
院長:中林お気軽にご相談ください!

院長:中林お気軽にご相談ください!
堺市北区で整骨院をしている中林です。妊娠後期になると、座っているだけで息苦しくなったり、胸が圧迫されるような感じがするという相談を本当によく伺います。椅子に座ってパソコン作業をしている時や、ソファでゆっくりしている時でさえ苦しいと、辛いですよね。
特にデスクワークを続けている妊婦さんは、座らないわけにはいかないので困っている方が多いんです。この苦しさは妊娠後期に多くの方が経験する症状で、お腹の赤ちゃんが大きくなることで起こる自然な体の変化によるものです。今日は妊娠中のケアの経験から、座っている時の苦しさを和らげる具体的な方法をお伝えします。




今座っていて苦しい方も、これから読む方法を試せばきっと楽になりますよ
妊娠後期になると、お腹の赤ちゃんがどんどん大きくなって子宮も拡大していきます。この大きくなった子宮が、座った時に上にある臓器を圧迫するんです。特に横隔膜という呼吸に関わる筋肉が圧迫されると、息苦しさを感じやすくなります。
座っている姿勢は、立っている時よりもお腹が折りたたまれる形になります。すると子宮が上方向に押し上げられて、肺や胃などの臓器への圧迫がさらに強くなるんです。特に前かがみの姿勢になると、この圧迫感が一層強くなります。
また妊娠中は血液量が増えて心臓にも負担がかかっています。座っている時に圧迫されることで、心臓への血流も影響を受けて息苦しさにつながることもあります。食後は特に苦しく感じることが多いのですが、これは胃に食べ物が入ることでさらに圧迫が強くなるためです。
この苦しさは妊娠後期の正常な症状で、赤ちゃんが順調に育っている証拠でもあります。ただし座り方を工夫することで、かなり楽になることができるんです。
座っていて苦しい時は、まず背筋を伸ばすことを意識してください。猫背になると胸やお腹が圧迫されて、さらに苦しくなってしまいます。骨盤を立てて、坐骨でしっかり座面を捉えるように座ると、自然と背筋が伸びてきます。
椅子に座る時は、浅く座るより深く座る方が楽です。お尻を背もたれまでしっかり引き寄せて、背中を背もたれに軽く預けます。ただし背もたれに寄りかかりすぎて骨盤が後ろに倒れないように注意してください。骨盤が後ろに倒れると、お腹がさらに圧迫されて苦しくなります。
床に座る時は、あぐらや長座位がおすすめです。長座位というのは足を前に伸ばして座る姿勢のことで、壁に背中をつけて座ると背筋も伸ばしやすいです。横座りやぺたんこ座りは骨盤が歪むだけでなく、お腹も圧迫されやすいので避けましょう。
座っていて息苦しい時は、ゆっくり深呼吸をしてみてください。鼻からゆっくり息を吸って、口からゆっくり吐き出します。この時、お腹ではなく胸で呼吸することを意識すると、圧迫されている状態でも空気を取り込みやすくなります。
肩を上げて胸を広げるようなイメージで息を吸うと、肺の上部に空気が入りやすくなります。息を吐く時は、肩の力を抜いてゆっくり吐き出します。この呼吸法を数回繰り返すだけでも、苦しさが和らぐことが多いです。
座っている時の苦しさを軽減するには、クッションを上手に使うことがとても効果的です。腰と背もたれの間にクッションを挟むと、背筋が自然と伸びて胸の圧迫感が減ります。クッションの厚みは拳一つ分くらいが目安です。
お尻の下に座布団やクッションを敷くのもおすすめです。座面が少し高くなることで、骨盤を立てやすくなり姿勢を保ちやすくなります。柔らかすぎる座面だと骨盤が沈み込んで姿勢が崩れるので、ある程度硬さのあるクッションを選ぶと良いでしょう。
ソファに座る時は特に注意が必要です。柔らかいソファは体が沈み込んで、お腹が圧迫されやすくなります。座面にクッションを敷いて硬さを補ったり、背もたれにクッションを挟んで姿勢をサポートしたりする工夫をしてください。
仕事でパソコン作業をしている時は、前かがみにならないように気をつけることが大切です。画面の高さを目線と同じかやや下になるように調整すると、前かがみを防げます。画面が低すぎると自然と猫背になって、胸やお腹が圧迫されてしまいます。
