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赤ちゃんの首が傾く4つの原因と今すぐできるケア

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授乳をしていると、なんとなくいつも同じ側に首がかしいでいる気がする……そんな小さな違和感に気づいたことはありませんか?「気のせいかな」と思って見過ごしてしまいがちですが、その赤ちゃんの首の傾きは、早めに向き合っておきたいサインかもしれません。

実は、授乳のたびに首が同じ方向に傾く状態が続くと、頭の形のゆがみや向き癖へと発展してしまうことがあります。「小児科で様子を見てと言われたけれど、なかなか改善しない」というご相談も、当院には毎月のようにいただきます。

院長:中林

こんにちは、中林整骨院・なかもず院の中林です。当院ではここ1~2年、赤ちゃんの施術のご依頼が本当に増えてきました。なかでも授乳中に気づいた首の傾きをきっかけに来院されるケースはとても多く、早めに動いてくれた親御さんのお子さんほど、きれいに改善していくのを日々実感しています

目次

授乳と首の傾き、どんな関係があるの?

赤ちゃんの首まわりの筋肉は、生まれた直後はまだとても未熟です。そのため、授乳時にいつも同じ腕で抱いていたり、同じ方向から声をかけていたりするだけで、首の筋肉に左右の使いムラが生まれやすくなります。これが積み重なると、よく使う側の首の筋肉が短く硬くなり、反対側を向こうとしても向きにくい状態になっていきます。

この状態をそのままにしておくと、頭の重さがつねに同じ箇所にかかり続けるため、柔らかい頭蓋骨が少しずつ変形していくこともあります。生後6ヶ月ごろを境に頭蓋骨はだんだん硬くなっていきますので、気になったときが動き出すベストなタイミングです。

これって斜頸?向き癖?どう見分けるの?

混乱しやすいのが「斜頸」と「向き癖」の違いです。向き癖は、特定の方向を向く習慣のことで、筋肉に問題がない場合でも起こります。一方、筋性斜頸は胸鎖乳突筋(首の前側にある筋肉)が短縮・硬化することで、首が物理的に傾いてしまっている状態です。

見分け方の目安として、首筋にコリコリとしたしこりを触れる、反対方向へ向かせようとすると強く嫌がる、頭が常に片側に傾いている(向きだけでなく傾きもある)といった場合は、筋性斜頸の可能性が高いと言えます。ただし、自己判断での見極めは難しいため、「なんかおかしいな」と感じたら早めに専門家に診てもらうことをおすすめします。

健診で「様子を見て」と言われたら…

1ヶ月健診や3ヶ月健診で「首が少し傾いていますね」と指摘されても、「様子を見ましょう」と言われることがほとんどです。軽度であれば自然に改善することもありますが、月齢が進むほど改善に時間がかかるようになるのも事実。「経過を見ているうちにどんどん頭の形が変わってきた」という相談を受けるたびに、もう少し早く来てくれていれば……と思うことが正直あります。

なぜ授乳が首の傾きを引き起こすのか、原因を深掘りします

首の傾きの背景には、授乳の習慣以外にもさまざまな要因が絡み合っています。当院で実際に多くのお子さんを診てきた経験から言うと、「これひとつが原因」というケースはほとんどなく、いくつかの要因が重なっていることがほとんどです。

原因① いつも同じ側での授乳

右利きのママさんが左腕でしか抱かない、片方の乳腺の具合がよくてつい同じ側ばかりで飲ませてしまう、こういった日常的なクセが積み重なっていきます。毎回の授乳が1日に6〜10回あることを考えると、その影響は決して小さくありません。意識的に左右を交互に変えるだけでも、首の筋肉への負担はかなり変わります。

原因② 出産時の影響

難産・吸引分娩・鉗子分娩など、お産の過程で赤ちゃんの首に強い力がかかると、胸鎖乳突筋に小さな傷や出血が生じることがあります。生後しばらくしてからしこりとして気づくことも多く、「いつの間にか首に硬いものが……」と受診されるケースも当院では珍しくありません。

原因③ お腹の中での姿勢

子宮の中で長時間同じ向きに首を曲げていた場合、その姿勢が体に染みついたまま産まれてくることがあります。特に初産婦さんや小柄なママさんのお腹の中はスペースが限られているため、赤ちゃんの姿勢が固定されやすい傾向にあります。生まれた直後から片側ばかり向いている場合は、このパターンが多いです。

