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帝王切開後の首こりと頭痛が続く方へ|原因と対処

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中林整骨院・なかもず院の中林です。今日このページを開いたあなたは、手術が終わってから頭痛と首のこりが同時に出てきて、「これって関係あるの?」と気になっているのではないでしょうか。実はこの2つの症状、バラバラに起きているわけではなく、ほとんどの場合は同じ根っこでつながっています。

手術後の体調不良の中でも、頭痛と首のこりがセットで出るというのは当院への相談でも非常に多いパターンです。「首を揉めば頭痛も治るかな」と思って試してみたけど変わらない、という方もいるかもしれません。

今日は、なぜ術後に首こりと頭痛が同時に起きるのか、そのメカニズムから、自宅でできるセルフケア、そして整骨院でのアプローチまで、順を追ってお伝えします。

院長:中林

「手術後から首がこって頭痛も出るようになった」というご相談、本当によく受けます。首こりと頭痛は別々に対処しようとしてもなかなか改善しないことが多く、根っこの原因を整えることがやはり大切です。特に帝王切開や婦人科系の手術後の方に多い症状なので、ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです

目次

手術後に首こりと頭痛が同時に起きるのはなぜ?

「手術前は首こりなんてほとんどなかったのに、術後から急に出てきた」という方は少なくありません。これは決して気のせいではなく、手術という出来事が身体にいくつかの変化をもたらした結果として起きています。頭痛と首こりが同時に出るケースには、主に3つのメカニズムが関わっています。それぞれを理解することで、「なぜ自分にこの症状が出ているのか」がスッキリわかるはずです。

①手術中の長時間固定が首の骨格をゆがませる

手術中は術者が作業しやすいよう、患者さんの身体を特定の体位に長時間固定します。麻酔で意識がないため気づけませんが、首が不自然な方向に向いたまま数時間が経過することで、頸椎(首の骨)まわりの筋肉が過緊張し、骨格にゆがみが生じます。このゆがみが頭への血流・神経の通り道を圧迫することで、首こりと頭痛がほぼ同時に現れるという状況が生まれます

②麻酔による脳脊髄液の圧力低下が首・後頭部に影響する

帝王切開や婦人科手術でよく用いられる脊髄くも膜下麻酔(腰椎麻酔)では、麻酔の針を刺した穴から脳脊髄液がわずかに漏れることがあります。脳脊髄液は脳と脊髄を包んでクッション役を果たしている液体で、これが減少すると脳内の圧力が低下します。その結果、後頭部から首にかけての痛みや、立ち上がると悪化する頭痛が現れます。この症状は「硬膜穿刺後頭痛」と呼ばれ、術後に首こりと頭痛が重なる原因のひとつです。

③術後の安静・活動量の低下で首まわりの筋肉が弱る

手術後はどうしても安静にしている時間が増えます。身体を動かさないでいると、首・肩まわりの筋肉が急速に弱って硬くなります。さらに術後の精神的なストレスや不安が重なることで、交感神経が優位な状態が続き、首まわりの血管が収縮したまま改善しにくくなります。首まわりの血流が慢性的に不足すると、後頭神経への刺激が増して頭痛が繰り返されるという悪循環に陥ります

あなたの症状はどのタイプ?首こりからくる頭痛の見分け方

術後に首こりと頭痛が出るといっても、その組み合わせや出方にはいくつかパターンがあります。自分の症状がどのタイプに近いかを把握しておくと、対処法を選ぶときの参考になります。ただし、これはあくまでも目安です。「このタイプだから絶対にこの対処法」というわけではなく、実際には複数の原因が絡み合っていることがほとんどです。

症状のパターン考えられる主な原因対処のポイント
起き上がると頭が激しく痛み、首の後ろも重い硬膜穿刺後頭痛(脳脊髄液の減少)安静・水分補給・横になると楽になる
後頭部〜首筋にかけてじわじわ締め付けられる頸椎のゆがみ・筋緊張骨格調整・首まわりの温罨法
天気の変化や疲れで波がある頭痛と首こり自律神経の乱れ・血流不足自律神経調整・深呼吸・睡眠改善
長時間同じ姿勢(授乳・スマホ)で悪化する術後の筋力低下+姿勢の悪化姿勢改善・筋膜リリース

帝王切開後の方は特に「起き上がると痛む+後頭部の重だるさ」が重なるケースが多いです。産後の育児で授乳・抱っこの姿勢が続くことで、首への負担がさらに積み重なってしまいます。

