
院長:中林お気軽にご相談ください!

院長:中林お気軽にご相談ください!
「うちの子、なんでいつも同じ方向ばかり向いているんだろう」そんな疑問を感じたことはありませんか。
赤ちゃんに向き癖があると、頭の形への影響は知られています。でも、骨盤にまでゆがみが及ぶことはあまり知られていません。
首の向きの偏りは、実はそこだけの問題ではないのです。体幹のバランスが乱れ、骨盤へとその影響が連鎖することがあります。


どうも、堺市北区中百舌鳥で中林整骨院・なかもず院をしています、院長の中林です。最近、「向き癖が続いているうちに骨盤まで歪むと聞いて不安になった」というご相談が増えています。
臨床経験25年以上の経験から、今日はこのテーマについてできるだけわかりやすくお伝えしていきます。


向き癖の影響は首や頭だけにとどまりません。全身のつながりを知ることが根本改善への入口です。「首だけの問題」と思っていた方にこそ読んでいただきたい内容です
赤ちゃんの体は大人に比べてはるかに柔らかく、全身がつながりあっています。首の向きが偏ると頸椎(首の骨)の並び方に左右差が生まれ、その影響が背骨を通じて骨盤のねじれや傾きへと連鎖していきます。「首だけの問題でしょ?」と思われるかもしれませんが、赤ちゃんの体は大人以上に全身が一体として機能しています。一か所のバランスが崩れると、隣り合う関節が補正しようとして、その連鎖が骨盤まで届いてしまうのです。
向き癖が続くと、首を支える筋肉に左右差が生じます。片側の首の筋肉だけが慢性的に緊張した状態になると、体幹(胴体部分)の筋肉バランスも徐々に崩れていきます。
体幹がゆがみ始めると、骨盤を支える筋肉群にも偏りが出てきます。骨盤は上半身と下半身をつなぐ要です。ここがゆがむと、体全体の土台が傾いた状態になってしまいます。
当院に来院されるお子さんを検査すると、向き癖がある赤ちゃんほど骨盤の高さや傾きに左右差が確認されることが多いのは、まさにこの連鎖が起きているからです。
骨盤のゆがみは、向き癖や頭の形ほど見た目に表れないため、発見が遅れやすいのが現状です。首の傾きは目で見てすぐわかりますが、骨盤のゆがみは赤ちゃんが動き始めるまで表面化しにくいのです。
ねんねの時期はあまり問題になりませんが、寝返り・ズリバイ・ハイハイと発達が進むうちに、動き方の左右差として少しずつ現れてきます。これが「気づいたときには月齢が進んでいた」という状況につながりやすいのです。
ここが多くの保護者の方が最も気になるところではないでしょうか。骨盤のゆがみは、赤ちゃんの運動発達に具体的な影響をもたらすことがあります。決して脅かしたいわけではありませんが、正しく知って早めに動いていただくためにお伝えします。骨盤は全身運動の「土台」であり、ここのバランスが崩れると、寝返りからハイハイ・立つ・歩くという一連の発達に響いてくることがあります。
一番わかりやすいサインが、寝返りの左右差です。いつも右側にしか転がらない、ズリバイのとき体が円を描くように一方向にしか進めないという様子が見られたら、骨盤や体幹の左右差が関係している可能性があります。
ハイハイが始まっても、片側の脚の蹴り出しが弱い、股関節を開く角度に左右差があるという場合も同様です。発育性股関節形成不全との関連が疑われるケースもあるため、気になる場合は早めに専門家へ相談することをおすすめします。
赤ちゃんのうちに骨盤のゆがみを整えておかないと、歩き始めた後の姿勢にまで影響が出ることがあります。片足に体重が乗りやすかったり、歩き方がどことなく左右非対称だったりするケースです。
骨格が固まりきる前の今だからこそ整えることが最もしやすく、時期を逃すほど改善に時間がかかるようになります。「もう少し様子を見よう」の積み重ねが、気づいたときには選択肢を狭めてしまうことにもなりかねません。
専門家でなくても確認できる方法があります。まずお子さんをあお向けに寝かせて、両足をそっと持ち上げてみてください。このとき脚の長さに差を感じたり、開き具合に明らかな違いがあったりする場合は要注意のサインです。
また寝返りを打つときに必ず同じ方向にしか転がらない場合も、体幹・骨盤の左右差が疑われます。月齢によってはまだ寝返り自体ができない時期もありますので、発達段階を確認しながら観察してみてください。
向き癖が続いている場合、頭のゆがみも同時に進みやすくなります。頭・体幹・骨盤をセットで確認していくことが、全体像を把握するうえで大切です。
向き癖を放置すると骨盤のゆがみに発展するリスクがあることをお伝えしましたが、正しく対処すれば十分に改善できます。大切なのは首や頭だけでなく、全身のバランスを整えるアプローチをとることです。まずは日常の環境調整から始めて、それでも改善しない場合は専門的なアプローチを検討してみてください。
まず取り組みやすいのが日常の環境を変えることです。授乳のときは左右交互に抱く向きを変える、ベビーベッドの向きを定期的に入れ替える、おもちゃや声かけを苦手な方向から行うといった工夫が効果的です。
向き癖の原因別の対処法については、赤ちゃんの向き癖の原因と対処法でも詳しく解説しています。環境を整えるだけで改善するケースも少なくありませんので、まずここから試してみてください。
骨盤のゆがみや体幹の左右差が強い場合、日常の工夫だけでは限界があります。特に頭の形にも変化が出始めている場合は、頭蓋骨が固まりきる前の早めの対処が鍵になります。
整骨院・整体院では、首だけでなく骨盤や体幹を含めた全身評価を行ってもらえるため、医療機関の「様子見」で終わってしまったケースでも改善につながることがあります。施術を受けるかどうかの判断は相談後でも遅くありません。まずは状態を診てもらうことが大切です。
当院では赤ちゃんの向き癖に対して、首だけを診るのではなく、頭蓋骨・頸椎・胸椎・骨盤まで全身を一体として評価します。お子さんの柔らかい体に強い力をかけることは一切なく、優しく丁寧な施術で全身のバランスを整えていきます。
初回は問診で妊娠・出産時の状況や生活環境を詳しくお聞きしたうえで、姿勢分析・関節可動域検査などを通じて骨盤の傾きや体幹の左右差を確認し、根本原因を特定していきます。
生後3ヶ月が施術のひとつの勝負期と私は考えています。月齢が進むほど骨格が固まり改善に時間がかかるようになるため、早めにご相談いただくほど結果が早く出るのが実感です。
また、産後のお母さん自身の骨盤ゆがみと赤ちゃんの向き癖を同時にケアしたいというご要望にも対応しています。お母さんと赤ちゃんの骨盤、一緒に整えていきましょう。
向き癖は「首の問題」にとどまらず「全身のバランスの問題」です。骨盤のゆがみへの連鎖を防ぐには、気づいたときが一番のケアのタイミングです。「まだ様子見でいいかな」と迷っているうちにも、お子さんの骨格は少しずつ固まっていきます。どうか一人で抱え込まないでください。どんな小さな疑問でも、いつでも気軽にご相談いただければと思います。堺市北区中百舌鳥から、あなたとお子さんの健康を全力でサポートします。

