
院長:中林お気軽にご相談ください!

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手術を受けた後、体はまだ回復途中の繊細な状態にあります。こんにちは、堺市北区中百舌鳥で中林整骨院・なかもず院をしている中林佑樹です。手術後の生活で「これをしても大丈夫かな」「いつから普通に動けるんだろう」と不安になっている方は多いのではないでしょうか。医師から説明を受けたものの、細かい部分まで覚えていなかったり、日常生活の具体的な場面でどうすればいいか迷ったりすることもあると思います。


手術後の回復をスムーズに進めるためには、やってはいけないことをしっかり理解し、体に負担をかけない生活を心がけることが何より大切です。当院には手術後の体調不良や痛みが長引いている方も多く来院されますが、その多くは術後の過ごし方に問題があったケースです。今回は手術を受けた後の生活で気をつけるべきポイントや、回復を妨げないために避けるべき行動について詳しくお伝えしていきます。手術後の体調不良でお悩みの方もぜひ参考にしてください。


手術後の回復は、術後の過ごし方で大きく変わってきます。焦らずに体の声を聞きながら、段階的に日常生活に戻していくことが大切です
手術を受けた後の体は、見た目には元気そうに見えても内側ではまだ大きなダメージを抱えている状態です。手術によって傷ついた組織は修復される過程にあり、血液やリンパの流れも一時的に乱れています。免疫機能も低下しているため、感染症のリスクが高まっていますし、体力そのものが落ちているため疲れやすく回復に時間がかかるのです。
特に全身麻酔を使った手術の場合、麻酔の影響が完全に抜けるまでには数日から数週間かかることもあります。その間は集中力が続かなかったり、判断力が鈍っていたりすることもあるため、日常生活でも十分な注意が必要になります。また手術部位だけでなく、長時間同じ姿勢で寝ていたことによる筋肉の硬直や関節の動きの悪さも起こりやすく、体全体のバランスが崩れている状態とも言えます。
手術後の体では炎症反応が起こっており、これは傷を治すための自然な反応ですが、この時期に無理をすると炎症が悪化したり長引いたりしてしまいます。炎症が起きている部位には血液が集まり、組織の修復作業が行われていますが、この過程で痛みや腫れ、熱感といった症状が現れるのです。
痛みを我慢して動いてしまうと、修復中の組織に余計な負担がかかり、治りが遅くなるだけでなく、慢性的な痛みとして残ってしまうリスクもあります。手術後の痛みは体からの「まだ無理をしないで」というサインだと理解することが大切です。
手術を終えて退院すると、自宅で過ごせる安心感からつい普段通りの生活に戻ろうとしてしまいがちです。しかし退院が許可されたからといって、完全に回復したわけではありません。ここでは手術後の回復を妨げないために、特に注意が必要な行動についてお伝えします。
手術後は腹部や胸部の内圧が上がる動作を避ける必要があります。重い荷物を持ち上げたり、力を入れて引っ張ったりする動作は、傷口に大きな負担をかけるため危険です。特に腹部の手術を受けた方は、お腹に力を入れることで縫合部分が開いてしまうリスクもあります。
買い物袋や洗濯物など、日常的に持つものでも思った以上に重量があることが多く、無意識のうちに体に負担をかけてしまいます。手術後しばらくは、家族や周囲の人に協力してもらいながら、重いものを持たない生活を心がけることが大切です。
入浴は血行を促進し、リラックス効果もあるため体に良いイメージがありますが、手術後すぐの長時間入浴や熱いお湯につかることは避けるべきです。体温が上がりすぎると血圧が変動しやすくなり、めまいや立ちくらみを起こすリスクが高まります。また傷口がまだ完全に塞がっていない場合は、感染症のリスクも考えなければなりません。
シャワーだけにするか、ぬるめのお湯に短時間つかる程度にとどめ、体を温めすぎないように注意しましょう。医師から入浴許可が出るまでは、清拭で体を清潔に保つことも一つの方法です。
運動不足を気にして早めに体を動かそうとする方もいらっしゃいますが、手術後の体はまだ運動に耐えられる状態ではありません。ジョギングや筋トレ、球技など体に負荷がかかる運動は、傷口の治癒を遅らせたり、内部で出血を起こしたりする原因になります。
また無理な体勢での作業も避けるべきです。高いところのものを取ろうとして背伸びをしたり、床に落ちたものを拾おうとして深く前かがみになったりする動作は、手術部位に予想以上の負担をかけます。日常生活の中での何気ない動きが回復を妨げることもあるため、常に体をいたわる意識を持つことが重要です。
アルコールは血液の流れを変化させ、薬の効果にも影響を与えるため、手術後の飲酒は控えなければなりません。特に痛み止めや抗生物質を服用している期間は、アルコールとの相互作用によって薬の効果が弱まったり、副作用が強く出たりする可能性があります。
喫煙も傷の治りを著しく遅らせる要因です。タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させ、傷口に必要な酸素や栄養が届きにくくなるため、組織の修復が進みません。手術を機に禁煙を始めることは、今後の健康のためにも非常に有効な選択です。
