
院長:中林お気軽にご相談ください!

院長:中林お気軽にご相談ください!
こんにちは、堺市北区なかもずで整骨院を営んでいる中林です。最近、赤ちゃんを連れてご来院されるお母さんが増えていますが、そのなかでとくに多いご相談が「授乳クッションを使っているのに、いつも同じ方向ばかり向いています」というものです。
赤ちゃんの向き癖は、新生児の約40〜50%に見られるといわれています。珍しいことではないのですが、問題はそのまま放置してしまうと頭のゆがみにつながることがある、という点です。
授乳クッションって、使い方によっては向き癖をさらに強化してしまうこともあるんです。今日はその理由と、正しい活用方法についてお話しします。




授乳クッションは便利なアイテムですが、毎回同じ向きで使い続けると、赤ちゃんの首の筋肉の左右差をどんどん大きくしてしまうことがあります。25年以上、10万人以上を施術してきた経験から言えることは、「気づいた時が一番早いタイミング」だということ。この記事が少しでもお役に立てれば嬉しいです
授乳クッションはお母さんの腕や肩への負担を軽くしてくれる、産後の育児にはなくてはならないアイテムです。ただ、便利だからこそ毎回決まった使い方をしてしまいがちで、それが赤ちゃんの向き癖の原因になっていることがあります。どういうことかというと、右手でいつも抱いて授乳していると、赤ちゃんは毎回左側を向いた状態で飲み続けることになります。
この状態が1日に何度も繰り返されると、赤ちゃんの首の筋肉は左側に向くことに慣れ、反対側を向くことが苦手な状態になっていきます。向き癖の大きな原因のひとつが、授乳や抱っこの向きの偏りにあるのです。
授乳クッションを使う場合でも、左右交互に抱く向きを意識して変えることが非常に重要です。慣れるまでは少し不便に感じるかもしれませんが、これを続けるだけでも向き癖の進行を抑えることができます。
授乳クッションを使う際に意識してほしいことを具体的に挙げると、以下のようになります。
抱き方の工夫については、「向き癖を改善する抱っこの仕方」でも詳しくお伝えしていますので、合わせてご覧いただけると参考になると思います。
向き癖というのは、赤ちゃんが寝ているときや抱っこされているときに、いつも決まった方向にだけ顔を向けてしまう状態のことです。原因はひとつではなく、複数の要因が重なっていることがほとんどです。
主な原因を整理すると、子宮内での胎勢の偏りや出産時の影響、首の筋肉(胸鎖乳突筋)の左右差、授乳・抱っこの向きの偏り、声かけや視線が向く方向の偏り、ベッドや部屋の環境の影響といったものが挙げられます。これらが複合的に絡み合っているため、「ちょっと向きを変えるだけ」では改善しないケースが出てくるんです。
特に首の筋肉(胸鎖乳突筋)の左右差は、見逃されやすい重要な原因のひとつです。この筋肉が一方向で緊張したままだと、そちらを向くことが「楽な状態」になるため、意識的に向きを変えようとしても赤ちゃん自身が嫌がってしまいます。
向き癖の原因についてさらに詳しく知りたい方は、「向き癖の本当の原因を解説したページ」もぜひ参考にしてみてください。
向き癖が続くと、赤ちゃんの頭の形に影響が出てきます。同じ側の後頭部に圧力がかかり続けることで、その部分が平らになり、頭が斜めに変形していく「斜頭症」が起こりやすくなります。
気になり始めても「そのうち治るかな」と様子を見てしまう方も多いのですが、生後6ヶ月を過ぎると頭蓋骨が急速に硬化し、自然改善が難しくなります。この時期を過ぎてしまうと対処の選択肢がどんどん狭まるため、早めに動くことがとても大切です。
頭のゆがみを放置した場合に起こりうる問題としては、次のようなものがあります。
「まだ小さいからわからない」というお気持ちはよく理解できますが、今の時期に対処することがお子さんの将来の選択肢を守ることにつながります。
小児科や保健師さんに相談すると「様子を見ましょう」とだけ言われた、というお話はよくお聞きします。確かに軽度の向き癖であれば、首が据わりはじめ寝返りができるようになることで自然と改善するケースもあります。
ただし、すでに頭の形のゆがみが出始めているのに「経過観察」だけを続けることには、正直なところリスクがあります。改善の可能性が最も高い時期を、気づかないまま過ぎ去らせてしまうことになりかねないのです。
向き癖や頭のゆがみの対処として「ヘルメット矯正治療」という方法があります。専用のヘルメットを1日23時間装着し続けることで頭の形を矯正するというものです。ただし、費用が40〜60万円ほどかかり保険適用外であること、取り扱い医療機関が限られていること、赤ちゃんへの身体的・精神的な負担が大きいことから、「ヘルメット以外の方法を探している」というお父さん・お母さんが当院にも多く来られます。
当院では、まず丁寧な問診と5種類の独自検査を通じて、向き癖や頭のゆがみの根本原因を明らかにするところから始めます。頭だけを単体で見るのではなく、首の筋肉の状態、骨盤の動き、全身のバランスまで含めて多角的に評価していきます。
これまでの施術経験から言えるのは、向き癖の原因はひとつではなく、複数の要因が重なっているケースがほとんどだということです。だからこそ、検査なしに施術を始めても根本解決にはなりません。当院では必ず原因を特定してから施術計画を立てていきます。
「赤ちゃんに整体なんて大丈夫なの?」と不安に思われる方は多いです。当院での赤ちゃんへの施術は、大人が普通に行う整体とは全く異なり、非常に軽い力でそっと触れるようなアプローチです。施術中に泣くこともなく、気持ちよさそうにそのまま眠ってしまう赤ちゃんも珍しくありません。
赤ちゃんの骨はまだ柔らかく変化しやすい時期ですので、ほんのわずかな刺激でも体のバランスが整いやすい特性があります。整体が赤ちゃんにどのような変化をもたらすかについては、「赤ちゃん整体の効果について詳しく解説したページ」もぜひご覧ください。
検査から施術の仕上げまで、すべての工程を臨床経験25年以上・施術実績10万人以上の私が一人で担当します。来るたびに担当者が変わる心配はありません。赤ちゃんの状態を継続的に把握しながら施術を進めていけることが、一人治療院の強みでもあります。
いつ相談すればいいかわからないという方のために、目安をお伝えしておきます。次のような状態が気になり始めたら、一度ご連絡ください。
「まだ様子を見た方がいいかな」と迷われている間にも、頭蓋骨が柔らかく変化しやすい貴重な時期が過ぎていきます。迷ったら、早めにご相談いただくことがお子さんにとって一番の近道です。
授乳クッションはうまく使えば向き癖の予防に役立つアイテムですが、それだけで解決できる問題には限りがあります。私がこれまで多くの赤ちゃんを診てきて実感していることは、向き癖の本当の改善には「なぜそうなっているのか」という根本原因の特定が欠かせないということです。
整形外科や小児科で「異常なし」「様子を見ましょう」と言われ、諦めかけていたお母さんが、当院で笑顔になって帰っていく場面を何度も目にしてきました。「こんなに早く変化が出るとは思っていなかった」という言葉をいただくたびに、早期対処の大切さを改めて感じています。
ひとりで抱え込まず、気になることがあればいつでもご相談ください。赤ちゃんの状態を一緒に確認しながら、最善のアプローチをご提案させていただきます。どんな些細な疑問でも、かまいません。

