
院長:中林お気軽にご相談ください!

院長:中林お気軽にご相談ください!
こんにちは。中林整骨院・なかもず院の中林です。赤ちゃんが生まれて幸せいっぱいの毎日ですが、初めての育児では不安なことも多いですよね。特に寝ている時間が長い赤ちゃんの場合、赤ちゃんの頭の形が気になったり、どんな姿勢で寝かせるのが安全なのか悩まれている方も多いのではないでしょうか。




当院でも赤ちゃんの頭の形や寝かせ方について相談を受けることが増えています
実は赤ちゃんの寝る姿勢は、頭の形だけでなく安全面でもとても重要なポイントなんです。今回は25年以上の臨床経験と、3人の子どもを育てた父親としての経験も踏まえて、赤ちゃんの正しい寝かせ方についてお話しします。
赤ちゃんの寝る姿勢で最も推奨されているのは仰向けです。これは世界中の小児科医や医療機関が一致して推奨している姿勢なんです。仰向けで寝かせることで、SIDS(乳幼児突然死症候群)のリスクを大きく減らすことができると報告されています。
うつ伏せ寝は見た目ではぐっすり眠っているように見えますが、実は窒息のリスクが高まります。特に生後6ヶ月未満の赤ちゃんは自分で頭を動かす力が弱いため、布団や枕で鼻や口が塞がれてしまう危険性があるのです。横向き寝も一見安全そうに思えますが、寝ている間に自然とうつ伏せになってしまう可能性があるため注意が必要です。
仰向けで寝かせることに加えて、睡眠環境を整えることも大切です。赤ちゃんの寝具は硬めのマットレスを選び、柔らかすぎる布団や枕は顔が埋もれる危険があるので避けましょう。また、ベッドの周りにぬいぐるみや厚手の掛け布団を置くことも窒息リスクを高めてしまいます。
部屋の温度管理も重要で、暑すぎる環境はSIDSのリスク要因の一つとされています。赤ちゃんは体温調節が未熟なので、大人が少し涼しいと感じるくらいの室温が適切です。冬場は厚着をさせるのではなく、スリーパーなどを活用して顔周りに布がかからないように工夫しましょう。
赤ちゃんの頭蓋骨は大人と違ってまだ柔らかく、骨と骨の間に隙間があります。これは出産時に産道を通りやすくするためと、生まれてからの脳の急速な成長に対応するための自然な仕組みです。この柔らかい時期に同じ方向ばかり向いて寝ていると、圧力がかかる部分が平らになってしまうのです。
いつも右側を向いて寝る癖がある赤ちゃんは右側の後頭部が平らになり、左側を向く癖がある赤ちゃんは左側が平らになります。これを位置的頭蓋変形症と呼び、主に斜頭症や短頭症といった形で現れます。特に生後3ヶ月から6ヶ月頃までは頭の骨が柔らかいため、この時期の寝る姿勢が頭の形に大きく影響します。
赤ちゃんに向き癖ができる理由はいくつかあります。お母さんのお腹の中にいた時の姿勢の影響で、生まれた後も同じ向きを好むことがあります。また、授乳時にいつも同じ側から抱っこしていたり、寝かせる時に部屋の明るい方向や音がする方向を向く習慣がついたりすることも原因です。
中には首の筋肉の緊張や骨格のバランスが関係している場合もあります。当院に来られる赤ちゃんの中にも、首の片側の筋肉が硬くなっていて特定の方向を向きにくくなっているケースを見かけます。こうした場合は専門的なケアが必要になることもあるので、気になる時は早めに相談されることをお勧めします。
向き癖を予防したり改善したりするには、意識的に頭の向きを変えてあげることが効果的です。授乳の時に左右交互に抱っこする、寝かせる時に頭の向きを毎回変える、赤ちゃんの興味を引くものの位置を変えるなど、日常生活の中でできる工夫がたくさんあります。
ただし無理に向きを固定しようとすると赤ちゃんが嫌がって泣いたり、かえってストレスになったりすることもあります。自然な形で少しずつ向きを変える習慣をつけていくことが大切です。例えば授乳後のゲップをさせる時に、前回と反対側の肩に抱っこするだけでも効果があります。