手術後の回復は段階的に進んでいくため、時期によって注意すべきポイントも変わってきます。焦って早く元の生活に戻ろうとせず、体の回復に合わせて少しずつ活動範囲を広げていくことが、結果的に早い回復につながります。
この時期は最も安静が必要な期間です。傷口はまだ非常に不安定で、ちょっとした刺激でも出血したり開いたりする危険があります。自宅で過ごす場合でも、できるだけ横になって休む時間を多く取り、トイレや食事以外はベッドで過ごすくらいの気持ちで良いでしょう。
痛みがあるうちは無理をせず、処方された痛み止めを適切に使用しながら体を休めることが優先です。この時期に無理をしてしまうと、その後の回復が大幅に遅れてしまうことになります。
少しずつ体を動かせるようになってくる時期ですが、まだ本調子ではないことを忘れてはいけません。家の中を歩く程度の軽い活動から始め、体の反応を見ながら徐々に動く時間を増やしていきます。この時期に注意したいのは、調子が良いからといって急に活動量を増やしてしまうことです。
痛みが落ち着いてくると「もう大丈夫だろう」と思いがちですが、内部の傷はまだ完全には治っていません。少し動いて疲れたらすぐに休むという習慣を身につけ、体力の回復を焦らないことが大切です。
傷口が安定し、日常生活の基本的な動作はできるようになってくる時期です。ただし重労働や激しい運動はまだ避けるべきで、軽い家事や短時間の外出から始めるのが良いでしょう。仕事復帰を考える場合も、デスクワークのような体に負担の少ない仕事から段階的に戻していくことをおすすめします。
この時期になると油断しやすいのですが、疲労が蓄積しやすい状態は続いているため、無理をすると一気に体調を崩してしまうこともあります。夜はしっかり睡眠を取り、疲れを翌日に持ち越さないように心がけましょう。
手術後しばらく経っても体調が戻らない、痛みが続いている、疲れやすさが改善しないという方は少なくありません。当院にも「手術は成功したと言われたのに、なぜかずっと調子が悪い」という相談が多く寄せられます。その原因の多くは、手術による体のバランスの崩れや、術後の安静期間中に起こった筋力低下にあります。
手術では目的とする部位を治療しますが、その過程で周辺の筋肉や組織にもダメージが及びます。また長期間ベッドで過ごすことで、全身の筋肉が弱くなり、姿勢を保つ力や体を支える力が低下してしまうのです。この状態が続くと、慢性的な疲労感や痛み、動きにくさとなって現れてきます。
手術後の回復を完全なものにするためには、傷が治るだけでなく、体全体のバランスを取り戻すことが必要です。手術によって変化した体の使い方や、かばうことで生まれた癖をそのままにしておくと、別の部位に負担がかかり新たな痛みや不調を引き起こします。
当院では手術後の体調不良に対して、体全体のバランスを整える施術を行っています。痛みのある部分だけでなく、なぜその痛みが続いているのか、どこに負担がかかっているのかを詳しく検査し、根本的な原因から改善していくアプローチです。手術後の体はとてもデリケートですが、赤ちゃんでも受けられるようなソフトな刺激で施術を行うため、安心して受けていただけます。
手術後の回復を少しでも早く、そして確実に進めるためには、やってはいけないことを避けるだけでなく、積極的に取り入れるべき習慣もあります。ここでは日常生活の中で実践できる回復を助けるポイントをお伝えします。
体の修復は主に睡眠中に行われます。手術後はいつも以上に質の良い睡眠を確保することが、回復を早める最も基本的な方法です。夜だけでなく、日中も疲れを感じたら横になって休む時間を作りましょう。休むことに罪悪感を持つ必要はなく、むしろ今の体に必要なことだと理解してください。
傷の修復にはタンパク質やビタミン、ミネラルといった栄養素が不可欠です。特にタンパク質は組織を作る材料になるため、肉や魚、卵、大豆製品などを意識して摂取することが大切です。また水分補給も忘れずに、血液の流れを良く保つことで栄養が体の隅々まで届きやすくなります。
安静が必要といっても、全く動かないのも良くありません。血流が滞ると回復が遅れるため、ベッドの上で足首を動かしたり、深呼吸をしたりするだけでも効果があります。医師の許可が出たら、室内を軽く歩く程度の運動から始め、少しずつ体を動かす時間を増やしていきましょう。
手術後の回復は人それぞれのペースがあり、焦る必要はありません。しかし正しい知識を持って適切に過ごすことで、回復のスピードや質は大きく変わってきます。やってはいけないことを守りながらも、体を動かすべきタイミングや、どの程度なら負担にならないかといった判断は、一人では難しいこともあるでしょう。
当院では手術後の体調不良や痛みが長引いている方に対して、今の体の状態を詳しく検査し、何が回復を妨げているのかを一緒に確認していきます。臨床経験25年以上、10万人以上の施術実績の中で、多くの手術後の患者さんをサポートしてきました。一人で不安を抱えたまま過ごすのではなく、どんな小さなことでも構いませんので、気軽に相談していただければと思います。手術を乗り越えたあなたが、また元気に好きなことを楽しめる日々を取り戻せるよう、全力でサポートさせていただきます。

