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発熱後体がだるい5つの原因と対策

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こんにちは。中林整骨院・なかもず院の中林です。風邪やインフルエンザ、新型コロナなどで熱が出て、ようやく熱が下がったのに「なんだか体が重い」「疲れがまったく取れない」と感じていませんか? 実は最近、こうした『発熱後の倦怠感』でお悩みの方が本当に増えていて、当院にも「熱は治まったのに仕事がはかどらない」「少し動くだけで息切れしてしまう」という相談が後を絶ちません。

もしあなたも今、同じような状態で「いつまで続くんだろう」「このままで大丈夫なのかな」と不安を感じているなら、この記事がきっと役に立つはずです。発熱後の体のだるさがなぜ起こるのか、どうすれば早く回復できるのかを、わかりやすくお伝えしていきますね。

発熱後の倦怠感で悩む人のイメージ
院長:中林

私も子どものころから風邪を引きやすくて、熱が下がったあとも体が重くて学校に行くのがつらかった経験があります。だからこそ、「周りはもう元気なのに自分だけしんどい」という気持ちが本当によくわかるんです。

目次

熱が下がってもだるさが続くのはなぜ?

発熱後に倦怠感が残るのは、実は体が「まだ修復作業中」だからです。熱が下がったように見えても、体の内側ではウイルスと戦ったダメージを治す作業が続いています。そのため、エネルギーがまだたくさん使われていて、疲れやだるさとして感じるわけです。

一般的には、熱が完全に下がってから数日〜1〜2週間ほどで徐々に楽になっていきます。ただし、元々の体力、年齢、栄養状態、睡眠の質などによって、回復スピードには大きな個人差があります。「自分だけなかなか良くならない」と焦る必要はありません。体が必要としているペースで回復しているだけなのです。

では、なぜ回復に時間がかかる人がいるのでしょうか? 体の中で起こっている5つのメカニズムを見ていきましょう。

倦怠感が続く5つの体のメカニズム

発熱後のだるさは、1つの理由だけではなく、いくつかの要素が重なって起こっています。代表的なものが次の5つです。

  • 脳に残っている炎症反応
  • 免疫システムの過剰な働き
  • 安静期間による筋力・体力の低下
  • 自律神経バランスの乱れ
  • 栄養と水分の不足

1. 脳に残っている炎症反応

感染症と戦う過程で、脳の中にも炎症を起こす物質(サイトカインなど)が増えます。熱が下がった後もこれらがしばらく残ると、脳が体に「まだ休みなさい」という強い信号を送り続けます。朝起きても疲れが取れない、頭がぼーっとするといった症状は、この脳内の炎症反応が原因です。

2. 免疫システムの過剰な働き

ウイルスを撃退するためにフル稼働していた免疫システムは、急には元の状態に戻りません。回復期にも炎症を調整しながら働き続けるため、エネルギーが少しずつ消費され続けます。その結果、疲れやすい状態が長引きます。調子の良い日と悪い日があるのも、この免疫反応の波の影響と考えられます。

3. 筋力・体力の低下

発熱中は横になって安静にしている時間が長くなります。実は、たった数日間でも筋肉量や心肺機能は驚くほど低下します。そのため、熱が下がって動き始めると、ふらつく、階段で息が切れる、軽い家事でも疲れるといった症状が現れるのです。

4. 自律神経バランスの乱れ

発熱時は、体温を上げたり下げたりコントロールするために自律神経がフル稼働します。さらに睡眠不足や精神的なストレスが重なると、自律神経のバランスが崩れやすくなります。その結果、血流やホルモンのバランスが乱れ、午前中は何とか動けても午後から急激に疲労感が強まるといった状態になります。

5. 栄養と水分の不足

発熱中は食欲が落ちて、水分だけで過ごしたり、あっさりしたものしか食べられなかったりします。その結果、回復に必要なタンパク質、ビタミン、ミネラルが不足したままになっていることが多いのです。これは外から見てもわかりませんが、体の修復作業を大きく遅らせる要因になります。

