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事故直後の方必見|むちうちの日常生活で避けるべき5つの行動

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むちうちと診断されて治療を始めたけれど、日常生活でどう過ごせばいいか分からず不安になっていませんか。医師から「安静に」と言われても、具体的に何をどこまで制限すればいいのか、家事や仕事はどうすればいいのか、無意識に症状を悪化させる行動をしていないか心配ですよね。

当院にも「洗濯物を干すのは大丈夫ですか」「パソコン作業は続けていいですか」「お風呂に入っても平気ですか」といった質問を本当によくいただきます。私自身も小学生の時に交通事故でケガをした経験があるので、日常生活の小さな動作一つひとつが不安になる気持ちがよく分かるんです。

実は、知らず知らずのうちに症状を悪化させてしまう行動というのは意外と多いんですね。逆に、正しい知識を持って日常生活を送ることで、回復を早めることもできます。今日は臨床経験25年以上の視点から、むちうちの方が日常生活で気をつけるべきポイントを詳しくお話しさせていただきますね。

院長:中林

日常生活での小さな配慮の積み重ねが、回復への近道になります

目次

むちうち直後に絶対避けるべきこと

交通事故直後の急性期には、絶対に避けるべき行動がいくつかあります。この時期を適切に過ごすかどうかで、その後の回復スピードが大きく変わってくるんです。多くの方が知らずにやってしまいがちな行動なので、しっかり確認してくださいね。

まず最も重要なのが、受傷直後に患部を温めないことです。事故から2週間ほどは炎症が強く出る時期なので、この時期に温めると炎症が悪化してしまいます。お風呂に長時間浸かったり、温湿布を貼ったり、カイロで温めたりするのは絶対に避けてください。シャワーも熱すぎないぬるめの温度で短時間にとどめましょう。

自己流のマッサージも危険です。「痛いところを揉めば楽になる」と思って強く揉んでしまうと、炎症がさらに悪化したり筋肉を傷めたりする可能性があります。家族に揉んでもらうのも同様にリスクがあるんですね。プロの施術とは全く違いますので、素人判断でのマッサージは控えてください。

無理に首を動かすことも避けましょう。「動かさないと固まってしまう」と心配して、痛みを我慢しながら首をぐるぐる回したり、無理にストレッチをしたりする方がいらっしゃいますが、これは逆効果です。急性期は安静が何より大切で、痛みのない範囲でゆっくり動かす程度にとどめてください。

アルコールと喫煙も控えて

意外と見落とされがちなのが、アルコールと喫煙の影響です。アルコールは血管を拡張させるため、炎症を悪化させる可能性があります。また、痛み止めとの相互作用もありますので、治療期間中は控えるのが賢明です。喫煙も血流を悪化させて回復を遅らせるため、この機会に禁煙を考えてみてはいかがでしょうか。

日常生活での具体的な注意点

日常生活のあらゆる場面で、首に負担をかけない工夫が必要になります。「これくらいなら大丈夫だろう」という油断が症状を長引かせる原因になるので、一つひとつの動作を意識してみてください。最初は面倒に感じるかもしれませんが、習慣になってしまえば自然とできるようになりますよ。

家事での工夫

洗濯物を干す時は、高い位置に手を伸ばす動作が首に負担をかけます。できれば家族に協力してもらうか、低い位置で干せるように工夫しましょう。掃除機をかける時も前かがみの姿勢が続くとつらいので、軽いモップタイプの掃除道具を使ったり、こまめに休憩を取ったりすることをお勧めします。

料理では、重い鍋を持ち上げる動作や、まな板で食材を切る時に下を向き続ける姿勢に注意が必要です。調理台の高さを調整したり、軽い調理器具を選んだりする工夫も効果的ですね。買い物では重い荷物を持つと首や肩に負担がかかるので、カートを使ったり、数回に分けて買い物したりする配慮が大切です。

仕事での注意事項

デスクワークの方は、パソコンのモニターの位置と椅子の高さが重要です。モニターは目線の高さか少し下に設置して、下を向き続ける姿勢を避けてください。30分に一度は立ち上がって軽く体を動かす習慣をつけましょう。スマホを見る時も、端末を目線の高さに持ち上げるようにすると首への負担が減ります。

長時間の運転も避けるべきです。後方確認で振り向く動作が首に負担をかけますし、長時間同じ姿勢でいることも症状を悪化させます。どうしても運転が必要な場合は、こまめに休憩を取って、シートの角度やヘッドレストの位置を調整してください。重い物を持つ作業も、できる限り避けるか同僚に協力を求めることをお勧めします。

