
院長:中林お気軽にご相談ください!

院長:中林お気軽にご相談ください!
こんにちは。堺市北区で整骨院をしている中林です。最近、当院には病院で不妊に関する治療を受けながら、体のコンディションを整えたいという方が増えています。その中で「先生、病院ではどんなことをするんですか」「費用はどのくらいかかるんでしょうか」といった質問をよくいただきます。
実は不妊でお悩みの方の多くが、病院での治療内容や流れについて十分な情報がないまま、不安を抱えていらっしゃいます。タイミング法から始まって人工授精、体外受精へとステップアップしていく中で、仕事との両立や費用の問題、体への負担など、考えるべきことがたくさんあります。


今日は、病院で行われる一般的な治療方法と、整骨院の立場から見た体作りの大切さについて、できるだけ分かりやすくお話ししたいと思います。


病院での治療と整骨院での体質改善、両方を組み合わせることで妊娠への道が開けることがあります
まず、病院での治療がどのように進むのかをお話しします。多くのクリニックでは、最初に基本的な検査から始めます。女性は基礎体温の記録、ホルモン検査、超音波検査、子宮卵管造影検査などを行い、男性は精液検査を受けることが一般的です。これらの検査結果をもとに、どの方法から始めるかを決めていきます。
治療は通常、体への負担が少ない方法から段階的に進めていきます。最初はタイミング法から始まり、それで結果が出なければ人工授精へ、さらに体外受精へとステップアップしていくのが基本的な流れです。ただし、年齢や検査結果によっては、最初から人工授精や体外受精を勧められることもあります。
タイミング法は、最も自然に近い方法です。超音波検査やホルモン検査で排卵日を正確に予測し、その時期に夫婦生活を持つように指導します。自宅で基礎体温をつけるだけのタイミング法もありますが、病院では排卵誘発剤を使うことで排卵をコントロールし、妊娠の確率を高めます。
費用は保険適用で数千円程度と比較的手頃ですが、成功率は1回あたり5から10パーセント程度です。通常、半年から1年ほど試してみて、妊娠に至らなければ次のステップを検討します。
人工授精は、採取した精子を洗浄・濃縮して、排卵のタイミングに合わせて子宮内に直接注入する方法です。精子が子宮に到達するまでの距離を短くすることで、受精の確率を高めます。男性側の精子の数や運動率に問題がある場合や、タイミング法で結果が出なかった場合に選択されることが多いです。
2022年4月から保険適用になり、自己負担は1回あたり5千円程度になりました。成功率は1回あたり7から10パーセント程度で、通常3回から6回ほど試してみることが推奨されています。痛みはほとんどなく、処置も数分で終わります。
体外受精は、卵巣から卵子を採取し、体外で精子と受精させて、培養した受精卵を子宮に戻す高度な医療技術です。顕微授精は、精子を直接卵子に注入する方法で、精子の数が極端に少ない場合などに行われます。これらの方法は、卵管に問題がある場合や、人工授精で結果が出なかった場合の選択肢となります。
保険適用により費用は大幅に下がりましたが、それでも1回あたり15万円から30万円程度の自己負担が必要です。ただし、年齢による回数制限があり、40歳未満は通算6回まで、40歳以上43歳未満は通算3回までと決められています。成功率は年齢によって大きく異なり、35歳未満で約40パーセント、40歳以上では約10パーセント程度です。
多くの方が悩まれるのが、仕事との両立です。タイミング法や人工授精であれば、月に2回から3回程度の通院で済みますが、体外受精になると採卵前後は頻繁な通院が必要になります。排卵誘発の注射を毎日打つ必要があったり、卵胞の成長を確認するために数日おきに通院したりと、スケジュール調整が難しくなることもあります。
最近では不妊に関する治療への理解も進み、企業によっては特別休暇制度を設けているところも増えてきました。しかし現実には、職場に伝えづらい、周囲の目が気になるという方も多くいらっしゃいます。ご自身の体調や職場環境を考えながら、無理のない範囲で進めていくことが大切です。
ここからは、整骨院の立場からお伝えしたい大切なポイントです。病院での治療は医学的なアプローチで妊娠を目指しますが、体全体のバランスや血流の問題までカバーできているとは限りません。排卵誘発剤やホルモン剤で体の外側から働きかけても、肝心の受け皿である子宮や卵巣の環境が整っていなければ、なかなか結果につながりにくいのです。
