
院長:中林お気軽にご相談ください!

院長:中林お気軽にご相談ください!
お散歩や買い物で毎日ベビーカーを使っていると、赤ちゃんがいつも同じ方向ばかり向いていることに、ふと気づくことはありませんか。反対側を向かせようとすると嫌がって泣いてしまい、このまま様子を見ていいのか迷う方もいると思います。
中林整骨院・なかもず院の中林です。この記事では、ベビーカーでの向き癖が気になったときに、家で確認できること、無理に触らないほうがよい状態、相談を考えたいタイミングについてお話しします。


先に全体像を確認したい方は、赤ちゃんの症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、日常で確認しやすいポイントから順にお伝えします。


まず今の状態から確認しましょう
ベビーカーに乗せると、右側ばかり外を眺めていて、左を向かせようとすると嫌がる。そんな様子に気づいた方も多いのではないでしょうか。
ベビーカーの座面は思っている以上に幅が狭く、進行方向も一定です。抱っこや布団の上と違い、体ごと向きを変えにくい構造になっています。
そのため、もともとあった向き癖がベビーカーの中でさらに固定されやすくなることも少なくありません。景色や音の刺激が片側に偏っていることも影響します。
ベビーカーにお気に入りのおもちゃを吊るしている方は多いと思います。その位置が、実は向き癖に関わっていることがあります。
いつも同じ側におもちゃを付けていると、赤ちゃんは自然とそちらばかりを見るようになります。おもちゃや音の出るものの位置を左右で入れ替えるだけでも、視線の向きに変化が出ることがあります。
窓側や人通りのある側など、景色が動く方向に顔が向きやすいことも多いので、歩く向きを変えてみるのも一つの方法です。
座っている間ずっと首が片側に傾いたままになっていないか、確認してみてください。
首がまだしっかり座っていない時期は、片方の首まわりの筋肉ばかりを使う姿勢が続きやすく、体の使い方に左右差が出やすい状態です。
これは赤ちゃんの好みというより、日々の姿勢の積み重ねという見方もできます。抱っこや授乳の向きも合わせて振り返ってみましょう。
お出かけの写真を見返して、後頭部の左右差に気づいたという声もよく聞きます。
赤ちゃんの頭の骨はまだやわらかく、同じ方向に圧力がかかり続けると、その部分が平らになりやすい時期です。向き癖が続くほど、この状態は進みやすくなります。
正直に言うと、この段階では自宅の工夫だけで様子を見てよいのか迷う方が多いです。まずは向きを変える工夫を試しながら、変化を確認していきましょう。
向き癖は、ベビーカーの中だけで完結している問題ではないことが多いです。
抱っこや授乳のときも、無意識に利き腕側で支えていることが多く、同じ向きの姿勢が一日を通して積み重なります。
ベビーカーの向き癖だけを直そうとしても、他の場面で同じ向きが続いていれば、なかなか変化が出にくくなります。
寝ているときも同じ方向ばかり向いていると、日中と夜間の両方で片側に負担が集中してしまいます。
数々のご相談の中でも多いのが、ベビーカーの工夫だけを試して、寝かせ方の向きは変えていなかったというケースです。日中と夜間、両方の向きを合わせて見直すことが、こじれにくい状態につながります。
自宅でできることから、無理せず一つずつ試してみましょう。
まず優先したいのは、おもちゃの位置や歩く向きなど、環境側の工夫です。次に、抱っこや授乳の向きを左右で入れ替えることも取り入れやすい方法です。
嫌がって泣くのに無理に向きを固定することは避けましょう。窒息のリスクにもつながるため、タオルなどを使う場合は必ず目の届く範囲で行ってください。
工夫を続けても向き癖が変わらない場合、体の使い方そのものに偏りが出ていることもあります。
個人的には、首まわりだけでなく肩や背中の緊張具合まで含めて確認したいところです。片側に負担が集中する姿勢が続くと、体全体のバランスにも影響が出やすくなります。
環境の工夫と体のケア、両方の視点を組み合わせることで、繰り返しにくい状態を目指しやすくなります。
家庭での工夫と合わせて、次のような状態があれば早めに確認しておきたいところです。
反対側を向かせようとしても全く向かない、首の片側にしこりのようなものを触れる、頭の形の左右差が急に目立ってきた場合などは、医療機関へ相談したほうがよい状態です。小児科では、必要に応じて経過を見ながら判断されることがあります。
寝返りが片側にしかできない、発達の面でも気になる点があるという場合も、自己判断だけで抱え込まず、専門機関に確認してもらうと安心です。
ベビーカーの向き癖は、環境の工夫と体の使い方の両方から見直すことで、改善を目指しやすくなります。
まずはおもちゃの位置や歩く向きなど、今日から変えられる小さなことから始めてみてください。抱っこや寝る向きも合わせて確認すると、変化が出やすくなります。
おもちゃの配置や抱っこの向きだけでなく、体の使い方の癖や首まわりの状態も含めて確認したい方は、中林整骨院・なかもず院へお気軽にご相談ください。