椅子の高さも重要です。机に向かった時に、肘が机と同じ高さかやや高い位置にくるのが理想的です。足は床にしっかりつけて、膝の角度が90度くらいになるように調整しましょう。足が浮いてしまう場合は、足元に台を置いて調整してください。
長時間同じ姿勢で座り続けないことも大切です。30分から1時間に一度は立ち上がって、軽く体を動かすようにしましょう。トイレに行く時や、お茶を入れる時など、こまめに立ち上がる習慣をつけると良いですね。立ち上がった時に軽く背伸びをするだけでも、圧迫感が和らぎます。
在宅勤務をしている方は、時々立って作業するのもおすすめです。スタンディングデスクがあれば理想的ですが、なければ高めのテーブルやカウンターを使って立ち作業の時間を作ってみてください。座りっぱなしを避けることで、苦しさをかなり軽減できます。
食事の後に座っていると特に苦しくなる方も多いと思います。これは胃に食べ物が入ることで、さらに上方への圧迫が強くなるためです。食後はできるだけ背筋を伸ばして座るか、少し横になって休む時間を作ると良いでしょう。
食事の量を一度に多く取るのではなく、少量を何回かに分けて食べる方法もおすすめです。一度に満腹になるまで食べると胃が大きく膨らんで、圧迫感が強くなってしまいます。ゆっくりよく噛んで食べることも大切です。
食後すぐに前かがみの作業をすると、胃が圧迫されて苦しさが増します。食事の後は少し時間を置いてから作業を再開するか、立ち仕事をするなど工夫してみてください。
座っていて苦しいと、「赤ちゃんは大丈夫なのか」と心配になる方も多いと思います。座っている時の息苦しさや圧迫感は、妊娠後期の正常な症状で、赤ちゃんに直接悪影響を与えることはありません。
お母さんが息苦しいと感じていても、赤ちゃんへの酸素供給は胎盤を通じて行われているので、赤ちゃんは必要な酸素をしっかり受け取っています。ただしあまりにも苦しくて日常生活に支障が出る場合は、一度産婦人科で相談してみてください。
また長時間同じ姿勢で座り続けることは、血流が悪くなってむくみの原因にもなります。こまめに姿勢を変えたり、立ち上がって軽く体を動かしたりすることで、血流を良く保つことができます。
座っている時の苦しさは多くの場合、妊娠後期の正常な症状です。ただし次のような場合は、早めに産婦人科に相談することをおすすめします。息苦しさが急に強くなった場合、動悸が激しい場合、胸の痛みがある場合、唇や指先が青白くなる場合などは注意が必要です。
また安静にしていても息苦しさが続く場合や、横になっても苦しさが変わらない場合も、一度診てもらった方が安心です。妊娠高血圧症候群や心臓への負担など、他の原因が隠れている可能性もあるからです。
座っている時の苦しさは姿勢だけでなく、体全体のバランスとも関係しています。骨盤が歪んでいたり、背骨のバランスが崩れていたりすると、座った時の圧迫感も強くなりやすいんです。妊娠中の腰痛がある方は、同時に座っている時の苦しさも感じていることが多いです。
当院では妊婦さんの体のバランスを整えることで、座っている時の苦しさを和らげるお手伝いをしています。骨盤や背骨の位置を調整することで、内臓への圧迫を最小限にして、呼吸も楽になるんです。妊娠中でも安全に受けられる優しい施術ですので、安心してくださいね。
妊娠中に座ると苦しくなるのは、大きくなった子宮が横隔膜や胃を圧迫するためです。これは妊娠後期の正常な症状で、赤ちゃんが順調に育っている証拠でもあります。座り方を工夫することで、この苦しさはかなり和らげることができます。
背筋を伸ばして骨盤を立てて座ること、クッションを活用すること、前かがみを避けること、こまめに姿勢を変えることが大切です。デスクワークをしている方は、画面の高さや椅子の高さを調整して、30分から1時間に一度は立ち上がるようにしましょう。食後の苦しさには、少量を分けて食べる工夫も効果的です。
座っている時の苦しさは、出産が近づいて赤ちゃんが下に降りてくると自然と楽になることが多いです。それまでの間、今日お伝えした方法を試して、少しでも快適に過ごしてくださいね。ただし姿勢を工夫しても苦しさが続く場合や、体全体のバランスが崩れている場合は、体を整えることで楽になることもあります。一人で我慢せず、いつでもお気軽にご相談ください。