当院で体を診させていただくと、骨盤が大きく歪んでいる方、股関節の動きが硬くなっている方、慢性的な冷えで血流が悪くなっている方が本当に多くいらっしゃいます。これらは血液検査やエコー検査では分からない問題ですが、妊娠にとっては非常に重要な要素なのです。
骨盤の中にある子宮は、これから授かる赤ちゃんが10月10日住む大切な家です。その家を支える土台である骨盤が傾いていたり歪んでいたりすれば、当然ながら子宮の位置も不安定になります。まずここを安定させることが、妊娠しやすい体を作る第一歩になるのです。
骨盤が正しい位置にあれば、子宮や卵巣への血流がスムーズになります。十分な血液が届くことで、卵巣では質の良い卵子が育ちやすくなり、子宮では受精卵を迎え入れる準備が整います。病院での治療と並行して骨盤を整えることで、治療の効果を最大限に引き出すことができるのです。
実際に当院では、骨盤の歪みを整えることで無事妊娠し出産された方もいらっしゃいます。病院での治療を受けながら定期的に骨盤調整を受けていただき、体全体のバランスが整ったことで自然妊娠につながったケースや、体外受精の成功率が上がったケースもあります。これは決して奇跡ではなく、体本来が持つ力を引き出した結果だと考えています。
もう一つ見逃せないのが自律神経の問題です。治療中のストレスや仕事の疲れ、周囲からのプレッシャーなどで自律神経が乱れると、ホルモンの分泌にも影響が出ます。排卵や着床は精密なホルモンバランスの上に成り立っているため、わずかな乱れが妊娠の妨げになることがあります。
当院では背骨や首の調整を通じて、自律神経の働きを正常化するサポートを行っています。施術を受けた方からは「夜ぐっすり眠れるようになった」「基礎体温が安定してきた」「生理痛が軽くなった」といった声をよくいただきます。体がリラックスすることで、自然と妊娠しやすい状態に近づいていくのです。
治療には経済的な負担も伴います。保険適用になったとはいえ、体外受精を数回繰り返せば数十万円の出費になります。さらに、仕事を休むことによる収入減や、サプリメント代なども考えると、家計への影響は小さくありません。
だからこそ、できるだけ効率よく、体を妊娠しやすい状態に整えておくことが大切です。病院での治療に何十万円も使うのであれば、その土台となる体作りにも少し投資するという考え方も一つの選択肢ではないでしょうか。整骨院での骨盤調整は1回数千円程度で、体外受精1回分の費用で数か月間、しっかりと体を整えることができます。
私は決して病院での治療を否定しているわけではありません。むしろ、医学的な検査と治療は絶対に必要だと考えています。ただ、それだけでは不十分な部分があるということをお伝えしたいのです。
実際に当院に来られる方の多くは、病院での治療と並行して体のメンテナンスを受けていらっしゃいます。「病院では卵子の質を高める治療をして、整骨院では血流を良くして卵巣に栄養を届けやすくする」というように、両方のアプローチを組み合わせることで、より良い結果につながる可能性が高まります。
体外受精を何度も繰り返しても結果が出なかった方が、骨盤調整を始めてから自然妊娠したというケースも実際にあります。それは偶然ではなく、体の土台が整ったことで、本来持っている妊娠する力が発揮されたのだと考えています。
これから治療を始めようと考えている方、すでに治療を受けているけれどなかなか結果が出ない方に、ぜひ知っておいてほしいことがあります。それは、妊娠は医療技術だけでなく、体全体の状態が深く関わっているということです。
睡眠不足、運動不足、食生活の乱れ、ストレス、冷え、骨盤の歪み、これらすべてが妊娠しやすさに影響します。病院での治療を受けながら、同時に生活習慣を見直し、体を整えていく。この両輪があってこそ、妊娠への道が開けていくのです。
治療について考えるとき、どうしても不安や焦りが先に立ってしまいます。「いつまで続けるべきか」「このまま妊娠できないのではないか」「仕事を辞めるべきか」といった悩みを一人で抱え込んでいる方が本当に多いです。
でも、妊娠への道はたくさんあります。病院での治療、整骨院での体質改善、生活習慣の見直し、パートナーとの協力。できることから一つずつ取り組んでいけば、必ず前に進めます。
もしあなたが今、治療を始めようか迷っているなら、あるいは治療を受けているけれど体への不安があるなら、ぜひ一度ご相談ください。25年以上、多くの方の体を診てきた経験から、あなたの体の状態を詳しくチェックし、今できる最善の方法をご提案させていただきます。病院での治療をより効果的にするために、私たちにできることがきっとあります。

