
院長:中林お気軽にご相談ください!

院長:中林お気軽にご相談ください!
堺市北区で治療院を開いている中林です。お子さんが歩き始めた頃、よく転ぶ姿を見て心配になったことはありませんか。私も3人の子どもを育てた経験がありますが、歩き始めはハラハラの連続でした。
最近、当院には「赤ちゃんの頃に頭のゆがみがあって、今、歩き方が不安定なのはそのせいでしょうか」というご相談が増えています。乳児期に絶壁や斜頭症があったお子さんが、歩き始めてからバランスが悪かったり、片側に傾いて歩いたりする様子を見て、頭の形が原因ではないかと心配されているお母さんが本当に多いんです。


今回は、頭のゆがみと歩行の関係について、これまで多くの赤ちゃんを診てきた立場から、医学的な根拠とともにお話しします。


「あの時治療しておけば」と後悔しているお母さんにこそ読んでほしい内容です
結論からお伝えすると、頭のゆがみそのものが直接的に歩行障害を引き起こすわけではありません。しかし、海外の研究では、頭のゆがみがある赤ちゃんの一部に運動発達の遅れが見られるという報告があります。これはどういうことなのでしょうか。
頭のゆがみができる背景には、向き癖や筋肉の緊張、全身のバランスの問題が隠れていることが多いのです。つまり、頭の形自体が問題なのではなく、その原因となっている体の状態が運動発達に影響を与えている可能性があるということです。
実際に当院で診させていただいた赤ちゃんの中にも、頭のゆがみと同時に首の動きが硬かったり、体幹のバランスが取りにくかったりするケースが見られました。こうした体の状態が、寝返りやハイハイの時期に影響し、結果として歩き始めにも関係してくることがあるのです。
頭のゆがみが強い場合、左右の耳の位置がずれることがあります。このずれが、体のバランスを取る感覚に微妙な影響を与える可能性が指摘されています。ただしこれはあくまで可能性の話で、必ず影響があるというわけではありません。
頭のゆがみができる過程で、首や背中の筋肉が左右非対称に発達することがあります。この筋肉のアンバランスが、歩行時の姿勢やバランスに影響することがあります。片側に傾いて歩いたり、まっすぐ歩きにくかったりする原因の一つになることもあるのです。
お子さんの歩き方で気になる様子があれば、早めに専門家に相談することをお勧めします。ただし、歩き始めの時期はみんな不安定なものですから、過度に心配しすぎないことも大切です。
よく転ぶというのは、歩き始めの赤ちゃんなら誰でも経験することです。問題なのは、他の同月齢の子と比べて明らかに転びやすい、片側にばかり倒れる、歩く時にいつも同じ方向に傾くといった偏りがある場合です。
また、歩き始めが同月齢の子より明らかに遅い、ハイハイの時期が長かった、寝返りが遅かったなど、運動発達全般がゆっくりめだった場合も、頭のゆがみと関連している可能性があります。ただし、運動発達には個人差が大きいので、一概に問題があるとは言えません。
歩く時に片足だけうまく使えていない、体が左右どちらかに傾いている、歩幅が左右で違うといった左右差が目立つ場合は、体のバランスに何か原因があるかもしれません。乳児期の頭のゆがみと関連していることもあります。
「赤ちゃんの時に治療しておけば良かった」と後悔されているお母さんも多いと思います。でも大丈夫です。今からでもできることはたくさんあります。歩き始めてからでも、体のバランスを整えることで歩行の安定性を高めることは可能なのです。
まず大切なのは、体幹を鍛えることです。といっても、小さな子どもに筋トレをさせるわけではありません。遊びの中で自然に体を動かす機会を増やしていくのです。公園で斜面を歩かせたり、段差を上り下りさせたり、普段の生活の中でバランス感覚を養う動作を取り入れてみましょう。
また、裸足で過ごす時間を増やすのも効果的です。足の裏からの感覚情報がバランス感覚の発達に役立ちます。家の中では靴下を履かせず、裸足で歩かせる時間を作ってあげてください。
当院では、頭のゆがみを持つお子さんの全身のバランスを整える施術を行っています。頭だけでなく、首、背中、骨盤、足まで、全身を診てバランスを調整していきます。