起きている時間に短時間うつ伏せにする「タミータイム」も頭の形を整えるのに役立ちます。うつ伏せの姿勢は首や背中、腕の筋肉を鍛えることができ、運動発達を促す効果もあります。ただし必ず大人が見ている時だけにして、赤ちゃんが疲れたり嫌がったりしたらすぐに仰向けに戻してあげましょう。
最初は1日数回、1回につき数分程度から始めて、赤ちゃんの様子を見ながら少しずつ時間を延ばしていきます。床にマットを敷いてその上でうつ伏せにしたり、お母さんやお父さんの胸の上でうつ伏せにしたりする方法もあります。親子のスキンシップにもなるので、楽しみながら取り入れてみてください。
赤ちゃんの発達段階によって、寝る姿勢で気をつけるポイントも変わってきます。新生児から生後3ヶ月頃までは首がすわっていないため、特に仰向け寝を徹底することが重要です。この時期は寝返りもできないので、大人が向きを変えてあげる必要があります。
生後4ヶ月から6ヶ月頃になると寝返りができるようになる赤ちゃんも増えてきます。寝ている間に自分でうつ伏せになってしまうこともありますが、自力で寝返りができるようになれば呼吸が苦しい時に自分で向きを変えられるので、それほど神経質になる必要はありません。ただし睡眠環境の安全性は引き続き保つようにしましょう。
生後6ヶ月を過ぎると多くの赤ちゃんが自由に寝返りをうつようになります。この時期になるとSIDSのリスクも低下してくるため、寝ている間に横向きやうつ伏せになっていても無理に仰向けに戻す必要はありません。赤ちゃん自身が楽な姿勢を選んで寝られるようになります。
ただし1歳になるまでは引き続き睡眠環境の安全性に配慮することが大切です。寝具の選び方や室温管理、ベッド周りの安全確保などは継続して気をつけてあげましょう。また、頭の形が気になる場合は1歳半頃まで改善の可能性があるので、諦めずにケアを続けることが大切です。
多くの場合は日常生活での工夫で頭の形は自然に整っていきますが、中には専門的なケアが必要なこともあります。向き癖が強くて常に同じ方向しか向かない場合や、頭の変形が著しい場合、首の動きに明らかな制限がある場合などは早めに相談されることをお勧めします。
当院では赤ちゃんの骨格や筋肉のバランスを整える施術を行っています。赤ちゃんの体はとてもデリケートなので、ソフトで優しいタッチで全身のバランスを整えていきます。首周りの筋肉の緊張をほぐしたり、骨盤や背骨の歪みを調整したりすることで、自然と向き癖が改善されることも多いのです。
生後2ヶ月を過ぎても向き癖が全く改善しない場合や、頭の形の左右差が大きい場合は一度専門家に診てもらうことをお勧めします。また、首を動かす時に痛がったり嫌がったりする様子が見られる場合も注意が必要です。早期に適切なケアを始めることで、より効果的に改善できます。
頭の形は見た目だけの問題と思われがちですが、バランスが大きく崩れると将来的に首や肩の不調につながることもあります。赤ちゃんの健やかな成長のために、気になることがあれば遠慮なく相談してください。3人の子育てを経験した父親として、そして治療家として、全力でサポートさせていただきます。
赤ちゃんの寝る姿勢は安全面でも頭の形の発達でも重要な要素です。基本は仰向けで寝かせること、睡眠環境を安全に整えること、そして向き癖がつかないように日々の生活で工夫することが大切です。
一人で悩んだり不安を抱えたりせず、いつでも気軽に相談してください。当院では赤ちゃん一人ひとりの状態に合わせた丁寧な施術とアドバイスを行っています。赤ちゃんとご家族の笑顔のために、全力でサポートさせていただきます

