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堺市の専門家が解説|赤ちゃんの向き癖は自然治癒する?

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堺市北区中百舌鳥で整骨院をしている中林です。健診や小児科で赤ちゃんの向き癖を相談したとき、「様子を見ましょう」と言われて戸惑った経験はありませんか。本当に何もしなくて大丈夫なのか、自然に治るという保証はあるのか、不安になりますよね。私も3人の子どもを育てる中で、医師から「様子を見ましょう」と言われたとき、「それで本当にいいのかな」と悩んだことがあります。そんな赤ちゃんの向き癖と自然治癒の関係について、治療家としての視点からお話しします。

向き癖が自然に治るケースもあれば、適切な対処が必要なケースもあります。大切なのは、その見極めをすることです。今日は判断の基準となる情報をお伝えしていきますね。

院長:中林

様子を見ていいケースと治療が必要なケース、しっかり見極めましょう

目次

向き癖は自然に治るのか

結論から申し上げますと、軽度の向き癖であれば生後6ヶ月頃までに自然に改善するケースも確かにあります。赤ちゃんの首がすわり、寝返りができるようになると、自分で頭の向きを変えられるようになるため、特定の方向ばかりを向く癖が自然と解消されていくのです。首すわりは生後3〜4ヶ月頃、寝返りは生後4〜6ヶ月頃に始まることが多く、この運動発達が向き癖の改善につながります。

しかし、すべての向き癖が自然に治るわけではありません。中等度以上の向き癖や、すでに頭の形に変形が見られる場合、首の筋肉に明らかな緊張がある場合などは、放置すると変形が固定化してしまう可能性があります。生後6ヶ月を過ぎると頭蓋骨が徐々に硬くなり、1歳頃にはほぼ形が定まってしまうため、自然改善を期待できる期間は限られているのです。

自然治癒を期待できる条件

自然治癒が期待できるのは、向き癖が軽度で頭の変形もほとんど見られない場合です。具体的には、赤ちゃんが好む方向はあるものの、反対側にも向くことができる、頭の形が左右ほぼ対称である、首の動きに制限が見られないといった状態です。こうした軽度のケースでは、体位変換や抱っこの工夫と合わせて、成長とともに改善していく可能性が高いといえます。

一方で、いつも完全に同じ方向しか向かない、反対側に向けようとすると明らかに嫌がって泣く、頭の片側が平らになっている、耳の位置が左右でずれているといった症状がある場合は、自然治癒を待つだけでは不十分な可能性があります。

自然治癒するケースとしないケースの違い

向き癖が自然に治るかどうかは、その原因と程度によって大きく異なります。単に寝る姿勢や環境の影響で向き癖がついているだけの場合は、環境を整えることで自然に改善していきます。例えば、ベビーベッドの位置や照明の向きによって特定の方向を向きやすくなっていただけであれば、それらを変えることで改善することも多いのです。

一方、首の筋肉に緊張やこわばりがある場合、骨盤や背骨のバランスが崩れている場合は、自然治癒が難しくなります。これらは体の内側に原因があるため、環境を変えるだけでは根本的な解決にはなりません。特に筋性斜頚といって、首の筋肉が固く縮んでしまっている状態では、専門的な治療が必要になります。

頭の変形の程度による違い

頭の変形が軽度であれば、生後6ヶ月までに自然に丸みを取り戻すことも期待できます。赤ちゃんの頭蓋骨は柔らかく、脳の成長とともに拡大していくため、圧力が分散されれば形も整っていく可能性があるのです。しかし、中等度以上の変形がある場合は、放置すると変形が固定化してしまうリスクが高くなります

変形の程度を判断する目安としては、頭を上から見たときの左右差、後頭部の平坦化の程度、耳の位置のずれなどがあります。これらが明らかに目立つ場合は、様子を見るだけでなく、専門家の評価を受けることをおすすめします。

様子を見ていい期間と判断基準

小児科で「様子を見ましょう」と言われた場合、どのくらいの期間様子を見ればいいのか、明確な指示がないことも多いですよね。一般的には、生後2〜3ヶ月で向き癖に気づいた場合、まず2〜4週間程度、体位変換などの工夫をしながら様子を見ることになります。その間に改善の兆しが見られるかどうかが、一つの判断基準になります。

改善の兆しとは、以前よりも反対側を向く時間が増えた、頭の形の変化が止まった、首の動きがスムーズになってきたといった変化です。こうした変化が見られれば、そのまま様子を見ても問題ない可能性が高いでしょう。逆に、2〜4週間経っても全く変化が見られない、むしろ変形が進んでいるように感じる場合は、別の対策を考える必要があります。

月齢による判断の違い

赤ちゃんの月齢によっても判断基準は変わってきます。生後2〜3ヶ月であれば、首すわりまで様子を見る余裕がありますが、すでに生後5〜6ヶ月になっている場合は、頭蓋骨が硬くなり始める時期が近づいているため、早めの対応が必要です。首がすわってきたのに向き癖が改善しない場合は、筋肉や骨格に問題がある可能性を考える必要があります。