施術は非常に優しいもので、赤ちゃんに痛みや不快感を与えることはありません。羽毛が触れる程度の圧力で、体の緊張を解き、神経の流れを整えていきます。これまで多くのお子さんが、施術後に歩行が安定したり、転びにくくなったりという変化を見せてくれました。
ここで安心していただきたいのは、多くの場合、成長とともに歩行は安定していくということです。1歳で不安定だった歩き方が、2歳、3歳と成長する中でしっかりしてくるお子さんはたくさんいます。
体が成長し、筋肉が発達し、運動経験を積む中で、自然とバランス感覚も育っていきます。ですから、今不安定だからといって、将来もずっとそのままというわけではないのです。
ただし、何もせずに放置するよりも、適切なサポートをしてあげた方が、改善が早く、より安定した歩行が獲得できることは確かです。特に頭のゆがみが原因で体のバランスが乱れている場合は、早めに対処することで運動発達がスムーズになります。
3歳から6歳くらいまでの幼児期は、運動能力が大きく発達する時期です。この時期に様々な運動経験を積むことで、バランス感覚や協調性が育ちます。歩行が不安定なお子さんも、この時期の過ごし方次第で大きく変わります。
頭のゆがみと歩行の関係を考える時、歩行だけでなく運動発達全般を見る必要があります。寝返り、お座り、ハイハイ、つかまり立ち、歩行と、赤ちゃんの運動発達は段階を追って進んでいきます。
頭のゆがみがある赤ちゃんの中には、これらの発達段階のどこかでつまずきが見られることがあります。例えば、寝返りが片側しかできない、ハイハイをせずにいきなり立とうとする、お座りの姿勢が不安定などです。
これらの発達段階をきちんと経験することは、その後の運動能力の基礎を作る上で重要です。もし気になる点があれば、歩き始める前、あるいは歩き始めた後でも、専門家に相談することをお勧めします。
特にハイハイは、体幹を鍛え、左右のバランス感覚を養う大切な時期です。ハイハイをせずに歩き始めた子や、ハイハイ期間が短かった子は、歩行が不安定になりやすい傾向があります。もしまだハイハイの時期にいるなら、この時期を大切に過ごさせてあげてください。
海外の研究では、位置的頭蓋変形を持つ乳児の中に、運動発達の遅れや認知発達の遅れが見られるという報告があります。ただし、これは頭のゆがみが直接の原因というよりも、同じ要因が運動発達にも影響しているという見方が一般的です。
つまり、頭のゆがみを作る原因となった体の使い方の偏りや筋肉の問題が、運動発達にも影響を与えているということです。だからこそ、頭の形だけを見るのではなく、全身のバランスを整えることが大切になるのです。
当院では、これまで25年以上にわたり、多くの赤ちゃんの頭のゆがみと向き合ってきました。その経験から言えるのは、早期に適切な対応をすれば、ほとんどのケースで改善が見られるということです。
お子さんの歩き方を見て、「赤ちゃんの時にもっとちゃんとしてあげれば良かった」と自分を責めているお母さんがいたら、どうか自分を責めないでください。当時は「様子を見ましょう」と言われて、それを信じただけです。何も悪いことはしていません。
大切なのは、今からどうするかです。お子さんの歩き方が気になるなら、その原因を見つけて、できることをしてあげればいいのです。頭のゆがみがあったから、必ず歩行に問題が出るわけではありません。でも、もし関連があるなら、今からでも対処できます。
当院では、お子さんの体全体を丁寧に検査し、頭のゆがみと歩行の関係を見極めます。そして、一人ひとりの状態に合わせた施術を行います。国家資格を持つ私が、最初から最後まで責任を持って診させていただきますので、安心してご相談ください。
お子さんの将来のために、今できることを一緒に考えていきましょう。歩行が安定すれば、お子さんはもっと活発に動けるようになり、運動も楽しめるようになります。「やりたかったことを我慢しないでできる」体を手に入れるお手伝いをさせてください。一人で悩まず、いつでもお気軽にご連絡ください。

