
院長:中林お気軽にご相談ください!

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下の子を抱いているときに、上の子が足にしがみついて「だっこ」とせがむ。応えてあげたいのに、持ち上げた瞬間に腰がズキッとする。そんな毎日が続いて、このままで大丈夫かと不安になる方もいると思います。


中林整骨院・なかもず院の中林です。この記事では、出産後の二人育児で上の子を抱っこすると腰が痛むときに、背景と家での工夫、相談のタイミングについてお話しします。
先に全体像を確認したい方は、出産後の症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、毎日の抱っこの場面から順にお伝えします。


まず今の状態を確認しましょう
授乳中やおむつ替えの最中に、上の子が「だっこ」と駆け寄ってくる。二人育児では、この場面が一日に何度も訪れます。
下の子を片腕に抱えたまま、もう片方の腕で上の子を持ち上げる。体の左右でバランスが崩れ、腰の一か所に負担が集まりやすい動きです。痛みが出るのは、抱っこの回数よりも、こうした無理のある姿勢が重なるためという見方もできます。
一人目のときは平気だったのに、今回は腰が重い。そう感じる方は少なくありません。
妊娠中に緩んだ関節や靭帯、引き伸ばされたお腹まわりの筋肉は、産後すぐには元に戻りません。回復の途中にある体で、10キロ前後ある2歳くらいの上の子を持ち上げることになります。
お腹で体幹を支える力が戻りきらないまま持ち上げると、腰だけで重さを受け止めやすくなります。これが、抱き上げるときの負担が腰に集中する理由のひとつです。
実は、二人目の産後に痛みが長引く背景には、体を休める間もなく日常が動き出すことが大きく関わります。上の子の送り迎えや食事、遊びの相手と、横になれる時間が限られるからです。
夜の授乳で睡眠も細切れになり、筋肉の疲れが抜けないまま翌日を迎える。その積み重ねで、二人育児の疲れが腰や背中に残りやすくなります。
床にいる上の子を、立ったまま前かがみで持ち上げていませんか。腰にとっては、いちばん負担がかかる動きのひとつです。
抱き上げる前に、膝を曲げて、子どもを体に近づけてから立ち上がることから始めてみてください。体から離れた位置で持つほど、腰には重く感じるためです。
上の子に「ママのおひざに乗ってね」と声をかけ、自分で近づいてもらうのも手です。ソファや椅子の座面を使えば、床から持ち上げる回数を減らせます。
下の子が生まれてから、上の子の甘えが強くなったと感じる方は多いです。そんなときに抱っこを断るのは、胸が痛みますよね。
ただ、甘えを受け止める方法は抱き上げることだけではありません。座って膝に乗せる、隣で絵本を読む、目を合わせて話を聞く。こうした関わりでも、上の子は安心できます。腰を守ることは、長く寄り添い続けることにつながります。
抱っこの癖は、本人も気づかないうちに腰の同じ側へ負担を残します。日常の動きを二つの場面に分けて見直してみましょう。
背中が丸まったまま前かがみで授乳していると、腰から背中にかけて張りが残りやすくなります。クッションで赤ちゃんの高さを上げ、背もたれに体を預ける姿勢から試してみてください。
いつも同じ側の腰骨に乗せて抱いていると、痛みをかばう姿勢が癖になります。左右を替える、体をひねらず足の向きごと変えるなど、小さな工夫が負担を減らす助けになります。
歩くときに片側へ傾いていないかも、鏡や家族の目を借りて確かめておきたいところです。
忙しい毎日だからこそ、あれもこれもと手を広げないことが大切です。
自宅でできるケアは、短い時間で続けられるものを優先しましょう。反対に、痛みが強い日に無理をしないことも欠かせません。
痛みを我慢して体操を頑張るより、まず負担のかかる動きを減らすほうが先です。パートナーや家族に、抱き上げる場面だけ代わってもらうのも立派なケアといえますね。
腰の痛みには、産後の体の変化とは別の原因が隠れていることもあります。
足のしびれや力の入りにくさ、発熱を伴う腰痛がある場合は、医療機関へ相談したほうがよい状態です。排尿や排便の異常、動けないほどの痛みも同様で、状態によって判断が変わります。
そうした症状がなくても、痛みが数週間続くなら相談する目安と考えてよいでしょう。詳しくは医療機関で確認してください。
出産後に上の子を抱っこして腰が痛むのは、回復途中の体に、休めない二人育児の負担が重なっているためと考えられます。抱っこをやめるのではなく、抱き方と回数を見直すことが出発点です。
今日は、上の子を抱き上げる前に膝を曲げ、体に近づけることだけ試してみてください。座って膝に乗せる抱っこを一度取り入れるのも、よい第一歩です。
腰だけでなく、抱っこの癖や体の使い方も含めて確認したい方は、中林整骨院・なかもず院へお気軽にご相談ください。

