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赤ちゃんが片足だけ動かすのは向き癖のせい?受診を考える前に

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仰向けで足をバタバタさせる我が子を見ていると、右ばかり元気で左はあまり動いていない気がする。そんな小さな違和感に気づくと、このまま様子を見てよいのか、夜になっても気になって迷ってしまいますよね。

中林整骨院・なかもず院の中林です。この記事では、赤ちゃんの足の動きに左右差があるときに、家で確認できること、受診を考えたいサイン、日常での関わり方についてお話しします。

先に全体像を確認したい方は、赤ちゃんの症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、日常で確認しやすいポイントから順にお伝えします。

院長:中林

まず足の動きを確認しましょう

目次

仰向けで片方の足ばかり蹴るとき

おむつ替えや授乳のあとに、赤ちゃんが片方の足だけをよく動かす。そんな場面に気づく保護者の方は、実際に多くいらっしゃいます。

数々のご相談の中でも多いのが、機嫌よく足を動かしているのに左右で勢いが違うという悩みです。まず確認しておきたいのは、動きの少ない側の足が、触れたときや声をかけたときに反応するか、機嫌の悪さがないかどうかです。

向き癖と足の動きがつながる理由

足だけを確認していても、左右差の背景は分かりにくいことがあります。首の向きや背中の丸み、骨盤の傾きなど、体全体の姿勢と一緒に考えてみましょう。

いつも同じ側を向いて寝る

赤ちゃんは顔を向けた側に体がねじれやすく、反対側の足が立てひざのような形になることがあります。すると足の動きの幅にも差が出て、片方だけがよく動いているように感じられる場合があります。寝ている間の姿勢が毎日同じだと、その差は目立ちやすくなります。

向き癖は多くの赤ちゃんにみられるもので、それだけで心配とは限りません。ただ、股関節の開きにくさが隠れていないかは、健診や医療機関で確認しておきたいところです。心配なときは、遠慮せず健診の場で質問してください。

抱っこや授乳の向きが偏る

利き手の関係で、授乳や抱っこがつい同じ向きになる方は少なくありません。赤ちゃんが同じ側ばかり向く時間が増え、体の使い方に偏りが出ることもあります。左右どちらかの腕が疲れやすい、という事情が背景にあることも多いものです。

これは保護者の方のせいではなく、毎日の育児の中で自然に起こるものです。自分を責めすぎず、抱っこや寝かせ方の向きを少し変えてみることから始めてみてください。

利き足だと決めつける前に

片足ばかり動かすのは利き足の表れだから大丈夫、と家族や知人に言われて、かえって迷っている方もいるかもしれません。

生後数か月の時期は、利き足がはっきり決まるとは言い切れず、左右差の裏に股関節や神経、ケガなどが隠れていることもあります。一方で、わずかな差を過度に怖がる必要もありません。

おむつ替えで太ももとひざを確認する

おむつ替えは、足の状態を確認するのに向いた時間です。赤ちゃんの機嫌がよいときに、慌てず行ってください。仰向けで足を伸ばせるので、左右の違いに気づきやすくなります。

次の点を、服を脱がせて足全体が分かる状態で、左右で比べながら確認してみましょう。

  • 太ももやおしりのしわの位置が違う
  • 足を開いたとき片側だけ硬い
  • ひざを曲げた高さが左右で違う
  • 触ると嫌がって泣く側がある
  • 足の動きが以前より減っている

開きにくい側を無理に広げようとしないことも大切です。股関節に負担がかかるおそれがあるため、気になる左右差は動画に残し、健診で伝えてください。ひざの高さも合わせて確認します。

足を全く動かさず触ると泣くとき

次のような様子が一つでもあるときは、様子見よりも先に、医療機関へ相談したほうがよい状態です。

足を全く動かさない状態が続くときは早めに受診してください。触ると強く泣く、腫れや熱がある、ぐったりしているといった様子が重なる場合は、夜間でも救急の相談窓口に連絡して構いません。

相談先は小児科か小児整形外科です。股関節の確認は、乳児健診の機会も活用してください。健診を過ぎていても、気づいた時点で相談して構いません。

寝返りやずりばいで片側ばかり使うとき

動きが増える月齢になると、片側ばかり使う様子がかえって目立ってくることがあります。寝返りやずりばいの時期は、特に心配が増えやすいものです。月齢ごとの違いを知っておきましょう。

首すわり前後の足の動き

3~4か月ごろは、仰向けで足をバタバタさせる動きが増えてきます。この時期に左右で勢いが違っても、向き癖が重なっているだけのケースもあります。ただし、動きの少なさが続くなら記録しておきましょう。

うつ伏せで頭を持ち上げたときの足の位置も、手がかりになります。片側だけ外に開いていないか、さりげなく確認してみてください。嫌がる様子があれば、無理に続けないでください。

ずりばいで片足を引きずるとき

ずりばいが始まると、片方の足で床を蹴り、反対側を引きずるように進む赤ちゃんもいます。片足を使う動きだけで、発達の異常や病気とは決められません。

大切なのは、反対側の足でも体を支えられるか、左右に体重を移せるか、ほかの姿勢にも同じ差があるかです。数か月たっても片足をほとんど動かさないなら、一度医療機関で確認してもらいましょう。

遊びの位置を変えて足の動きを引き出す

家でできることは、赤ちゃんの向きを少し変えて遊ぶ、ごく簡単な関わりから始めてみてください。力を入れる必要はありません。

いつも向く側ばかりに顔を向け、その側の足ばかり動かし、さらに向き癖が強まる。そんな悪循環になる場合があります。おもちゃや声かけの位置を反対側にして、動きの少ない足にそっと触れてあげましょう。触れられると足に意識が向きます。

自宅ケアの範囲は、そっと触れる、声をかける、向きを変える、までと考えてください。足を無理に伸ばしたり、ひざを押さえて矯正したりするのは避けましょう。

整骨院に相談してよい左右差の目安

医療機関で大きな問題はないと言われたあとも、足の動きの左右差や向き癖が気になることはあります。そうした気持ちは、決して大げさではありません。

そのような場合の整骨院の役割は、医療処置の代わりではなく、首や骨盤、股関節まわりの動き、抱き方や寝かせ方の負担を確認することです。相談する目安は、医療機関で確認を終えたうえで、向き癖が続く状態です。

3人の子どもを育ててきた経験からも、毎日の抱き方や寝かせ方が体の使い方に影響すると実感しています。ささいな工夫でも、続けることで赤ちゃんの負担は変わってきます。

今日の授乳後に足の動きを動画に残す

赤ちゃんの足の動きの左右差は、向き癖など身近な理由で起こることもあれば、医療機関で確認すべき病気が隠れていることもあります。動かさない、泣く、腫れるといった様子があれば、先に受診してください。

今日できる小さなことは、機嫌のよいときに仰向けの足の動きを10秒ほど動画に撮ることです。数日分を見比べると、一時的な差か続く差かが分かり、健診での相談にも役立ちます。日付と月齢もメモしておくと、先生に伝えやすくなります。

足の動きだけでなく、向き癖や抱き方、寝かせ方も含めて確認したい方は、中林整骨院・なかもず院へお気軽にご相談ください。


院長:中林

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