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異常なしと言われても…産後に車に乗るたびにお腹が痛む原因

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退院して久しぶりに自宅へ帰る道中、道路の段差を越えるたびにお腹がズキッと響いて、思わず「大丈夫かな…」と不安になったこと、ありませんか。そのお気持ち、よくわかります。堺市北区中百舌鳥で産前産後ケアを専門に行っている中林整骨院・なかもず院の院長、中林佑樹です。

出産後にお腹が痛いという症状は、産後の骨盤矯正と深く関わっていることがほとんどで、当院でも退院直後のお母さんから「車に乗ると下腹部に響く」というご相談を数多くいただきます。今回は、その原因と受診の目安、そして日常の工夫についてお伝えします。

院長:中林

産後の体は外から見た以上に、内側でまだまだ大きな変化が続いています。「産後だから仕方ない」と一人で我慢するのではなく、何が起きているのかをきちんと知ったうえで体と向き合ってほしいと思います

目次

出産直後、体の中では何が起きているのか

産後のお母さんの体は、一見すると外からは元に戻ったように見えても、内側では複数の変化が同時に進行しています。まず知っておいてほしいのが「後陣痛」です。子宮は出産後も収縮を繰り返しながら少しずつ元の大きさへと戻ろうとしており、この収縮は振動によって刺激されやすい特徴があります。車が段差を越えたタイミングや急ブレーキのたびにお腹が「ズン」と響くのは、まさにこの後陣痛が刺激されているからです。

次に影響するのが骨盤まわりの状態です。妊娠中から出産にかけて「リラキシン」というホルモンが分泌され、赤ちゃんが産道を通りやすいよう骨盤まわりの靭帯を大きく緩めます。出産後もしばらくはこのホルモンの影響が残るため、骨盤が非常に不安定な状態が続きます。不安定な骨盤のまま車のシートに座って揺られると、本来なら関節と靭帯が吸収するはずの衝撃を周囲の筋肉や内臓が代わりに受け止めることになり、それがお腹の痛みとして感じられるのです。

また、自然分娩の場合は会陰切開の傷が、帝王切開の場合は腹部の切開傷がまだ癒えていません。傷口周辺は組織が再生途中のため非常に敏感で、車の揺れによる引きつれ感や鋭い痛みを感じるのは自然な経過の一部です。

様子を見ていいケースと早めに受診すべきケース

「この痛みは病院に行くべきなのか、それとも様子を見ていいのか」と判断に迷うお母さんはとても多いです。一つの目安としてお伝えすると、産後2〜3週間以内に車の揺れに伴って感じる下腹部の重だるさや軽い痛みは、多くの場合、後陣痛や子宮復古に伴う正常な経過です。揺れが収まれば痛みも落ち着くようであれば、まずは無理な移動を控えて安静にすることが第一です。

こんな症状が出たらすぐに産婦人科へ

一方で、次のような症状が伴う場合は迷わず産婦人科を受診してください。発熱(37.5℃以上)がある、悪露の量が急に増えた、強い悪臭がある、安静にしても痛みが治まらない——これらは子宮内感染や産後出血などの可能性があります。また傷口が赤く腫れて熱を持っている場合も同様に、早めの受診が必要です。「少し様子を見ようかな」と感じたときほど、遠慮なく電話相談してみてください。

「異常なし」と言われても痛みが続く場合

産婦人科で診てもらったけれど特に異常は見つからなかった、なのに車に乗るたびにお腹や腰、恥骨あたりに痛みが出る——そんな方も少なくありません。医療機関の検査で異常が見つからない場合でも、骨盤の歪みや不安定性が痛みの原因になっているケースがとても多いのです。産婦人科は内臓や産道の異常を診る場所ですが、骨格的なアプローチは専門外になります。「どこに行っても解決しない」という場合は、骨盤まわりの状態を専門家に診てもらうことをおすすめします。

車移動を少しでも楽にするための工夫

産後間もない時期でも、検診や移動などで車を使わざるを得ない場面はありますよね。完全に避けられない場合は、次のような工夫で体への負担を減らすことができます。まずシートに座る際は、骨盤をできるだけ立てて深く腰を掛けることが大切です。背中が丸まった猫背の姿勢で座ると骨盤に余計なねじれが生じ、揺れの衝撃がダイレクトに伝わりやすくなります。

座面にドーナツクッションや折りたたんだタオルを敷くと、会陰部や恥骨への圧迫を和らげる効果があります。移動距離は短く、乗車時間は最小限を意識してください。1ヶ月健診が終わるまでは特に、長距離移動は極力避けるのが理想です。シートベルトは骨盤の上(骨盤ベルトを着用している場合はその上)に当たるよう調整し、子宮や傷口を直接圧迫しないように気をつけましょう。

産後の骨盤の歪みを放置すると起こること

出産から約6ヶ月間は、骨盤を整えるうえで最もケアの効果が出やすい「ゴールデンタイム」です。この時期に適切なアプローチを行うことで、骨盤は正しい位置により戻りやすくなります。反対に、「産後だから仕方ない」と我慢したまま放置してしまうと、骨盤の歪みが固定化されてしまい、慢性的な産後の腰痛産後の恥骨痛産後の股関節痛、さらには産後の尿漏れ産後の膝痛へとつながっていくことがあります。

当院では産後の骨盤矯正において、姿勢分析・関節可動域・神経検査など5種類の独自検査を行い、お一人おひとりの歪みの根本原因を丁寧に特定しています。「車に乗るとお腹が響く」という感覚も、骨盤が安定してくることでずいぶん楽になるケースを数多く経験しています。

産後の体は「丸ごとケア」が必要です

車の振動によるお腹の痛みは、産後の体が全身の不安定さを訴えているサインのひとつです。痛みの出ている場所だけを局所的にケアするのではなく、骨盤・背骨・筋肉のバランスを含めて体全体を診ることで、根本からの改善につながります。当院では、院長が問診から検査・施術まで一貫して担当するため、毎回施術者が変わって症状を説明し直す手間もありません。授乳中でも安心して受けられる薬を使わない手技施術を行っていますので、産後間もない方にも安心してお越しいただけます。

育児に追われる毎日の中で、自分の体のことを後回しにしてしまいがちなお気持ちはとてもよくわかります。でも、お母さんが元気でいることは、赤ちゃんにとっても家族にとっても何よりの土台です。「異常なし」と言われたのに痛みが続く、そんなときこそ、ぜひ一度ご相談いただきたいと思います。25年以上・10万人以上の臨床実績の中で、必ず原因を突き止めてみせます。一人で悩まず、いつでも気軽に声をかけてください。


院長:中林

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