また、寝返りができるようになっても向き癖が続いている場合も注意が必要です。運動発達が進んでいるにもかかわらず向き癖が残るということは、単なる習慣ではなく、体のどこかに原因がある可能性が高いからです。

自然治癒を待つことのリスク

様子を見ている間にも、赤ちゃんの頭蓋骨は日々成長しています。向き癖があると、いつも同じ部分に圧力がかかり続けるため、その部分が平らになったり、全体のバランスが崩れたりします。生後6ヶ月までは頭蓋骨が柔らかいため変形しやすい時期であり、同時に矯正もしやすい時期でもあります。この大切な時期に適切な対処をしないと、後から改善が難しくなってしまうのです。

実際、当院に来られる方の中には、「様子を見ましょう」と言われて半年以上経過し、気づいたら生後8ヶ月や10ヶ月になっていたというケースもあります。この時期になると頭蓋骨がかなり硬くなっており、改善に時間がかかったり、完全な改善が難しくなったりすることがあります。

心理的な負担も考慮すべき

様子を見ている間、保護者の方は毎日不安を抱えながら過ごすことになります。「本当にこのままでいいのかな」「悪化していないかな」と気になって、赤ちゃんの頭の形を何度もチェックしてしまう方も少なくありません。この心理的な負担も決して小さくはないのです。不安を抱えたまま過ごすよりも、専門家の評価を受けて現状を正確に把握し、必要な対策を取る方が、精神的にも楽になることがあります。

自然治癒を促すためにできること

様子を見るといっても、何もせずただ待つのではなく、自然治癒を促すために家庭でできることはたくさんあります。まず基本となるのが体位変換です。寝かせるときに、毎回頭の向きを変えるように意識しましょう。右向きで寝たら次は左向き、というように交互に変えていきます。ただし、無理に固定するのではなく、赤ちゃんが自然とその向きで寝られるように環境を整えることが大切です。

抱っこの向きを変えることも効果的です。授乳のときも、左右の胸を交互に使う、フットボール抱きを取り入れるなど、いつも同じ向きにならないように工夫しましょう。タミータイムといって、起きている時間にうつ伏せで遊ばせる時間を作ることも、首の筋肉を鍛え、頭の圧力を分散させるのに役立ちます。

環境の見直しも重要

赤ちゃんが特定の方向を向きやすくなる環境要因がないか、見直してみましょう。ベビーベッドの位置、照明の向き、窓からの光、おもちゃの配置など、赤ちゃんの視線を引く要素が偏っていないか確認してください。これらを変えるだけで、向き癖が改善することもあります。また、ドーナツ枕などの矯正グッズを使う方法もありますが、使用については小児科医や専門家に相談してからにしましょう。

専門家に相談すべきタイミング

様子を見ていいのか、それとも治療が必要なのか、判断に迷ったときは専門家に相談することをおすすめします。特に、体位変換などの工夫を2〜4週間続けても改善が見られない場合、頭の変形が目立ってきた場合、首を反対側に向けようとすると明らかに嫌がる場合などは、早めの相談が必要です。生後4〜5ヶ月を過ぎても向き癖が続いている場合も、一度評価を受けた方がよいでしょう。

当院では、赤ちゃんの体全体を詳しく検査し、向き癖の根本原因を特定していきます。首の筋肉の状態、骨盤や背骨のバランス、関節の動きなどを細かくチェックし、自然治癒が期待できるのか、それとも施術が必要なのかを判断します。検査の結果、軽度で自然治癒が期待できると判断した場合は、家庭でのケア方法を詳しくお伝えします。施術が必要と判断した場合は、やさしいタッチで赤ちゃんの体のバランスを整えていきます。

セカンドオピニオンも一つの選択肢

小児科で「様子を見ましょう」と言われたけれど納得できない、別の意見も聞いてみたいという場合は、セカンドオピニオンを求めることも大切です。医師によって見解が異なることもありますし、専門分野によって判断基準も変わってきます。小児科医、整形外科医、整骨院や整体院など、それぞれの専門家の意見を聞いて、総合的に判断することも一つの方法です。

判断を先延ばしにしないで

向き癖が自然に治るケースもあれば、適切な治療が必要なケースもあります。大切なのは、その見極めをしっかりと行い、必要な対策を適切なタイミングで始めることです。「様子を見ましょう」と言われたからといって、ただ時間が過ぎるのを待つのではなく、家庭でできるケアを実践しながら、改善の兆しがあるかどうかを注意深く観察してください。

私も3人の子どもを育てた経験から、育児の不安や迷いはよくわかります。「これで大丈夫かな」と心配になる気持ち、「後で後悔したくない」という思い、どちらも親として当然の感情です。だからこそ、一人で悩まず、判断に迷ったときは専門家に相談してほしいのです。当院では、向き癖の程度を客観的に評価し、自然治癒が期待できるのか、治療が必要なのかをしっかりとお伝えします。そして、それぞれの赤ちゃんに合わせた最適な方法をご提案いたします。様子を見ていいのか迷っている方、向き癖が改善しないと感じている方、どうぞお気軽にご相談くださいね。


院長:中林

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