今日からできる!首こりと頭痛への4つのセルフケア

整骨院に来る前に自分でできることを試してみたい、という方のために、安全に取り入れられるセルフケアをご紹介します。いずれも「身体の回復を助ける」ことを目的としたものです。ただし、症状が強い場合や発熱・視力異常・意識障害を伴う場合は、まず医療機関を受診してください。セルフケアはあくまでも補助的なものとして活用してください。

①後頭部・首すじを温める

電子レンジで1分ほど温めたホットタオルを後頭部から首すじに5〜10分当てるだけで、筋肉の緊張が緩みやすくなります。血流が改善することで頭痛も和らぎやすくなります。炎症や発熱がある場合は温めないようにしてください。

②耳を肩の真上に持ってくる姿勢を意識する

スマートフォンや授乳で頭を前に傾ける時間が長いと、首への負担は正常姿勢の数倍に増えます。耳が肩の真上にくる「ニュートラルポジション」を1時間に一度意識してリセットするだけで、首まわりへの余計な負担をかなり減らせます。

③深呼吸で副交感神経を優位にする

鼻から4秒吸って口から8秒かけてゆっくり吐く腹式呼吸を1日3〜5セット取り入れることで、交感神経の過緊張が緩まり、首まわりの血管も広がりやすくなります。入浴中や就寝前など、リラックスできるタイミングで行うとより効果的です。

④枕の高さを見直す

枕が高すぎると首が前屈した状態で睡眠をとることになり、朝起きたときに首こりと頭痛が悪化します。仰向けに寝たとき、首の自然なカーブが保てる高さ(一般的に3〜5cm程度)を意識して枕を選んでみてください。タオルを折り重ねて高さを調整するのも効果的です。

セルフケアで変わらないとき、整骨院でできること

セルフケアを続けても首こりと頭痛に変化がない場合、それは身体の深いところに根本原因が残っているサインです。表面の筋肉を緩めるだけでは解消できない「骨格のゆがみ」や「自律神経の機能的な乱れ」が残っていることが多いです。こうした場合に、整骨院でのアプローチが本来の力を発揮します。

当院では初回に5項目の独自検査を行い、骨格のゆがみの場所・方向・程度を数値で確認してから施術に入ります。「なんとなく首を触る」のではなく、検査で特定した根本原因に対してピンポイントでアプローチするのが当院のスタイルです。

首こりと頭痛に対して行う主なアプローチ

当院で術後の首こりと頭痛に対してよく行う施術は、症状の原因に応じて以下の内容を組み合わせています。

  • 頸椎・胸椎の骨格調整(首・背中のゆがみを整え、頭への神経・血流の通り道を開く)
  • 頭蓋骨調整(頭蓋骨の微細な動きを回復させ、脳脊髄液の循環を促す)
  • 筋膜リリース(後頭部・首・肩の硬くなった筋膜を緩め、慢性的な血流不足を解消する)
  • 骨盤・仙骨調整(骨盤のゆがみが頸椎に連動しているため、身体の土台から整える)
  • 自律神経調整(脊柱全体のバランスを整え、交感・副交感神経のバランスを回復させる)

いずれも強い力を使わないやさしいアプローチです。帝王切開後や産後間もない方の身体にも安心して受けていただけます。

産後・帝王切開後の方は特に早めのご相談を

当院は産前産後のケアを専門的に行っており、帝王切開後の首こりと頭痛への対応も多く経験しています。産後は育児で授乳・抱っこ・おむつ替えなど首への負担が積み重なりやすく、術後のゆがみが固定されてしまいやすい時期でもあります。「赤ちゃんがいるから整骨院に行きにくい」という方も、ぜひ一度ご相談ください。お子さん連れでの来院も対応しています。

私自身、子どもが3人いる5人家族の父親です。育児の大変さも、身体がしんどいなかで家事・育児をこなすつらさも、家族を通じて日々感じています。だからこそ、産後のお母さんたちの「早く元気になりたい」という気持ちには、心から寄り添えると思っています。

首こりからくる頭痛は、放置するほど慢性化しやすく、改善にも時間がかかるようになります。「どうせ治らない」と諦める前に、ぜひ一度当院へご相談ください。問診から施術まですべて私が一貫して担当しますので、毎回説明し直す手間もなく、安心して通っていただけます。「何事も為せば成る」という信念のもと、あなたが頭痛も首こりも気にせずに過ごせる毎日を一緒に取り戻しましょう。


院長:中林

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