ぜひ一度ご相談ください。改善まで責任をもって私が施術を行います。一人で悩まず、まずはお気軽にご連絡ください。あなたと赤ちゃんが健やかに、そして笑顔で出産の日を迎えられるよう、全力でサポートさせていただきます