睡眠での配慮

睡眠は回復にとって非常に重要ですが、枕の高さが合っていないと首に負担をかけてしまいます。高すぎる枕は首を前に曲げた状態になってしまうので、低めの枕を選ぶか、バスタオルを折りたたんで高さを調整してください。寝返りを打つ時も、急激に動かないようゆっくりと体を動かすことを意識しましょう。

うつ伏せで寝ることは首をひねった状態が続くため絶対に避けてください。仰向けか横向きが基本で、横向きの場合は首と背骨が一直線になるよう枕の高さを調整します。朝起き上がる時も、いきなり起き上がるのではなく、一度横を向いてから手をついてゆっくり起き上がる習慣をつけてくださいね。

正しいセルフケアの方法

やってはいけないことばかりお話ししてきましたが、自宅でできる適切なケアもあります。正しい方法を知っていれば、回復を早めることができるんです。ただし、症状が強い時や不安がある時は無理せず、必ず専門家に相談してくださいね。

急性期の2週間程度は、患部を冷やすことが効果的です。保冷剤や氷嚢をタオルで包んで、15分程度首の後ろに当ててください。直接肌に当てると凍傷の危険があるので、必ずタオルで包むことを忘れないでください。1日に何回か冷やすことで、炎症を抑える効果が期待できます。

姿勢の意識も大切です。猫背になると首への負担が増えるので、背筋を伸ばして顎を軽く引いた姿勢を心がけましょう。座っている時は、背もたれにしっかりと背中をつけて、足裏が床にしっかりつく高さに椅子を調整します。立っている時も、壁に背中をつけた時に後頭部・肩甲骨・お尻・かかとの4点が壁につく姿勢が理想的です。

適度な運動のタイミング

急性期が過ぎたら、痛みのない範囲で徐々に動かし始めることも大切です。完全に固定し続けると、かえって筋力が低下したり関節が固まったりしてしまいます。医師や専門家の指示に従って、適切なタイミングで軽いストレッチやウォーキングなどを始めましょう。ただし、決して無理はせず、痛みが出たらすぐに中止することが鉄則です。

回復を早めるための生活習慣

日常生活での注意点に加えて、全体的な生活習慣を見直すことも回復を早める重要なポイントです。体が本来持っている自然治癒力を最大限に発揮できる環境を整えることが、何より大切なんですね。

十分な睡眠時間を確保してください。体の修復は睡眠中に行われるため、質の良い睡眠が取れないと回復が遅れてしまいます。寝室の温度や湿度を調整したり、寝る前のスマホやテレビを控えたりして、睡眠環境を整えましょう。夜中に痛みで目が覚める場合は、枕の高さを見直したり、医師に相談して適切な対処をしてください。

バランスの取れた食事も重要です。特に炎症を抑える効果のある食品を意識して摂取しましょう。青魚に含まれるオメガ3脂肪酸、野菜や果物のビタミン類、肉や魚のたんぱく質など、栄養バランスを考えた食事が回復を後押しします。逆に、インスタント食品や甘いものの摂りすぎは炎症を悪化させる可能性があるので控えめにしてくださいね。

ストレス管理も見落とせません。痛みが続くことへのストレス、仕事や家事ができないことへの焦り、将来への不安など、精神的なストレスは症状を悪化させる要因になります。好きな音楽を聴いたり、深呼吸やリラックス法を実践したり、信頼できる人に話を聞いてもらったりして、心の健康も大切にしてください。

まとめ

むちうちの回復には、日常生活での小さな配慮の積み重ねが本当に大切です。急性期に患部を温めない、自己流でマッサージしない、無理に動かさないという基本を守りながら、家事や仕事での動作一つひとつに気を配ってください。正しい姿勢を意識して、十分な睡眠とバランスの良い食事を心がけることで、体が本来持っている治癒力を最大限に引き出すことができます。

私は25年以上この仕事をしてきて、日常生活での過ごし方を変えるだけで劇的に回復が早まった患者さんを数多く見てきました。「先生に教えてもらった通りに生活したら、本当に楽になりました」と言っていただけることが何よりの喜びです。

ただし、これらの注意点を守っていても症状が改善しない場合や、逆に悪化している場合は、すぐに専門家に相談してください。一人で判断せず、適切な治療を受けることが最も重要です。当院では、一人ひとりの症状に合わせて日常生活での具体的なアドバイスもさせていただいています。不安なことがあれば、どんな小さなことでも構いませんので、いつでもお気軽にご相談くださいね。


院長:中林

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