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授乳の抱き方が赤ちゃんの頭の形を変える!?

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「最近、赤ちゃんの後頭部が少し平らになってきた気がする」。そんな気になることはありませんか?毎日何度も繰り返す授乳での抱き方が、赤ちゃんの頭の形に影響していることは、意外と知られていません。

生後1〜4ヶ月頃の赤ちゃんの頭はとても柔らかく、日々の姿勢や抱き方が積み重なることで少しずつ形が変わってしまうことがあります。

「病院に行くほどのことでもないかな」「もう少し様子を見ようかな」と思いながら、なかなか動けずにいるというママさんも多いのではないでしょうか。今日は、授乳のしかたと頭の形の関係について、整骨院の視点からお話しさせていただきます。

院長:中林

毎日たくさんの赤ちゃんを施術している中で、「いつも同じ腕で授乳していたかもしれない」というママさんからのご相談をとても多くいただきます。頭の形が気になりだす時期と、授乳スタイルが定着してくる時期がちょうど重なることが多いんですよね

目次

なぜ赤ちゃんの頭は変形しやすいのか

赤ちゃんの頭の骨は、出産時に産道を通り抜けるために、いくつかのパーツに分かれた状態で生まれてきます。この柔軟な状態は生後しばらく続くため、外からの力が繰り返しかかると少しずつ形が変わってしまいます。

特に生後3〜4ヶ月頃までは頭蓋骨の縫合部分が非常に柔らかく、同じ方向への圧力が続くことで変形が進みやすい時期です。

これは決して珍しいことではなく、程度の差こそあれ多くの赤ちゃんに見られることです。ただし、気づいてから対処できるかどうかで、その後の変化はずいぶん違ってきます。

授乳の抱き方が向き癖を生むメカニズム

授乳のとき、ほとんどのママさんには自然と「使いやすい腕」があります。右利きなら左腕で赤ちゃんを支えることが多く、毎回同じ方向を向かせてしまっていることがあります。

赤ちゃんはもともと心地よい向き・見やすい方向を好む性質があります。授乳のたびに同じ向きにしていると、その方向に首の筋肉が引っ張られ、向き癖が定着しやすくなります

向き癖がついてしまうと、常に同じ部分に頭の重さが集中します。その結果として、その部分が徐々に平らになっていくのが「絶壁頭」や斜頭症と呼ばれる状態です。

授乳姿勢と頭の形、その本当の関係

「授乳の抱き方を変えるだけで、頭の形は変わるの?」と疑問に思う方も多いかもしれません。これは半分正解で、半分は少し違います。授乳姿勢は頭の形に影響を与える要因のひとつではありますが、それだけが原因というわけではないからです。

日中の寝かせ方、抱っこのスタイル、首や身体の筋肉のバランスなど、複数の要因が重なり合って頭の歪みは生まれます。大切なのは、授乳の左右バランスを意識しながら、身体全体のバランスを整えてあげることです。

今日から始められる授乳時の工夫

まず試していただきたいのが、授乳のたびに左右の抱き方を交互に変えることです。「右のおっぱいのときは右腕で支える、左のときは左腕で」という形でも意識するだけで変わってきます。

授乳のたびに意識的に左右を変えることで、首の筋肉のバランスが保たれ、向き癖がつきにくい状態を作ることができます

授乳以外の時間も同じです。赤ちゃんが向きやすい方向の反対側から声をかけたり、抱っこのときにいつもと反対の向きを正面にしたりするだけで、少しずつ効果が出てきます。

フットボール抱きをうまく取り入れて

「フットボール抱き」という授乳姿勢をご存知ですか?赤ちゃんをアメリカンフットボールのボールのように脇に抱える姿勢で、頭の向きを変えやすいというメリットがあります。

横抱きだけでなくフットボール抱きを取り入れることで、頭部にかかる圧力を分散させ、特定の部分だけに負荷が集中することを防ぐことができます。抱き方のバリエーションを増やすことが、頭の形を守るポイントのひとつです。

「自然に治る」は本当?対処のタイミングを知ろう

「頭の形は成長とともに自然に治る」という話を耳にしたことがある方も多いと思います。たしかに、赤ちゃんが寝返りをうち、ハイハイを始めると頭が床に当たる時間が減り、自然に改善されるケースもあります。

ただし、向き癖が強く残っていたり首の筋肉のバランスが崩れていたりすると、寝返りができる月齢になっても改善しにくいことがあります。「気づいたら1歳になっていた」というタイミングでは、選べる方法が限られてきます。

頭の骨が比較的柔らかい生後3〜6ヶ月頃が、最も改善しやすいゴールデンタイムです。「もう少し様子を見よう」と思い続けているうちに、大切な時期を過ぎてしまうことがあります。

赤ちゃんへの施術ってどんなことをするの?

「整骨院で赤ちゃんに何をするの?」と疑問に思われる方もいると思います。赤ちゃんへの施術は、大人への施術とはまったく異なります。

やわらかなタッチで首や肩まわりの筋肉のバランスを整え、向き癖の原因となっている緊張を少しずつほぐしていくイメージです。施術中はリラックスして眠ってしまう赤ちゃんも珍しくありません。

赤ちゃんの状態を丁寧に確認しながら進めますので、初めての方もどうか安心してお越しください。

ママ自身の身体のケアも忘れずに

産後のママさんは、授乳のたびに同じ姿勢を繰り返すことで、肩や首・背中に大きな負担がかかっています。ママさん自身の身体のゆがみが、無意識のうちに赤ちゃんを特定の方向に向かせる抱き方を生んでいることもあります。

赤ちゃんと一緒にママさんの産後ケアも合わせて行うことで、より根本的な改善につながるケースもたくさんあります。「まず話を聞いてほしい」という形でもまったく構いません。

一人で悩まないでほしい、というのが私の想いです

「こんなことを相談していいのかな」と思って、ひとりで抱え込んでいるママさんに伝えたいことがあります。赤ちゃんの頭の形や向き癖への気づきは、けっして「気にしすぎ」ではありません。

その小さな違和感を、どうか大切にしてほしいと思います。赤ちゃんのそばで一番長い時間を過ごし、日々の変化に気づけるのは、間違いなくあなたです。

25年以上の施術経験の中で、「もっと早く来ればよかった」という言葉を何度も耳にしてきました。その一方で、早めに相談していただいたことで、スムーズに改善できたご家族もたくさん見てきました。気になることがあれば、一人で悩まずにいつでも相談してください。堺の中林整骨院・なかもず院で、一緒に考えていきましょう。


院長:中林

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