
院長:中林お気軽にご相談ください!

院長:中林お気軽にご相談ください!
堺市中百舌鳥にある中林整骨院・なかもず院の中林です。赤ちゃんの頭の形を整えるためにせっかくヘルメット治療を始めたのに、ずれてしまったりサイズが合わずに赤ちゃんが嫌がると、「このまま続けて大丈夫なのか」と心配で夜も眠れなくなってしまいますよね。当院にもヘルメット治療を検討中、あるいは継続中でお困りのママさん・パパさんが途切れることなく来院され、「治療効果はきちんと出ているのか」「この状態でも続けるべきか」といった不安の声を毎日のように伺っています。もし今あなたも赤ちゃんのヘルメットがうまく合わずに悩んでいるなら、今回の赤ちゃんの向き癖についての内容が、必ずや安心と解決のヒントになるはずです。




向き癖と頭の形が心配でヘルメット治療を迷われていたママが、早めに専門ケアを受けたおかげで綺麗な頭の形になり、本当によかったです!と言われました。
頭のゆがみ治療のために処方されたベビーヘルメットが、どうしてもずれたり緩かったり、逆にきつくて赤ちゃんが強く嫌がってしまう状態は、多くのご家庭にとって最初にぶつかる大きな壁です。特に生後3〜7ヶ月の、頭の成長が最も速い時期に起こりやすく、わずか2〜3週間で頭囲が変化して「急に合わなくなった」と感じるケースも少なくありません。このずれやフィット感の低下が続くと、1日23時間という推奨装着時間を守れなくなり、せっかく始めた治療の効果が十分に発揮されないまま、貴重な時間だけが過ぎてしまうことになります。
こうしたトラブルは決して珍しいことではなく、多くのご家庭が一度は経験すると言われています。ただし、正しい知識と対処法を知っておけば、大部分はご自宅での工夫で改善が期待できます。あなたのお子さんは今何ヶ月でしょうか。ヘルメットのずれは1日にどのくらいの頻度で起きていますか。この状態をそのままにしておくと、治療期間が予定より長引いてしまう可能性もあるため、早め早めの対応がとても重要です。
まずは落ち着いて、原因を一つずつ整理していきましょう。ポイントを押さえて対処していけば、多くの場合はしっかり安定させることができます。
ヘルメットが前後に大きくずれる、寝返りのたびに左右どちらかへ回転する、装着時や装着中に赤ちゃんが激しく泣いて拒否する、皮膚に強い赤み・かぶれ・擦れが続く、といった状態は要注意サインです。特に、決まった場所だけが強く赤くなり、数時間たっても消えない場合は、サイズや当たり方の見直しが必要になります。
毎日着脱のたびにヘルメット内外と頭皮をチェックする習慣をつけ、違和感のサインを早期にキャッチすることが大切です。
ヘルメット治療中に「最近どうも合わない」と感じる背景には、赤ちゃん特有の急速な成長や、装着方法・ヘルメット自体のコンディションなど、いくつかの要因が複合的に関わっています。頭囲の爆発的な成長、装着時の基本姿勢のわずかなズレ、内側パッドの汗や皮脂による劣化、頭のゆがみの形状とヘルメット内形状のミスマッチ、ストラップなど固定機構の調整不良などです。これらのうち一つでも問題があると、装着の安定性が損なわれ、治療効果に直結する「質の高い装着時間」が大きく減ってしまいます。
それぞれの要因を理解しておけば、「なぜうちの子だけこんなにずれるのだろう」というモヤモヤした不安が解消され、今日から実践できる具体的な工夫が見えてきます。あなたのお子さんの場合、どのあたりが心当たりがありそうか意識しながら読んでみてください。
生後3〜6ヶ月頃の赤ちゃんは、頭囲が月に1cm以上も増えることが珍しくないほど成長スピードが速く、ヘルメットの採型から2〜3週間でフィット感が大きく変化してしまうことがあります。最初はちょうど良かったのに、気づいたらきつく感じたり、逆に一部に隙間が増えてぐらつくように見えるのは、この急速な成長によるものです。ある意味では「順調に育っている証拠」でもありますが、放置すると圧迫やずれの原因になります。
月齢に応じて頭囲を定期的に測定し、成長ペースに合わせて主治医と調整のタイミングを相談することが大切です。
日々の装着手順が少しずつ自己流になってしまい、後頭部へのかぶせ方が浅くなっていたり、耳の位置がヘルメットの基準ラインから外れていると、前後左右へずれやすくなります。本来は、後頭部側からしっかり深く入れ、耳の付け根が左右とも同じ高さに来るようにかぶせ、眉毛の上2〜3cmあたりで前縁がそろうのが理想です。
鏡を使って毎日同じ位置でかぶせられているかを確認し、一度ご家族同士で装着手順を再確認するだけでも、安定性がぐっと変わってきます。
