
院長:中林お気軽にご相談ください!

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赤ちゃんをチャイルドシートへ乗せる時、腰をかがめた瞬間にズキッとしたり、降ろした後に腰の重さが残ったりすることがあります。外出のたびに不安になっても、買い物や健診、上の子の送迎など、車を使わないわけにはいかない方も多いでしょう。


中林整骨院・なかもず院の中林です。この記事では、産後に車で赤ちゃんを乗せ降ろしする時の腰の負担、家で気をつけたい動き、医療機関へ相談したほうがよい状態についてお話しします。
産後の腰の不調全体について知りたい方は、出産後の症状ページもあわせてご覧ください。毎日の育児動作を少し変えるだけでも、腰にかかる負担が減ることがあります。


無理に触らず確認しましょう
チャイルドシートの乗せ降ろしでは、前かがみ、ひねり、赤ちゃんの重さが同時に重なりやすくなります。
車の外に立ったまま腕だけを伸ばすと、赤ちゃんとの距離が離れます。その状態で上半身だけを車内へ向けると、腰まわりへ力が集まりやすくなります。産後は授乳や抱っこで前かがみが続くため、この動作がきっかけになるケースもあります。
痛みが出るのは、赤ちゃんを座らせる瞬間だけとは限りません。ベルトを締めるために中腰が続く時や、降ろした赤ちゃんを抱えたまま体を外へ向ける時にも、腰へ負担がかかります。
出産後は、妊娠中から変化していた姿勢や体の支え方が、すぐに元どおりになるわけではありません。
骨盤まわりやお腹、股関節の筋肉は、妊娠前と同じようには使いにくい時期があります。睡眠不足や授乳姿勢、抱っこの繰り返しも重なるため、腰だけを揉んでも負担の背景が残ることがあります。
実は、産後の腰痛を「骨盤の歪みだけ」と考えてしまう方は少なくありません。けれども、痛む側の足に体重をかける癖や、抱っこする側、車内へ入る時の向きまで関係していることがあります。
赤ちゃんを持ち上げる前に、車と自分の距離、足の向きを少し確認してから動き始めてください。
できる範囲でドアを大きく開け、体の正面をチャイルドシートへ向けます。横向きのまま腕だけを伸ばすより、自分の体を車に近づけてから赤ちゃんを支えるほうが、腰をひねる角度を小さくしやすくなります。
足を前後に開くか、安定して立てる位置へ動かしてから膝を使います。赤ちゃんを自分の体に近づけて支えることが、抱き上げる時の基本になります。
赤ちゃんを座らせた後は、急いでベルトまで締めようとして中腰を続けがちです。一度上体を起こし、立ち位置を変えてから必要な操作を行うだけでも、同じ姿勢が続く時間を短くできます。
荷物が足元やドアまわりにあると、近づきたいのに体を寄せられません。おむつバッグなどは先に車内へ置くか、反対側へ移しておくと、乗せ降ろしの動きが少し楽になることがあります。
降ろす動作では、赤ちゃんを抱いた直後に腰だけをひねらないことが大切です。
まず自分の体を車内へ近づけ、赤ちゃんを胸の近くまで引き寄せて支えます。その後で足の向きを変え、体ごと外へ向けるようにします。抱いたまま急いで振り向く動作は、痛みをかばう歩き方にもつながりかねません。
赤ちゃんが寝ていると起こしたくなくて、無理な姿勢でも一度で済ませたくなります。ただ、腰に痛みがある日は、できるだけ周囲に手を借りたり、抱き上げる回数が少なくなる予定にしたりすることも大切です。
回転式のチャイルドシートは、赤ちゃんの向きをドア側へ変えられるため、乗せ降ろしをしやすく感じる方がいます。
ただし、座面の高さ、車のドアの開き方、使う人の身長や腰の状態によって負担は変わります。道具を替えるだけでなく、赤ちゃんを抱える位置や、自分が立つ場所も一緒に考えることが欠かせません。
買い替えを急ぐ前に、今使っているシートで体を近づけられるか試してみてください。安全に関わる取り付け方やベルトの扱いは、必ず製品の取扱説明書に従いましょう。
乗せ降ろしの途中で急に痛みが強くなった時は、何度も同じ動作を試さないことが先です。
まず赤ちゃんを安全な場所に置き、深くかがんだり腰をひねったりする動きを減らします。痛い場所を強く揉んだり、勢いをつけて伸ばしたりすると、かえってつらくなることもあります。
動くたびに強く痛む時は持ち上げ動作を減らす
短い距離をゆっくり歩いて同じ姿勢を避ける
自宅ケアの範囲では、痛みを増やさない動きを選ぶことが優先です。少し楽になったからといって、抱っこや車での移動を急に増やさず、その日の状態に合わせて調整してください。
腰痛があっても、単なる動作の負担だけではない状態が隠れていることがあります。
足のしびれが強い、力が入りにくい、歩きにくい、安静にしていても痛みが増すといった場合は、医療機関へ相談したほうがよい状態です。産後の体調変化を含めて、自己判断で抱え込まないようにしてください。
発熱や排尿・排便の異常を伴う時も、腰だけの問題とは限りません。産婦人科や整形外科など、症状に応じた医療機関へ早めに連絡し、詳しく確認してください。
強い症状がなくても、同じ動作のたびに腰痛を繰り返すなら、一度状態を確認したいところです。抱っこ、授乳、床から立つ動き、車の乗り降りは、それぞれ別の動作に見えて腰へ同じ負担を重ねている場合があります。
中林整骨院・なかもず院では、腰だけでなく、骨盤まわりや股関節、体重のかけ方、普段の生活で負担が集まる動作も確かめます。今の体で続けやすい動き方を一緒に考えることが、専門ケアを受ける判断の一つになります。
毎回すべてを意識しようとすると、育児中はかえって負担になります。まずは一つだけ変えることから始めてみてください。
たとえば、ドアを開けたらすぐに赤ちゃんを持ち上げず、足の位置を決めてから近づく。それだけでも、前かがみの姿勢で体をひねる回数を減らしやすくなります。外出前の小さな準備が、腰への負担を減らす助けになります。
産後のチャイルドシートでの腰痛は、前かがみとひねり、赤ちゃんを体から離して支える動作が重なって起こりやすくなります。乗せる時も降ろす時も、体ごと車へ近づき、赤ちゃんを胸の近くで支えることを意識してみてください。
今日からは、乗せ降ろしの前に荷物を片づけ、足の向きを変えられる場所を作ることから始めましょう。痛みが強い日は無理に試さず、家族に頼める動作を一つでも減らすことが大切です。
腰の痛みだけでなく、抱っこや歩き方、車での動き方も含めて確認したい方は、中林整骨院・なかもず院へお気軽にご相談ください。

