緊張性頭痛

緊張性頭痛とは

緊張性頭痛とは頭全体が鉢巻きやベルトで締め付けられるような圧迫感や重苦しさを感じる頭痛のことです。片頭痛のようなズキズキとした拍動性の痛みではなく、頭に重い石を乗せられているような鈍い痛みが特徴です。

痛みの程度は軽度から中等度で、30分から7日間持続し多くの場合両側性に現れます。吐き気や嘔吐を伴うことはなく、首や肩のこりを併発することが多いです。月に15日未満の反復性のものと、3ヶ月以上にわたって月15日以上起こる慢性のものに分類されます。

日本における緊張性頭痛の患者数は約2200万人とされ、これは15歳以上の国民の実に22％に相当します。頭痛全体の患者数が約3000万人の中で、緊張性頭痛は最も多い頭痛のタイプとなっています。年齢層では中高年に多く見られ、性別では女性にも男性にも同程度に発症し、頭痛の原因の7～8割を占めているのが現状です。

また、慢性化すると仕事や日常生活への支障が大きくなり、集中力の低下、睡眠障害、精神的なストレスの蓄積により、うつ病や不安障害を併発するリスクも高まります。最悪の場合、社会生活に大きな制限が生じ、生活の質が著しく低下してしまいます。

緊張性頭痛の原因

緊張性頭痛は難治性症状と言われているため、整骨院では頻繁にみる症状ではないかもしれませんが、当院には病院を受診されてから来院される方が数多くいらっしゃいます。

これまでの検査結果や臨床経験から断言できるのは、緊張性頭痛はひとつの原因で起こっているものではないということです。

緊張性頭痛の原因として次のようなものが挙げられます。

緊張性頭痛はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。長時間の同一姿勢やデスクワーク、人間関係の悩みなどのストレスにより、首や肩の筋肉が緊張し血流が悪化することで頭痛が発症します。

パソコン作業や下向きの姿勢を長時間続けることで、頭部を支える筋肉が疲労し、血行不良により老廃物が蓄積して炎症を起こすことも原因となります。また、心配事や不安、うつ状態などの精神的ストレスにより、脳の痛み調節機能が正常に働かなくなることもあります。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。

緊張性頭痛でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

緊張性頭痛の場合、病院では以下の治療法が一般的です。

鎮痛薬の処方

長期服用により薬物乱用頭痛を引き起こすリスクがあり、胃腸障害などの副作用も懸念されます。根本的な解決には繋がらず対症療法に留まります。

予防薬の処方

抗うつ薬などは効果が現れるまでに時間がかかり、眠気や体重増加などの副作用があります。長期服用が必要で薬物依存のリスクもあります。

理学療法

効果が現れるまでに時間がかかり、継続的な通院が必要で費用もかかります。技術者の技量により効果に差が生じることもあります。

緊張性頭痛を改善するために

緊張性頭痛の改善には、症状の原因を正確に特定することが何よりも重要です。当院では、徹底した検査によって一人ひとりの症状の原因を明らかにします。

緊張性頭痛は、単に首や肩の筋肉の問題だけでなく、骨格の歪みや姿勢の問題、ストレスや生活習慣、全身のバランスなども関係しています。

当院では、首や肩だけでなく、体全体のバランスを整えることで、緊張性頭痛の根本的な改善を目指します。

また、日常生活での注意点やセルフケアの方法もお伝えし、再発防止にも力を入れています。薬に頼らない改善を目指す方法を、一人ひとりの状態に合わせてご提案いたします。

当院の特徴

当院では、臨床歴25年を超える国家資格を持つ院長が、問診から施術まで責任をもって全てを担当します。

二名以上の施術者がいる場合、施術者によって経験に差があったり、検査結果が共有されていなかったりする可能性がありますが、当院ではそのような心配はありません。

緊張性頭痛の改善には頭痛の症状だけでなく、身体全体の状態を把握することが最も重要です。とくに緊張性頭痛の場合はいままでと同じ治療法、習慣、アプローチでは根本解決につながりません。

最短で改善に導くために、検査はとても重要です。検査もせず、いきなり施術を始める治療院もありますが、症状の原因を特定できていなければ、何度も何度も同じ症状を繰り返すことになります。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。骨格の専門家である私にお任せください。

緊張性頭痛のQ＆A

緊張性頭痛は自然に治りますか？

軽度で一時的なストレスが原因の場合は改善することがありますが、慢性化している場合は適切な治療が必要です。根本原因を取り除かなければ再発を繰り返す可能性が高いです。

緊張性頭痛の人がやってはいけないことは？

長時間の同一姿勢、過度のストレス、睡眠不足、市販薬の乱用は症状を悪化させます。また痛みを我慢し続けることで慢性化のリスクが高まるため注意が必要です。

緊張性頭痛と片頭痛の違いは何ですか？

緊張性頭痛は締め付けられるような鈍い痛みで両側性、片頭痛は拍動性の強い痛みで片側性が多く、吐き気や光過敏を伴うことが特徴的な違いです。

何科を受診すればよいですか？

頭痛外来が最適ですが、ない場合は脳神経内科や神経内科を受診してください。まずは内科でも相談可能ですが、専門性の高い診断が必要です。

ストレスが原因の頭痛はどう対処すればよいですか？

ストレス要因の特定と軽減、適度な運動、十分な睡眠、リラクセーション法の習得が効果的です。当院では根本的なストレス軽減のアプローチを行っています。

デスクワークでの予防方法はありますか？

1時間に1回の休憩、正しい姿勢の維持、モニターの高さ調整、適度なストレッチが効果的です。当院では職場環境に応じた具体的な予防指導も行っています。

緊張性頭痛の根本的な改善方法はありますか？

当院では骨格の歪みや筋肉の緊張に着目した施術により、薬に頼らない根本的な体質改善を目指します。多くの患者様が症状の軽減を実感されています。

緊張性頭痛が改善せずに悩んでいた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院では、緊張性頭痛の根本原因を追究し、一人ひとりに合わせた施術プランをご提案しています。25年以上の臨床経験と10万人以上の施術実績を活かし、薬に頼らない改善を目指す方法をご提案いたします。

原因がわかり改善方法がわかれば、抱えている不調も怖いものではありません。ずっと諦めていたことができるようになると、きっと人生はもっと楽しくなります。

緊張性頭痛のせいで、やりたいことを諦めてしまう前に、一人で悩まず、ぜひ一度ご相談ください。