
院長:中林お気軽にご相談ください!

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こんにちは、堺市北区中百舌鳥で治療院をしている中林です。最近、生理予定日の前後で「なんだかいつもと体調が違う」と感じていませんか?もしかして妊娠かもしれないと思いながらも、妊娠検査薬を使うにはまだ早いし、この微妙な体の変化が何なのか不安になっている方もいらっしゃると思います。当院には妊娠中の体調管理でお悩みの方が多く来院されるのですが、その中で妊娠初期から感じていた体の変化について相談を受けることがよくあります。


実は妊娠すると、気づかないうちに体の中ではホルモンバランスが大きく変化していて、それが様々な症状として現れてくるんです。今回は妊娠初期に起こる体の変化について、いつ頃からどんな症状が現れるのか、生理前の症状との違いなど、知っておいてほしいことをお伝えしていきますね。


妊娠初期の体の変化を正しく理解することで、安心して過ごせるようになりますよ
妊娠初期症状というのは、受精卵が子宮に着床してから妊娠15週頃までの間に起こる、体の様々な変化のことを指します。多くの方は生理予定日の前後、つまり妊娠3週から4週頃に最初の変化を感じ始めることが多いんです。ただ、この時期はまだ妊娠検査薬でも反応が出ないことがあるため、妊娠に気づかずに過ごしている方も少なくありません。
妊娠すると体内では妊娠を維持するためのホルモンが急激に分泌され始め、このホルモンの影響で様々な症状が引き起こされます。症状の現れ方や強さには個人差が大きく、ほとんど何も感じない方もいれば、日常生活に支障が出るほど辛い症状に悩まされる方もいらっしゃいます。
妊娠超初期とは医学的な正式な用語ではないのですが、一般的には妊娠0週から3週頃、つまり受精から着床までの期間を指すことが多いです。一方、妊娠初期は妊娠4週から15週までの期間を指し、妊娠4週というのはちょうど生理予定日の頃にあたり、このあたりから妊娠検査薬で陽性反応が出始めます。
妊娠初期には実に様々な症状が現れる可能性があります。当院に来院される妊婦さんからもよく聞くのですが、一つの症状だけでなく複数の症状が同時に現れることも珍しくありません。ここでは代表的な症状をいくつかご紹介していきますね。
妊娠初期の症状として比較的早い段階で気づきやすいのが、おりものの変化です。妊娠するとおりものの量が増えたり、色や質感が普段と違うと感じる方が多くいらっしゃいます。また、妊娠3週頃、つまり着床の時期に少量の出血が見られることがあり、これを着床出血と呼びます。着床出血は生理のような鮮やかな赤色ではなく、薄いピンク色や茶褐色であることが多く、量も生理に比べてごく少量で1日から3日程度で止まるのが特徴です。
妊娠すると乳腺が発達し始めるため、胸が張ったり痛みを感じたりすることがあります。生理前にも同じような症状が現れることがあるのですが、妊娠による胸の張りは生理前よりも強く長く続く傾向があります。服が擦れただけで痛みを感じたり、乳首が敏感になって触れるのが辛いという方もいらっしゃいます。
妊娠初期には子宮が少しずつ大きくなり始めるため、下腹部に違和感や軽い痛みを感じることがあります。生理痛に似たような鈍い痛みだったり、引っ張られるような感覚だったり、チクチクとした痛みだったり、感じ方は人それぞれです。我慢できる程度の軽い痛みであれば様子を見ても大丈夫ですが、強い痛みが続いたり出血を伴う場合は、すぐに医療機関を受診してください。
妊娠初期には急激なホルモンバランスの変化により、異常なほどの眠気や体のだるさを感じる方が非常に多いです。夜しっかり寝ているのに日中も眠くて仕方ない、いくら寝ても疲れが取れないという状態になることもあります。これは妊娠を維持するために分泌されるプロゲステロンというホルモンが眠気を引き起こすためです。無理をせずに休める時は横になって体を休めることが大切です。
妊娠5週から6週頃になると、いわゆる「つわり」の症状が現れ始める方が増えてきます。吐き気がしたり実際に嘔吐してしまったり、特定の匂いが受け付けなくなったり、食べ物の好みが変わったりと、様々な形で現れます。この時期は無理に栄養バランスを気にせず、食べられるものを食べられる時に食べるという姿勢で大丈夫です。
基礎体温を測っている方であれば、妊娠すると高温期が続くことに気づくと思います。体が火照ったような感じがしたり、微熱があるように感じたりすることがあります。また、子宮が少しずつ大きくなり始めるため膀胱が圧迫されてトイレが近くなったり、ホルモンの影響で腸の動きが鈍くなり便秘になりやすくなったりします。ホルモンバランスの急激な変化は精神面にも影響し、些細なことでイライラしたり、急に悲しくなったりすることもあります。
妊娠初期症状と生理前症状(PMS)は非常によく似ているため、区別するのが難しいことが多いです。ただ、いくつかのポイントに注目すると、違いに気づけることもあるんです。まず症状の持続期間に注目してみてください。生理前症状は生理が始まると治まることがほとんどですが、妊娠している場合は生理予定日を過ぎても症状が続きます。
基礎体温を測っている方であれば、高温期が16日以上続いている場合は妊娠の可能性が高いと言えます。また、着床出血があった場合は妊娠のサインである可能性が高いです。確実に判断するには妊娠検査薬を使用するか、産婦人科を受診することが一番確実な方法です。
妊娠の可能性がある場合、いくつか注意していただきたいことがあります。妊娠初期は赤ちゃんの重要な器官が形成される時期なので、この時期の過ごし方が今後の妊娠経過に影響することもあるんです。妊娠中のアルコール摂取やタバコは胎児に悪影響を及ぼすため、妊娠が判明したら直ちに控える必要があります。
妊娠初期は特に薬の影響を受けやすい時期なので、市販薬であっても安易に服用しないことが大切です。頭痛や風邪のような症状が出ても、まずは妊娠の可能性を考えて、薬を飲む前に医師や薬剤師に相談してください。また、激しい運動や重い物を持ち上げるような動作は避けた方が安心です。適度な運動は問題ありませんが、体に負担がかかる動作には注意が必要です。
妊娠初期から体の変化や不調を感じている方の中には、「妊娠中だから仕方ない」と我慢してしまう方が多いのですが、実は適切なケアで症状を軽減できることも多いんです。当院では妊婦さんの体に精通した国家資格を持つ院長が、妊娠週数や体の状態に合わせた安全な施術を行っています。特に妊娠初期から始まる腰痛や肩こり、骨盤の歪みなどは、早めの段階から体のバランスを整えておくことで、妊娠期間を通して快適に過ごせるようになります。
妊娠初期は不安なことも多く、体の変化に戸惑うこともあると思います。でも、それは赤ちゃんが元気に育っている証拠でもあるんですね。症状の多くは妊娠中期以降に落ち着いてくることがほとんどですので、今は無理をせず、自分の体を大切にしてあげてください。辛い症状が続く場合や日常生活に支障が出ている場合は、一人で我慢せずに専門家に相談することをおすすめします。妊娠は人生の中でも特別な期間です。この大切な時期を少しでも快適に過ごせるよう、当院では妊婦さん一人ひとりの状態に合わせたサポートを行っています。妊娠初期の体調に不安を感じている方は、いつでもお気軽にご相談ください

