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画像検査にも限界がある|知るべき3つの理由

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事故に遭ってから首の痛みや手のしびれが続いているのに、整形外科でレントゲンを撮ったら「骨に異常はありませんね」と言われて戸惑っていませんか。確かに痛いのに、画像では何も映っていないと言われると、「自分の症状は気のせいなのか」「本当はもっと悪いところがあるんじゃないか」と不安になりますよね。

実は当院に来られるむちうちの患者さんの多くが、同じような経験をされています。レントゲンやMRIで「異常なし」と言われたけれど症状は続いている、保険会社から「画像で異常がないなら治療費は出せない」と言われて困っている、そんな方が本当に多いんです。

画像検査で異常が見つからないのには、医学的な理由があります。決してあなたの症状が嘘だとか、気のせいだということではないんですね。むしろ、むちうちという症状の特性と画像検査の技術的な限界が関係しているんです。

院長:中林

画像検査には限界があり、映らない損傷も数多く存在します

目次

レントゲン検査で分かることと分からないこと

まず最初に理解していただきたいのは、レントゲン検査というのは骨の状態を見るための検査だということです。事故直後に整形外科を受診すると、ほとんどの場合レントゲン撮影が行われますが、これは骨折や脱臼がないかを確認するためなんですね。

レントゲンで分かるのは、骨の位置関係や骨折の有無、骨の変形といった骨に関する情報だけです。逆に言えば、筋肉や靭帯、神経といった軟部組織の状態は、レントゲンでは全く映らないんです。むちうちで最も多く損傷するのは、実はこの軟部組織なんですね。

事故の衝撃で首がムチのようにしなると、首の筋肉や靭帯が急激に引き伸ばされます。この時に筋線維の微細な断裂や、靭帯の部分的な損傷が起こるんですが、これらはレントゲンには映りません。だから「骨に異常はありません」と言われても、実際には組織は損傷しているんです。

レントゲンで見えるもの

レントゲン検査では、頚椎の骨の配列や椎間板の高さの変化、骨棘の有無などを確認できます。また、ストレートネック(頚椎の前弯が失われた状態)も分かります。ただし、これらの所見があったとしても、事故による急性の損傷なのか、以前からあった変化なのかを区別するのは難しいんですね。

レントゲンで見えないもの

筋肉の損傷や炎症、靭帯の部分断裂、神経の圧迫や炎症、椎間板の内部の損傷といった軟部組織の問題は、レントゲンでは確認できません。むちうちの症状の原因となる損傷の大部分は、実はレントゲンに映らない部分で起きているんです。

MRI検査でも分からないことがある

「レントゲンで異常がないなら、MRI検査を受ければ詳しく分かるんじゃないか」と考える方も多いと思います。確かにMRIは軟部組織を映し出すことができる優れた検査方法です。しかし、MRI検査にも限界があるんですね。

MRIでは、椎間板ヘルニアや神経根の圧迫、脊髄の損傷といった比較的大きな異常は確認できます。でも、筋肉の微細な損傷や初期の炎症、神経の機能的な問題といった細かい変化は、MRIでも映らないことが多いんです。

特にむちうちの急性期には、組織の損傷があっても画像上の変化として現れるまでに時間がかかることがあります。事故直後にMRIを撮っても「異常なし」と言われたけれど、実際には損傷は起きているというケースも珍しくありません。

MRI検査のタイミング

MRI検査を受けるなら、事故から2週間から1ヶ月程度経過した時期が良いとされています。この時期になると、組織の変化が画像上に現れやすくなるからです。ただし、これも絶対的なものではなく、タイミングによっては異常が見つからないこともあります。

画像検査に映らない痛みの正体

では、画像検査で異常が見つからないのに、なぜ痛みやしびれが続くのでしょうか。これには複数の理由があります。臨床経験25年、10万人以上の患者さんを診てきた立場から説明させていただきますね。

まず、筋膜の損傷や癒着です。筋肉を覆っている筋膜という組織が、事故の衝撃で損傷したり癒着したりすることがあります。これは画像検査では確認が難しいんですが、痛みの原因になることが非常に多いんです。

次に、神経の機能的な問題です。神経自体に構造的な損傷がなくても、神経の過敏化や機能低下が起こることがあります。これも画像では分かりませんが、しびれや感覚異常の原因になります。

さらに、関節の微細な動きの異常も画像では捉えられません。頚椎の関節が正常な位置にあっても、動きが制限されていたり、動きのパターンが変わっていたりすることがあります。これが痛みや可動域制限につながるんですね。

