
院長:中林お気軽にご相談ください!

院長:中林お気軽にご相談ください!
朝起きると手首が固く、親指の付け根を動かすたびにズキッと痛む。お腹が大きくなってきた頃から、スマホや家事のたびに手首が気になり、このまま様子を見てよいのか迷う方もいるのではないでしょうか。
中林整骨院・なかもず院の中林です。この記事では、妊娠中の手首の痛みについて、家でできる負担の減らし方、無理に触らないほうがよい状態、相談を考えたいタイミングをお話しします。


先に全体像を確認したい方は、妊娠中の症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、日常で気づきやすいポイントから順にお伝えします。


まず手首の状態を確認しましょう
朝起きたとき、手を握ろうとしても指が曲げにくく、手首のまわりが張っている。そんな感覚が続いていませんか。
まず確認しておきたいのは、動かしているうちにこわばりが軽くなるかどうかです。軽くなるなら寝ている間にたまった水分の影響が考えられますし、動かすほど痛むなら手の使いすぎが関わっているケースもあります。
妊娠中は、関節のゆるみ方や水分の巡りが大きく変わります。手首もその影響を受けやすい部位の一つです。
妊娠中はリラキシンというホルモンの働きで、骨盤だけでなく全身の関節や靭帯がゆるみやすくなります。手首の安定性が下がると、まわりの筋肉や腱に余計な負担がかかります。
実は、手首だけを使っているつもりでも、肩や背中の支えが弱まると手先で踏ん張る形になりがちです。お腹が前に出て背中が丸くなるほど、その傾向は強まります。
妊娠中は体内の水分量が増え、腱や神経が通る手首のトンネルもむくみやすくなります。そこへ手の使いすぎが重なると、痛みや違和感として表れることがあります。
朝や夜に症状が強まりやすいのは、こうしたむくみの変化が関わっているという見方もできます。ただし、出方や程度には個人差があります。
物をつまんだり、親指を広げたりすると、手首の親指側にズキッと痛みが走る。そんな痛み方が気になっていませんか。
医療機関では、ドケルバン病と呼ばれる腱鞘炎として説明されることがあります。妊娠中や産後に多いとされていますが、実際の診断は状態によって変わります。
親指を中に握り込んで手首を小指側へ倒すと痛むかどうかは、日常で気づきやすい手がかりの一つです。ただし何度も試すと痛みを強めるので、軽く動かす程度にとどめておきましょう。
夜中に指先がじんじんして、手を振ると少し楽になる。こうした経験は、妊娠後期の方から多く聞かれます。
親指から薬指にかけてのしびれは、手首で神経が圧迫される手根管症候群と説明されることがあります。むくみが関わるケースもあるとされ、痛みが中心の腱鞘炎とは考え方が少し変わります。
しびれが日ごとに強まる、物を落としやすくなったという場合は、早めに産婦人科や整形外科へ相談しておきたいところです。
痛みの背景には、毎日くり返している手首の使い方が隠れていることがあります。
スマホを片手で持ち、親指だけで長く操作すると、手首の親指側に負担が集まります。両手で支える、机に置いて使うといった工夫だけでも、負担を減らせます。
上の子を抱き上げるときは、手首でぶら下げず、腕全体と体の近くで支えます。重い買い物袋も、手のひらではなく前腕にかけて持つと楽になりやすいです。
痛む手をかばううちに肩がすくんだり背中が丸くなったりして、負担が別の場所へ移っていく方もいます。
こうした姿勢の癖が続くと、手首の負担が抜けにくい悪循環になりがちです。当院では手首だけでなく、肩や背中の使い方も含めて状態を確認します。
痛みが出ると、まず湿布やサポーターを思い浮かべる方も多いでしょう。
妊娠中は使える薬や貼り薬に制限がある場合があり、自己判断は避けたいところです。使う前に、産婦人科の医師や薬剤師へ確認しておきましょう。
そのうえで、自宅ケアの範囲は次のようなものにとどめておくと安心です。
強い腫れや熱感があるときは触らず休ませることが先決です。触るほど炎症が強まる場合があるため、まず手を使う場面を減らしてください。
腫れや熱感、強いしびれがあるときは、整骨院より先に医療機関へ相談してください。
握れないほど痛む、夜間も痛みで目が覚める、2週間ほど続くといった場合も、相談する目安と考えてよいでしょう。頭痛や視界の異常など、手以外の症状を伴うなら産婦人科へすぐ連絡してください。
医療機関で大きな問題がないと言われたあとも、手首の使い方や姿勢の負担が残ることはあります。その段階で、体の使い方という面から状態を確認するのが、当院の役割だと考えています。
妊娠中の手首の痛みは、ホルモンとむくみに、手の使い方や姿勢の負担が重なって起こると考えられます。産後も抱っこや授乳で手首を使うため、今のうちから備えておくと安心です。
今日は、朝のこわばりが動かすと軽くなるか、スマホや抱っこのどの動作で痛むかをメモしてみてください。受診や相談のときにも伝えやすくなります。
手首だけでなく、肩や背中の姿勢、抱っこの癖も含めて確認したい方は、中林整骨院・なかもず院へお気軽にご相談ください。

