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何ヶ月試しても向き癖が直らない?見落としがちな原因

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こんにちは。堺市北区中百舌鳥で中林整骨院・なかもず院を営んでいる院長の中林佑樹です。今日は「いろいろ試しているのに、なぜか向きが変わらない」とお悩みのお父さん・お母さんに向けて書いています。

枕を変えた、抱っこの向きを毎回交互にした、声かけの方向を変えた…。それでも赤ちゃんの向き癖がなかなか改善しないとき、「私のやり方が悪いのかな」と自分を責めていませんか?

違います。やり方の問題ではないケースが、実はとても多いんです。「なぜ直らないのか」の根本的な理由を知ることで、ようやく本当の改善への道が開けます。今日はその部分をしっかりお伝えします。

院長:中林

当院には「他の整骨院でも小児科でも改善しなかった」とおっしゃるご家族がよく来院されます。その多くに共通しているのは、原因の見立てが表面的だったということです。自己ケアを頑張っていたこと自体は間違いではないので、どうか自分を責めないでほしいのです

目次

自己ケアで向き癖が改善しない本当の理由

「体位を変えれば自然と治る」という情報は決して嘘ではありません。ただ、それが通用するのは向き癖の原因が外からの刺激(寝る向きや授乳の偏り)だけである場合に限られます。実際には、見えにくい体の内側に原因があるケースが多く、そこに気づかないまま体位変換を続けても効果は出にくいのです。原因に対してアプローチが合っていないのに、同じことを繰り返していても結果は変わりません。

首の筋肉に緊張が残っている場合

自己ケアで改善しない最も多い原因のひとつが、首の筋肉(特に胸鎖乳突筋)の緊張や硬さです。この筋肉が片側だけ縮んだ状態になっていると、体位を変えようとしても筋肉が戻ろうとする力のほうが勝ってしまいます。

向きを変えようとすると強く泣いて嫌がる、首に左右差を感じる、といった場合はこのパターンの可能性が高いです。出産時の影響(鉗子分娩・吸引分娩・長時間の陣痛など)がきっかけになることもあります。

骨盤・脊椎のバランスが関わっているケース

頭だけの問題と思われがちですが、骨盤の傾きや脊椎のゆがみが全身のバランスに影響し、向き癖の原因になっていることもあります。赤ちゃんの体は小さいながらも全身が連動していて、「頭だけ」「首だけ」を診ても原因は見つかりません。

当院では問診・姿勢分析・整形外科検査など5種類の検査を組み合わせることで、なぜその向き癖が起きているのかを多角的に調べています。赤ちゃんの頭のゆがみが進んでいる場合も、単に頭の形だけを見るのではなく、全身のバランスから原因を探っていくことが当院のやり方です。

複数の要因が重なっているとき

実際の臨床では、上に挙げた要因がひとつだけというケースは少なく、筋肉の緊張+骨格のバランスの崩れ+授乳時の偏り、といった複数の要因が重なっていることがほとんどです。だからこそ、「枕を変えるだけ」「授乳の向きを変えるだけ」という単発の対処では改善しきれないのです。

月齢によって改善の見通しはどう変わる?

「もう手遅れなんじゃないか」と感じているお母さんのために、ここははっきりお伝えしておきます。月齢が進むほど頭蓋骨は硬くなっていきますが、だからといって「もう無理」ということにはなりません。ただ、できるだけ早い段階で適切なアプローチを受けることが、改善の速さと深さに大きく影響するのは確かです。

生後6ヶ月未満であれば、まだ十分に間に合います

生後3〜6ヶ月は頭蓋骨の柔軟性が最も高い時期で、専門的なアプローチの効果が最大限に発揮されるゴールデンタイムです。この時期に正確に原因を特定して施術を始めることができれば、頭の形の改善も含めて回復が見込める可能性は十分にあります。

生後2〜3ヶ月で「なんか変かも」と気づき始め、1〜2ヶ月試してみたけど変わらない…という生後4〜5ヶ月の赤ちゃんを持つ保護者の方は、今がまさに動き時です。赤ちゃんの頭の形がいつまでに動けばいいかについては、こちらの記事でも詳しく解説していますのでぜひあわせてご覧ください。

生後6ヶ月を過ぎていても諦めないでください

頭蓋骨の可塑性は下がりますが、筋肉や骨格のバランスは引き続きアプローチ可能です。首の緊張が残っていれば、それを取り除くことで向く方向の偏りは改善できます。また、向き癖の改善と合わせて全身のバランスを整えることで、その後の発達にも良い影響が期待できます。

こんな状態なら、早めに専門家へ

自宅でのケアを続けることに意味がないとは言いません。ただ、次のような状態が見られる場合は、セルフケアだけで様子を見ている時間が改善のチャンスを失うことにつながりかねません。早めに専門家への相談をおすすめしたいケースをお伝えします。

向きを変えようとすると泣いて激しく嫌がる、反対を向かせようとすると首に手ごたえ(抵抗感)がある、後頭部の片側が明らかに平らになってきている、2〜3週間以上自己ケアを続けても変化が感じられない、こうした状態が当てはまる場合です。

特に「向かせようとすると泣いて嫌がる」という状態は、筋性斜頸の疑いがあるため注意が必要です。この場合は体位変換を無理に続けることがかえって赤ちゃんの負担になることもあります。

また、赤ちゃんの頭の形の変形が気になる場合は、向き癖の改善と同時に頭の形への対処も含めて相談することで、より総合的なアプローチが可能になります。

向き癖が直らないと感じたとき、当院ができること

当院では赤ちゃんへの施術において、まず徹底的な検査から始めます。問診で出産時の経緯や授乳の状況・日常の姿勢パターンを細かく聞き取り、姿勢分析・整形外科的スクリーニング検査・筋肉の緊張チェックを行ったうえで、「なぜ向き癖が起きているのか」の原因を特定していきます。

施術は指先でそっと触れる程度の非常に優しい刺激が基本です。5人の子を持つ父親として、赤ちゃんへの施術には常に細心の注意を払っています。「え、こんなに優しい施術で変わるの?」と驚かれる保護者の方も多いですが、それが赤ちゃんの体に合ったアプローチです。

ヘルメット治療が必要かどうかについても、検査の結果をもとに正直にお伝えします。ヘルメットありきではなく、まず原因に直接アプローチすることで、ヘルメットなしで改善したケースも当院では多く経験しています。

向き癖の改善には、放置していい場合とそうでない場合の見極めが重要です。また、向き癖が自然に治るかどうかの判断ポイントも、ぜひ参考にしてみてください。

一人で抱え込まずに、いつでも声をかけてください

向き癖がなかなか改善しないとき、「もっと早く気づけばよかった」「自分のやり方が悪かったのかな」と自分を責めてしまうお母さんが本当に多いです。でも、原因が外側ではなく内側にあるなら、どれだけ正しく体位を変えても改善しないのは当然のことなんです。あなたのせいではありません。

私の結論はシンプルです。自己ケアで変化が出ないなら、その原因は体の内側にある可能性が高い。だからこそ、しっかりした検査で原因を特定して、そこに直接アプローチすることが最短の改善につながります。「もう手遅れかも」と思っていても、まず一度診せてください。現在の状態を正確に把握することから、全てが始まります。

一人で悩まないで、いつでもお気軽にご相談ください。一緒に考えていきましょう。


院長:中林

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大阪府堺市北区百舌鳥梅町1-16-4ラレックス城の山
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