病院と整骨院、それぞれの得意分野

発熱後の倦怠感へのアプローチは、病院と整骨院で得意分野が異なります。それぞれの役割を理解して、状況に応じて使い分けるのが効果的です。

病院では、血液検査やレントゲンなどで異常がないか確認し、必要であれば薬や点滴で症状を和らげます。一方、当院のような整骨院では、体全体のバランス、筋肉、神経、姿勢を整えることで、自然治癒力を高めて根本的な回復をサポートします。

特徴病院当院(整骨院)
主なアプローチ薬・点滴・検査手技・姿勢調整・バランス調整
チェック内容血液・臓器・数値姿勢・動き・筋肉・神経
期待できること症状の一時的な緩和体質改善・再発予防

整骨院での根本的なアプローチ

当院では、体全体のバランスを見ながら、姿勢のゆがみや筋肉の緊張、自律神経に関わるポイントを丁寧に整えていきます。体の土台が安定すると、血流や神経の流れがスムーズになり、倦怠感が自然と抜けやすくなります。また、お一人おひとりの体力や生活習慣に合わせた、具体的なアドバイスも行っています。

自宅でできる回復サポート5つ

家庭でも、ちょっとした工夫で回復のスピードは変わってきます。無理せず、できることから1〜2つ始めてみてください。

  • 就寝1時間前からスマホやテレビを控える(睡眠の質が大きく改善します)
  • 消化の良いタンパク質を意識的に摂る(鶏肉、豆腐、卵、白身魚など)
  • こまめな水分補給(一気に飲むより、少しずつ頻繁に。1日1.5〜2リットルが目安)
  • 発酵食品で腸内環境を整える(味噌汁、納豆、ヨーグルトなどを毎日少しずつ)
  • 軽い運動から始める(家の中を歩く、座ったまま肩や首を回すなど)

どれも特別な準備は必要ありません。でも、続けることで体の回復スイッチが入りやすくなります。

堺市・なかもず駅近くの当院でできるサポート

中林整骨院・なかもず院では、院長である私が25年以上の臨床経験を活かして、最初の問診から検査、施術、アフターフォローまで一貫して担当します。

姿勢分析、関節の可動域チェック、自律神経に関わる部分、筋肉の状態などを細かく調べて、「なぜ倦怠感が続いているのか」の原因を一緒に探っていきます。そのうえで、体に負担の少ないやさしい手技で調整を行い、あなたの体が本来持っている回復力を最大限に引き出します。

薬だけに頼らず、体の自然な力で回復すること。それが当院の基本的な考え方です。

こんな症状があれば早めにご相談を

次のような症状がある場合は、できるだけ早めに専門家に相談することをおすすめします。

  • 熱が下がってから10日以上、強い倦怠感が続いている
  • 階段を上ったり、少し歩いたりするだけで息切れする
  • 仕事や家事に明らかに支障が出ている
  • 病院で「異常なし」と言われたけど、体がつらい

放置すると、体力低下や自律神経の乱れがさらに進んで、回復により長い時間がかかる可能性があります。

元気な毎日を取り戻すために

発熱後の倦怠感は「気のせい」でも「怠けている」わけでもありません。体の中で実際に起こっている変化の結果です。正しく理解して、体に合ったケアを続ければ、必ず回復していきます。

中林整骨院・なかもず院では、あなたの今の状態と生活スタイルに合わせた回復プランを一緒に考えていきます。仕事も家族との時間も、また楽しめる毎日を取り戻しましょう。堺市北区・なかもず駅から徒歩圏内で、お気軽にお越しいただけます。いつでもご相談ください。

▶ 発熱後の倦怠感についての詳細ページはこちら


院長:中林

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大阪府堺市北区百舌鳥梅町1-16-4ラレックス城の山
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050-3645-3688
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