画像所見がないと言われた時の対処法

レントゲンやMRIで「異常なし」と言われても、決して諦める必要はありません。むしろ、ここからが本当の原因を見つける重要な段階なんです。当院では、画像検査で異常が見つからなかった方に対して、5種類の独自検査を行っています。

まず重要なのは、神経学的検査です。深部腱反射や筋力検査、感覚検査などを詳しく行うことで、神経の機能状態を評価できます。これらは画像には映らない情報を提供してくれる大切な検査なんです。

次に、関節の可動域検査です。どの方向にどのくらい動かせるか、どこで痛みが出るかを細かく確認していきます。画像では静止した状態しか分かりませんが、実際の動きを見ることで問題が明らかになることが多いんですね。

姿勢分析も重要です。当院では姿勢分析ソフトを使って、身体全体のバランスを数値化します。事故の衝撃で身体のバランスが崩れていることが、画像検査では分からない痛みの原因になっていることもあるんです。

継続的な通院記録の重要性

画像所見がない場合でも、症状の一貫性と継続性を記録に残すことが大切です。定期的に通院して、症状の経過を詳しく記録してもらいましょう。これは後遺障害認定を受ける際にも重要な資料になります。

後遺障害認定と画像所見の関係

後遺障害の認定を考えている方にとって、画像所見の有無は確かに重要なポイントです。12級認定を受けるためには、画像所見が必要とされています。しかし、画像所見がなくても14級認定を受けられる可能性は十分にあります

14級認定では、画像所見よりも症状の一貫性や継続性、神経学的検査の結果などが重視されます。半年以上継続して通院し、症状が一貫していることを示せれば、画像で異常が見つからなくても認定される可能性があるんです。

大切なのは、最初の診断から症状固定まで、しっかりと通院を続けることです。途中で通院を中断してしまうと、「もう治ったのでは」と判断されてしまう可能性があります。症状が続いている限りは、きちんと通院を続けることが重要なんですね。

保険会社への対応

保険会社から「画像で異常がないので治療費を打ち切る」と言われることがあります。しかし、画像検査に異常がないことと、症状がないことは別問題です。医師の診断書に基づいて、治療継続の必要性を主張することができます。必要であれば、弁護士に相談することも検討してください。

当院での実際の取り組み

当院には、整形外科で「画像に異常はない」と言われた後に来院される方が本当に多いです。私自身も小学1年生の時に交通事故で骨折を経験し、長いリハビリを経験しました。だからこそ、事故後の不安な気持ちがよく分かるんです。

画像検査で異常が見つからなくても、詳細な検査を行えば必ず何かしらの問題が見つかります。頚椎関節の可動域低下、筋肉の過緊張、神経の過敏化、姿勢のバランス異常など、画像には映らない問題を特定することが改善への第一歩なんですね。

当院では、問診から検査、施術まで、すべて私が一人で担当しています。だから、検査結果が共有されないとか、施術者によってレベルが違うといった心配はありません。一人ひとりの状態をしっかり把握して、最適な施術プランを提供できるんです。

実際に、他の医療機関で「異常なし」と言われて諦めかけていた方が、当院の施術で改善されたケースは数えきれないほどあります。「やっと原因が分かった」「こんなに楽になるとは思わなかった」という言葉をいただくと、本当に嬉しく思います。

画像検査の限界を理解することの大切さ

画像検査は確かに有用な検査方法ですが、完璧なものではありません。特にむちうちのような軟部組織の損傷が中心の症状では、画像検査だけで全てを判断することはできないんです。

「画像で異常がない」と言われても、それはあなたの症状が存在しないということではありません。むしろ、画像には映らない部分に問題があるということなんですね。この事実を理解することが、適切な治療を受けるための第一歩になります。

大切なのは、画像検査の結果だけにとらわれず、実際の症状や身体の状態を総合的に評価することです。痛みやしびれといった自覚症状も、立派な医学的な所見なんです。その症状を訴え続けること、記録に残すことが重要なんですね。

もしあなたが今、「レントゲンで異常がないと言われたけれど痛みが続いている」「MRI検査を受けても何も見つからなかった」と悩んでいるなら、ぜひ一度ご相談ください。画像検査では分からなかった原因を、詳細な検査で特定することができます。

画像所見がないことで治療を諦める必要はまったくありません。むしろ、画像に映らない問題だからこそ、経験豊富な専門家による詳しい検査と適切な施術が必要なんです。一人で悩まず、いつでもお気軽にご相談くださいね。


院長:中林

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