ヘルメット内側のパッドは、赤ちゃんの汗や皮脂を日々吸収していくことで、徐々に弾力や厚みが失われていきます。表面がベタついてきたり、指で押したときに戻りが悪く感じ始めたら要注意です。特に暑い時期は劣化が早く、数日〜1週間程度でフィット感が変わることもあります。
こまめなお手入れと、必要に応じたパッドの交換・調整を受けることで、フィット感を保ちやすくなります。
絶壁・斜頭など頭のゆがみが強い場合、ヘルメット内側の設計と実際の頭の凹凸が合わず、一部に大きな隙間ができたり、逆に一点だけ強く当たってしまうことがあります。治療初期ほど頭の形が大きく変化していくため、数週間のうちに内側形状との相性が変わってしまうことも珍しくありません。
「特定の部位だけ赤みが強い」「ある方向にだけよくずれる」といった場合は、このミスマッチが隠れていることが多く、主治医による再評価が必要になります。
あごのストラップが緩くなっていたり、側頭部や後頭部に設けられている回転防止のパーツ位置がずれていると、寝返りや抱っこのたびにヘルメットが回転してしまいます。調整の仕方はメーカーやモデルによって異なるため、説明書だけでは分かりにくいことも少なくありません。
一度きちんと装着方法の確認を受け直し、「どの程度のきつさが適切なのか」を手の感覚で覚えておくと安心です。
小児脳外科やヘルメット専門外来では、主にヘルメットそのものの調整(サイズ交換・パッド追加や削減・再装着指導・季節ごとの汗対策など)が中心になります。これによって装着性を高め、できるだけ長時間かつ安定して着用できるようにサポートしてくれます。一方、当院では頭蓋骨の動きや首・体幹のバランスといった「頭の形がゆがんだ根本原因」にアプローチし、ヘルメットに頼りすぎない頭形改善と、治療期間の短縮を目指す施術を行っています。
ヘルメットによる外側からの矯正と、整体による内側からの機能回復をうまく組み合わせることで、より短期間で、かつ赤ちゃんへの負担を減らした頭形改善が期待できます。
| 特徴 | 病院(ヘルメット外来) | 当院(頭蓋調整) |
|---|---|---|
| 主な対応 | ヘルメットの調整・交換 | 頭蓋骨と全身バランスの機能改善 |
| 治療期間のイメージ | 3〜6ヶ月以上の継続が前提 | 集中的な数週間〜数ヶ月で卒業を目指す |
| 1日の装着時間 | 原則23時間装着 | 将来的にはヘルメット不要の状態へ |
| 費用負担 | ヘルメット本体代40〜60万円前後 | 短期間の通院でトータル負担を軽減 |
| 赤ちゃんへのストレス | 長時間装着による不快感・拒否が出やすい | 無痛・短時間施術でストレスが少ない |
適切に使えば高い矯正効果が期待できますが、サイズ調整や装着がうまくいかないと、途中で中断してしまうケースも少なくありません。費用面や赤ちゃんのストレスを考えながら、定期的に「今のやり方がベストか」を見直すことが大切です。
当院の役割は、「どうすればヘルメットをより効率的に、より短期間で卒業できるか」を一緒に考え、頭蓋骨の動きや全身のバランスを整えることで、赤ちゃんの持つ自然な成長力を引き出していくことです。結果として、「ヘルメットが合わない・つらい」という状況から、一日でも早くご家族を解放することを目標にしています。
病院での再診日を待つあいだにも、ご家庭でできる工夫はたくさんあります。ここでは、安全性と赤ちゃんの快適さを最優先にした、取り入れやすいケアを5つご紹介します。
最初から全部やろうとせず、できるものを1〜2個選んでスタートし、慣れてきたら少しずつ増やしていくイメージで十分です。
こうした小さな積み重ねが、ヘルメット治療の成功率を大きく左右します。
当院では、頭のゆがみやヘルメット治療に関するご相談を数多くお受けしてきました。頭蓋骨の動き、首・背骨のバランス、筋緊張の状態などを丁寧に検査し、お子さん一人ひとりの状態に合わせた施術とセルフケアのアドバイスを行っています。
「ヘルメットが本当に必要なのか迷っている」「今の装着状態で十分なのか不安」「ヘルメット以外の方法も知りたい」といった段階からでも、お気軽にご相談ください。
赤ちゃんのヘルメットが合わないというお悩みは、決して珍しいことではありませんが、ご家族にとってはとても大きく重たい問題です。ただ、その多くは原因をきちんと整理し、一つずつ対策していくことで、必ずと言ってよいほど改善の方向に向かっていきます。
赤ちゃんの頭の形は、一生の見た目と自信にも関わる大切なテーマです。悩みや不安を一人で抱え込まず、専門家の力も上手に借りながら、赤ちゃんにとってベストな道を一緒に選んでいきましょう。

