
院長:中林お気軽にご相談ください!

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こんにちは、中林整骨院・なかもず院の中林です。風邪やインフルエンザでつらい発熱は治まったのに、体の重さとだるさだけが残って思うように動けない日が続くと、「本当に治っているのかな」と不安になりますよね。最近当院でも同じようなお悩みで来院される方が増えており、皆さん口をそろえて「熱は下がったのに体がついてこない」と心配されています。もし今あなたも発熱後のだるさでお困りなら、今回の発熱後の倦怠感についての解説がお役に立てるはずです。




幼少期によく風邪をひき、熱が引いたあともしばらく続く体のだるさを何度も経験したので、「治ったはずなのに重い」というあの感覚は今でもよく覚えています。
発熱後の回復期に体がだるく感じるのは、風邪・インフルエンザ・新型コロナなど多くの感染症でよくみられる反応で、特別めずらしいことではありません。通常は、熱が下がってから数日〜2週間ほどかけて少しずつ元の状態に戻っていきますが、年齢や体力、睡眠・栄養状態などによって、この期間にはかなり個人差があります。
「こういう経過はよくあること」と分かるだけでも、余計な不安を手放しやすくなります。とはいえ、放っておくと長引いてしまうケースもあるため、早めに正しい知識を持って対処することが大切です。いまのだるさは、熱が下がってから何日目くらいでしょうか。
ここからは、全体像と注意したいポイントを整理していきます。
解熱後およそ1週間以内であれば、多くの場合は自然な回復過程と考えられ、こまめな休息と食事の見直しで徐々に楽になっていきます。一方で、10日〜2週間以上たっても強いだるさがほとんど変わらない場合は、体力低下や自律神経の乱れなど別の要因も重なっている可能性を考えたほうが安心です。
仕事復帰や家事・育児のペースを決めるときも、この目安を参考にしながら「少し物足りないくらいの負荷」からスタートするのがおすすめです。
発熱後にだるさが長引く背景には、脳の炎症反応、免疫システムの余韻、安静による筋力低下、自律神経の乱れ、栄養バランスの崩れという複数のメカニズムが関わっています。これらが重なり合うことで、「寝ても疲れが抜けない」「少し動いただけでぐったりする」といった状態が続きやすくなります。
一つずつ整理していくと、自分にはどの要素が強く出ていそうかイメージしやすくなり、対策も取りやすくなります。
感染と戦っているあいだ、体内では炎症性物質が多く作られ、脳に「しっかり休んで回復を優先しなさい」という強い指令を出します。この物質がしばらく残ることで、熱が下がったあとも体が重く、朝からエンジンがかかりにくい状態が続きやすくなります。
「集中できない」「頭がぼんやりする」といった症状も、この脳からの休養サインが関わっていることが多いです。
ウイルスを追い出すためにフル稼働していた免疫システムは、発熱が落ち着いたあともすぐには通常モードに戻らず、しばらく余韻のように働き続けます。その結果、体の内側でエネルギーが消費され続け、何もしていないのにぐったりしただるさを感じることがあります。
「今日は少しマシ」「翌日はまたしんどい」といった症状の波が出やすいのも、この免疫のリズムが影響していると考えられます。
高熱が続くあいだは、どうしても横になっている時間が増え、立ったり歩いたりする機会が大きく減ります。数日〜数週間の安静でも筋肉量は落ちやすく、心肺機能も低下するため、軽い家事や階段の昇り降りでも息切れしやすくなります。
「前は当たり前にできた動きなのに」と感じるギャップが、体だけでなく心にも負担をかけてしまいます。
発熱中、自律神経は体温を上げたり下げたりしながら体を守る役割を担っており、大きなストレスにさらされています。その影響が残ると、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかず、血流や内臓の働きが不安定になり、午後になると急に疲れが押し寄せる、寝てもすっきりしないといった症状が現れます。
精神的なストレスや不安が重なると、さらに自律神経への負担が増え、だるさの悪循環につながりやすくなります。
高熱や食欲不振の期間が長かった方ほど、体の修復に必要なエネルギー源やビタミン・ミネラルが不足しやすくなります。特に、たんぱく質やビタミンB群、鉄分などが不足すると、筋肉や赤血球の回復が遅れ、疲れやすさが続きやすくなります。
見た目には「普通に食べている」つもりでも、回復期に必要な量・質に届いていないケースは少なくありません。
発熱後のだるさに対して、病院では薬や点滴などで症状を和らげることと、「重い病気が隠れていないか」をチェックすることが中心になります。一方、当院のような整骨院では、姿勢や関節、筋肉、自律神経の状態をみながら、体の機能そのものを回復させていくことに重きを置いています。
どちらか一方ではなく、必要に応じて両方をうまく組み合わせることで、「安心」と「回復力アップ」の両方を狙うことができます。
病院での治療は、高熱や強い痛み、重い病気の可能性がある場合には欠かせない存在で、早く楽になるというメリットがあります。ただし、「検査では異常がない」とされたあともだるさだけが続くケースでは、原因そのものまではカバーしきれないこともあります。
当院では、体幹の安定性や関節の動き、筋肉のバランス、自律神経の状態を整えることで、「同じようなだるさを繰り返しにくい体」を目指します。あわせて、ご自宅でできるセルフケアもお伝えし、日常生活全体で回復を後押しできるようサポートしています。
ここからは、ご自宅で今日から実践できる簡単な回復ケアを5つご紹介します。完璧を目指す必要はありませんので、「これならできそう」と感じるものを1つだけ選んで始めてみてください。
小さな工夫でも、積み重ねることで体はしっかり応えてくれます。
まずは「水分だけ」「発酵食品だけ」など、一歩からで大丈夫です。続けるうちに、少しずつ体の軽さを実感しやすくなります。
当院では、発熱後の倦怠感でお悩みの方に対して、25年以上の臨床経験と10万人以上の施術実績をもとに、一人ひとりの状態に合わせたオーダーメイドのプランをご提案しています。院長が最初から最後まで一貫して担当するため、小さな体調の変化も見逃さず、安心して通っていただけます。
「検査をしても異常がないのにしんどい」「どこに相談すればいいかわからない」という方こそ、ぜひご相談ください。
姿勢分析・関節可動域・筋力・神経反応など、複数の視点から現在の状態を詳しくチェックし、不調の原因を多角的に探っていきます。発熱後のだるさは、一つの原因ではなく複数の要因が絡み合うため、全体像の把握が根本改善の第一歩です。
検査結果をもとに、あなたの体に合った施術内容や通院ペースをご提案します。
関節や筋肉の動きを整え、神経の流れと自律神経のバランスを優しく調整していきます。短時間で体への負担が少ない施術なので、小さなお子さまからご高齢の方まで幅広く対応可能です。薬に頼りすぎず、体本来の自然治癒力を最大限に引き出すことを大切にしています。
次のような場合は、病院や専門機関への受診も視野に入れてください。
迷ったときは「少し早いかな」くらいのタイミングで相談したほうが、結果的に回復が早くなることが多いです。
発熱後のだるさは、決して「気のせい」ではなく、体が全力で戦ったあとの自然なサインです。原因をきちんと見きわめ、今の状態に合ったケアを続けていけば、必ず今より軽やかな毎日に近づいていけます。
仕事もプライベートも楽しめる体を取り戻したいと感じているなら、一人で抱え込まず、いつでもご相談ください。あなたのペースに合わせた最適な回復プランで、本当の意味での「元気」を一緒に目指していきましょう。