原因④ 環境的な刺激の偏り

ベビーベッドの位置、テレビや窓の方向、抱っこをする人の利き手——これらが一定方向に偏っていると、赤ちゃんは自然と同じ側ばかり向くようになります。特に音や光に興味を持ちはじめる生後2〜3ヶ月ごろは、視覚・聴覚刺激の方向にぐっと首が引っ張られやすくなります。

放置するとどうなる?頭の形への影響も見逃せない

首の傾きをそのままにしておくと、次第に頭の形にも影響が出てきます。頭蓋骨が柔らかい乳幼児期は、同じ部位に圧力がかかり続けることで少しずつ変形していきます。具体的には、後頭部が片側だけ平らになる(絶壁)、頭を上から見ると左右非対称になる、耳の位置や額の出方が左右でずれてくるといった変化として現れます。

頭の形のゆがみが気になってきた場合は、頭のゆがみ(斜頭症)のページもぜひ合わせてご覧ください。さらに、首の傾きから向き癖へと発展すると、改善にもより時間がかかるようになります。

頭の形は生後6ヶ月を過ぎると急速に硬くなるため、変形が固定されてしまう前に動き出すことがとても重要です。

将来への影響は見た目だけではない

頭の形のゆがみが残ると、成長してから帽子がうまくかぶれない、眼鏡が合わない、顔の左右差が気になるといった悩みが出てくることがあります。それだけでなく、噛み合わせや姿勢のバランスにも影響が出る可能性があり、体幹の発達にも関わってきます。「見た目の問題だけでしょ」と軽く考えてしまいがちですが、実は全身の土台に関わる大切なことなのです。

自宅でできるケア、何から始めればいい?

専門家に相談するほどでもないかも……と思っている方でも、日常生活の中でできることはいくつかあります。ただし、あくまで予防・補助的なケアとして、無理のない範囲で取り入れてみてください。

毎回の授乳で抱く腕を意識して左右交互に変えること、これがまず一番取り入れやすい方法です。声かけやおもちゃを普段あまり向かない側に置いて、自然に首を動かす機会を増やすことも効果的です。また、うつぶせ遊びを日課にすることで首・体幹の筋力がバランスよく育ち、向き癖の予防にもつながります。

ただ、すでに首の傾きが見てわかるほどの場合や、しこりを感じる場合は、自宅ケアだけでは限界があります。早めに専門家に相談することで、取り返しのつかない状態になる前に対処できます。

当院での対応について

中林整骨院・なかもず院では、赤ちゃんの首まわりの状態を、触診・可動域チェック・姿勢バランスの評価など複数の検査を組み合わせて詳しく確認します。施術は赤ちゃん専用の繊細な手技で行い、痛みなく短時間で終わるので、多くの赤ちゃんが施術中に眠ってしまうほどやさしい刺激です。

国家資格を持つ私が初回の問診・検査から施術・経過観察まで一貫して担当します。「行くたびに担当者が変わる」「何度も同じ説明をしなければならない」といったストレスは当院にはありません。お子さんの細かな変化を継続して見守ることができるのが、一人治療院ならではの強みだと思っています。

早期施術で改善率が大きく変わります

当院の経験では、生後3ヶ月以内に施術を開始したお子さんの改善率は非常に高く、多くのケースで首の可動域が自然に左右均等に戻っています。逆に、月齢が進んで頭蓋骨が固まってきてからでは、改善に要する期間も長くなります。「まだ小さいから大丈夫」ではなく、「小さいうちこそ早く」が正解です。

こんな方はぜひ一度ご相談ください

授乳のたびに同じ側へ首が傾いている、健診で斜頸や向き癖を指摘された、しこりのようなものが首に触れる、後頭部の形が左右で違ってきた、小児科で様子を見るように言われたけれど改善しない——こうした状況に少しでも心あたりがあるなら、一人で悩まずにご相談ください。

最後に、院長からひとこと

私自身、1ヶ月早く生まれた経験があり、子どものころは体が弱くて苦労しました。だからこそ、生まれたばかりの赤ちゃんの体に関わる施術は、特別な思いを持って取り組んでいます。自分の子に接するつもりで、一人ひとりのお子さんと向き合うことを大切にしています。

「もっと早く来ればよかった」とおっしゃるご家族が多い一方で、早い段階で来てくださったおかげで、きれいに改善してかわいらしい頭の形に戻ったお子さんも数多く見てきました。首の傾きや頭の形のことで少しでも気になることがあれば、どうか一人で抱え込まないでください。当院はいつでもお待ちしています。


院長:中林

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