足のしびれ

足のしびれとは

足のしびれとは足にピリピリ、ビリビリ、ジンジン、チクチクといった不快な感覚が生じる症状です。正座後のような感覚が続いたり、皮膚を触った感覚が鈍くなったり過敏になったりします。

医学的には知覚異常や感覚異常と呼ばれ、足が重く感じられ動かしにくくなることもあります。冷たく感じたり熱く感じたりする温度感覚の異常を伴うこともあり、一時的に起こる場合と慢性的に続く場合があります。

足のしびれの主要な原因疾患である腰部脊柱管狭窄症の推定患者数は約240万人となっています。そのうち診断されている患者は推定65万人とされ、多くの方が適切な診断を受けていない現状があります。デスクワークが普及した現代社会では働く世代での発症が増加傾向にあります。

また、間欠跛行とは歩くとしびれや痛みが強くなり、休むと楽になる症状のことで、これが進行すると外出や日常活動が著しく制限されます。重症化してから治療を開始しても、しびれや麻痺を完全に取り除くことが困難になるため、早期の対処が極めて重要です。

足のしびれの原因

足のしびれは難治性症状と言われているため、整骨院では頻繁にみる症状ではないかもしれませんが、当院には病院を受診されてから来院される方が数多くいらっしゃいます。

これまでの検査結果や臨床経験から断言できるのは、足のしびれはひとつの原因で起こっているものではないということです。

足のしびれの原因として次のようなものが挙げられます。

足のしびれはこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。腰椎椎間板ヘルニアでは椎間板の一部が飛び出して神経を圧迫し、腰から足に繋がる神経に炎症が起きることで足のしびれが発生します。

腰部脊柱管狭窄症では加齢により脊柱管が狭くなり、神経が圧迫されることで間欠跛行や足のしびれが生じます。また、デスクワークなどで長時間同じ姿勢を続けることで、骨盤や腰部の筋肉が緊張し、神経圧迫によるしびれが発生することもあります。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。

足のしびれでお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

足のしびれの場合、病院では以下の治療法が一般的です。

薬物療法

長期服用により副作用のリスクがあり、根本的な解決にはならず対症療法に留まります。薬物依存や耐性の問題もあります。

神経ブロック注射

効果が一時的で繰り返し治療が必要になることが多く、稀に神経損傷などの合併症のリスクがあります。

理学療法・運動療法

効果が現れるまでに時間がかかり、継続的な通院が必要で費用もかかります。間違った方法では症状悪化のリスクもあります。

手術療法

身体への負担が大きく、感染症や神経損傷などの合併症リスクがあります。術後も完全にしびれが改善しない場合もあります。

足のしびれを改善するために

足のしびれの改善には、症状の原因を正確に特定することが何よりも重要です。当院では、徹底した検査によって一人ひとりの症状の原因を明らかにします。

足のしびれは、単に腰椎や神経の問題だけでなく、骨盤の歪みや筋肉の緊張、血流の問題、姿勢や生活習慣、全身のバランスなども関係しています。

当院では、骨盤周りだけでなく、体全体のバランスを整えることで、足のしびれの根本的な改善を目指します。

また、日常生活での注意点やセルフケアの方法もお伝えし、再発防止にも力を入れています。薬に頼らない改善を目指す方法を、一人ひとりの状態に合わせてご提案いたします。

当院の特徴

当院では、臨床歴25年を超える国家資格を持つ院長が、問診から施術まで責任をもって全てを担当します。

二名以上の施術者がいる場合、施術者によって経験に差があったり、検査結果が共有されていなかったりする可能性がありますが、当院ではそのような心配はありません。

足のしびれの改善には神経や腰部の症状だけでなく、身体全体の状態を把握することが最も重要です。とくに足のしびれの場合はいままでと同じ治療法、習慣、アプローチでは根本解決につながりません。

最短で改善に導くために、検査はとても重要です。検査もせず、いきなり施術を始める治療院もありますが、症状の原因を特定できていなければ、何度も何度も同じ症状を繰り返すことになります。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。骨格の専門家である私にお任せください。

足のしびれのQ＆A

足のしびれは自然に治りますか？

一時的な圧迫による軽度のしびれは改善することがありますが、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症が原因の場合は適切な治療が必要です。放置すると悪化する可能性が高いです。

足のしびれの人がやってはいけないことは？

長時間の同一姿勢、重い物の持ち上げ、激しい運動は症状を悪化させます。また痛みを我慢し続けることで神経の圧迫が進行する恐れがあるため注意が必要です。

足のしびれと坐骨神経痛の違いは何ですか？

坐骨神経痛は腰から足にかけての坐骨神経の痛みを指し、足のしびれはその症状の一部です。坐骨神経痛では痛みとしびれが同時に現れることが多いです。

何科を受診すればよいですか？

まずは整形外科を受診することをお勧めします。糖尿病が疑われる場合は内科、血管の問題が考えられる場合は血管外科への受診も検討が必要です。

デスクワークでしびれを予防する方法は？

正しい姿勢の維持、1時間に1回の立ち上がり、適度なストレッチ、椅子や机の高さ調整が効果的です。足を組む習慣は避けることが重要です。

足のしびれで手術が必要になる基準は？

日常生活に著しい支障がある、薬物治療で改善しない、筋力低下や排尿障害がある場合は手術適応となることがあります。医師との十分な相談が必要です。

足のしびれの根本的な改善方法はありますか？

当院では骨格の歪みや神経圧迫に着目した施術により、薬に頼らない根本的な体質改善を目指します。多くの患者様が症状の軽減を実感されています。

足のしびれが改善せずに悩んでいた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院では、足のしびれの根本原因を追究し、一人ひとりに合わせた施術プランをご提案しています。25年以上の臨床経験と10万人以上の施術実績を活かし、薬に頼らない改善を目指す方法をご提案いたします。

原因がわかり改善方法がわかれば、抱えている不調も怖いものではありません。ずっと諦めていたことができるようになると、きっと人生はもっと楽しくなります。

足のしびれのせいで、やりたいことを諦めてしまう前に、一人で悩まず、ぜひ一度ご相談ください。