
院長:中林お気軽にご相談ください!

院長:中林お気軽にご相談ください!
はじめまして、堺市北区・中林整骨院なかもず院の中林です。今日は「向き癖をどうにかしてあげたいけど、何をすればいいのかわからない」と悩んでいるお父さん・お母さんへ、具体的なお話をしていきます。
「グッズを買ってみたけど効果がよくわからない」「健診ではまた様子見と言われた」――施術の現場でこういう声を毎月のように聞きます。調べれば調べるほど情報が多くて、どれが正解なのか迷ってしまいますよね。
赤ちゃんの向き癖を正すためのケア方法は、月齢や原因によって最適なアプローチが変わります。まずは今のお子さんの状態に合った方法を知ることが、一番の近道です。


この記事では、自宅でできることから専門家への相談タイミングまで、順を追って丁寧にお伝えします。


「何かしてあげたいのに、何が正解かわからない」という声は施術の現場でも毎月のようにいただきます。知っているのと知らないのでは赤ちゃんへの影響が大きく変わりますので、ぜひ最後まで読んでみてください
効果的なケアを始めるには、まず「なぜ向き癖が起きているのか」を知ることが大切です。原因によってアプローチが変わるため、やみくもに対処するよりも、原因を絞り込んでから取り組む方がずっと効果的です。
よく見られる原因のひとつが、お腹の中での姿勢の影響です。長期間にわたって同じ体勢でいると、その傾向が生後にも残ることがあります。
出産時に頭や首にかかった物理的な負担も見逃せません。吸引や鉗子を使ったお産の場合は、首の筋肉や頸椎に緊張が残りやすいと言われています。
日常の環境も原因になります。授乳しやすい側が固定されていたり、テレビや窓などいつも気になるものが同じ方向にあったりすることで、自然と顔の向きが偏ってきます。
首の筋肉が硬くなる筋性斜頸が関係しているケースもあります。この場合は自宅ケアだけでの改善が難しいため、早めに専門家に相談することをおすすめします。
向き癖のケアで最も重要なのは、「今の月齢に合った方法を選ぶこと」です。赤ちゃんの頭の骨は月齢によって硬さが大きく変化するため、同じケアでも時期によって効果の出方がまったく異なります。お子さんの月齢を確認しながら読み進めてみてください。
頭の骨が最も柔らかいこの時期は、変形が進みやすい反面、ケアをすれば改善も出やすいゴールデンタイムです。
首の動きがまだ少ないため、保護者が積極的にポジショニングを変えてあげることが中心になります。授乳のたびに左右を意識して交互にすること、寝かせる向きを日ごとに変えることから始めてみましょう。
首の筋肉が発達し、自分で少しずつ頭を動かせるようになります。軽い向き癖であれば、この頃から自然と改善していくお子さんもいます。
タミータイム(うつぶせ遊び)をこの時期から取り入れ始めることで、後頭部への圧力が分散され、頭の形への負担を減らすことができます。苦手な方向への誘導も、この月齢から意識して始めましょう。
生後6ヶ月を境に、頭蓋骨が急速に硬くなっていきます。この時期を過ぎると形を整えることが難しくなるため、「まだ様子を見よう」と迷っている時間が、実はタイムリミットを縮めていることがあるという現実を知っておいてほしいと思います。
この月齢で向き癖や頭の形の変化が残っている場合は、自宅ケアの継続と並行して、専門家への相談を強くおすすめします。
ここからは、毎日の生活の中に取り入れられる具体的なケアをご紹介します。全部いっぺんにやろうとしなくて大丈夫です。できるものから一つずつ始めて、少しずつ習慣にしていきましょう。
大人が必ず見守りながら、赤ちゃんが起きている時間にうつぶせにするタミータイムは、最も効果的な自宅ケアのひとつです。後頭部への圧力をゼロにしながら、首や背中の筋肉をバランスよく使う練習にもなります。
嫌がるお子さんにはお母さんのお腹の上でうつぶせにする「胸の上タミータイム」から試してみると取り組みやすいです。1回3分程度から始めて、慣れてきたら少しずつ時間を延ばしてください。
向きにくい側にお母さんの顔や気になるおもちゃを置いてみましょう。「見たい」「聞きたい」という自然な欲求を利用して、苦手な方向に首を動かす機会を作ります。授乳も、苦手な側から飲ませる機会を増やすことが効果的です。
頭と足の向きを日替わりで逆にして寝かせる方法です。部屋の中で音や光が集まりやすい方向(窓・テレビ・ドアなど)が変わることで、自然と顔を向ける方向が変わります。シンプルですが、継続すると効果が出やすいケアです。
縦抱きの際に、苦手な方向から体を支えてあげると、無意識に苦手な側の首の筋肉が使われます。毎日の抱っこの積み重ねが、首の左右バランスの改善に効いてきます。
向き癖防止クッションや授乳クッションは、正しく活用すれば補助的な効果があります。ただし、グッズはあくまでサポートです。これだけに頼るのではなく、上記のケアと組み合わせて使うことで、はじめて効果が引き出されます。
毎日ケアを続けているのに変化が感じられない場合、身体の内側に別の原因が残っている可能性があります。当院では赤ちゃんの頭の形の変化に対して、オステオパシーの考え方を取り入れた施術を行っています。
オステオパシーとは、身体の構造と機能のつながりを大切にし、手技によって自然治癒力を引き出す治療法です。赤ちゃんへの施術はごく軽い力で行うため、負担が少なく、施術中に眠ってしまうお子さんも多いです。
出産時に頸椎や頭蓋骨に残った物理的なストレスが向き癖の根本原因になっているケースでは、日常のポジショニングを工夫するだけでは届かない部分に、施術でアプローチすることができます。
私自身、1ヶ月早く生まれた早産児で、幼いころは病弱でした。身体のケアで健康が大きく変わった実体験があるからこそ、赤ちゃんのうちから根本的な原因を取り除くことの大切さを、心から感じています。
赤ちゃんの頭のゆがみが重度と判断された場合、ヘルメット治療が選択肢になることがあります。専用ヘルメットを装着し、骨が柔らかい時期に少しずつ形を整えていく治療法です。
適応の目安として挙げられるのは、生後3〜6ヶ月の間に斜頭の程度が重度と診断された場合です。生後6ヶ月以降は頭蓋骨が硬くなるため、ヘルメット治療の効果は限定的になっていきます。
「ヘルメット治療が必要かどうか」の判断は専門医療機関で行うものですが、当院でも判断の目安をお伝えし、必要に応じて適切な機関へつなぐことができます。一人で判断しようとせず、まずはご相談ください。
向き癖や頭の形の変化が気になったとき、どこに相談すればよいのか迷う方はとても多いです。以下の目安を参考にしてみてください。
「こんなことで相談していいの?」と遠慮される方も多いですが、気になったそのタイミングが最良の相談時期です。月齢が早いほど、施術もやさしいもので済みます。
向き癖への対処に「たった一つの正解」はありません。月齢・向き癖の程度・原因によって最適なアプローチは変わります。自宅ケアを丁寧に続けることはもちろん大切ですが、変化が感じられないときや月齢が進んでいるときは、一人で抱え込まないでください。堺市北区・なかもず院では、赤ちゃんの身体を丁寧に診ながら、お父さん・お母さんと一緒に最善の方法を考えています。どうぞいつでもお気軽にご相談ください。

