
院長:中林お気軽にご相談ください!

院長:中林お気軽にご相談ください!
こんにちは、堺市中百舌鳥で「中林整骨院・なかもず院」を営んでいる中林です。今日は診療の中でよくご相談いただく、交通事故後の首の痛みについてお話ししたいと思います。日中はなんとか耐えられるのに、夜になるとむちうち特有の首の痛みが強くなって眠れない、そんな声を本当に多くの方からいただきます。実はこの夜間の痛みには、身体の中でしっかりとした理由が隠れているんです。






夜になると首の痛みが増すのは決して気のせいではなく、身体が発している大切なサインなんです
交通事故に遭ってから、日中はそれなりに動けていたのに、布団に入った瞬間から首の痛みが強くなる。そんな経験をされている方は少なくありません。この章では、その仕組みについて詳しく見ていきましょう。
私たちの身体は、日中は交感神経が優位になっていて、痛みを感じにくい状態が続いています。ところが夜になり身体がリラックスモードに切り替わると、日中は抑えられていた炎症反応や筋肉の緊張が一気に表面化してくるのです。これが夜間に首の痛みが強くなる大きな理由だと考えられます。
さらに、日中活動している間は姿勢を変えたり身体を動かしたりする機会があるため、血流が保たれやすいです。ところが就寝時はほとんど身体を動かさないため、患部周辺の血流が滞り、痛みを増幅させてしまうことも少なくありません。詳しい経過については、以前むちうちが治るまでの期間についてまとめた記事でも触れていますので、気になる方はあわせて読んでみてください。
整形外科でレントゲンを撮ったのに「異常なし」と言われた。それでも首の痛みが続いていて、どうすればいいのか分からない。そんな方に知っておいていただきたい事実があります。
レントゲンで確認できるのはあくまで骨の状態だけです。むちうちで実際に損傷を受けているのは、首の周りの筋肉や靭帯、神経などの軟部組織であることがほとんどです。画像に異常が映らないからといって、痛みの原因がないわけではありません。この点を理解していないと、痛みを我慢し続けてしまうケースが本当に多いんです。
当院にも、病院で「様子を見てください」と言われたまま数週間、数ヶ月と痛みを抱えたまま過ごされていた患者さんが数多くいらっしゃいます。そうした方々の多くが、適切な検査によって原因を特定できたことで、少しずつ改善に向かわれています。むちうちの病院選びで後悔しないためのポイントも別記事でまとめていますので、参考にしていただければと思います。
夜間の痛みや安静時の痛みをそのままにしておくと、どうなってしまうのでしょうか。単に痛みが続くだけではなく、いくつものリスクが連鎖していきます。
特に夜眠れない状態が続くと、身体の回復力そのものが落ちてしまいます。眠れないことがさらに痛みを悪化させる悪循環を生んでしまうため、早い段階での対応がとても大切になってくるのです。
ここで、当院が特に大切にしている考え方をお伝えしたいと思います。それは、痛みが落ち着いたあとの過ごし方についてです。
「痛みがなくなったから、もう通院しなくていいですよね」というご質問を、実はとても多くいただきます。ですが、この判断は少し危険なんです。痛みが治まったからといって、体の中の症状がすべてなくなったとは限りません。神経や組織のダメージは、痛みという自覚症状よりもゆっくり回復していくことがよくあるからです。そのため当院では、痛みが取れてから1〜2ヶ月は経過観察として通院を続けていただくことをおすすめしています。この期間にしっかり状態を確認しておくことで、後から症状がぶり返してしまうリスクや、後遺症として残ってしまうリスクをぐっと減らすことができます。通院期間の考え方については、以前むちうちの通院期間の目安について書いた記事でも詳しく解説していますので、こちらもぜひ参考にしてみてください。
経過観察の通院を続けることには、もう一つ大切な意味があります。それは、通院記録がのちの示談交渉や後遺障害の認定において、大切な証拠になるということです。「そろそろ治療費を打ち切ります」といった保険会社からの連絡に、不安を感じられる方も少なくありません。
当院では、交通事故を専門に扱う顧問弁護士(漣法律事務所)と提携しており、保険会社とのやり取りで困ったことがあれば、トラブルになる前の段階からご相談いただける体制を整えています。ご自身だけで交渉を進めようとすると、どうしても不利な条件を提示されてしまうことがあるため、少しでも不安を感じた時点で一度お声がけいただければと思います。
専門的な施術を受ける前に、ご自身でできる工夫もいくつかあります。少しでも楽に過ごせるよう、日常生活でのポイントをお伝えします。
まず眠る時の姿勢ですが、うつ伏せは首への負担が最も大きいため避けていただきたいです。仰向けで眠る場合は、タオルを小さく巻いて首の後ろに当ててあげると、頸椎を自然な形で支えることができます。エアコンの風が首元に直接当たらないようにするのも、地味ですが効果のある工夫です。
また、日中の同一姿勢もできる限り避けてください。デスクワークが続く方は、1時間に1回程度は肩をすくめて緩める動きを取り入れるだけでも、夜の痛みが軽減することがあります。ただし、痛みが強い時期に自己判断で強いストレッチやマッサージを行うのは逆効果になる場合もあるので気をつけていただきたいです。
私はこれまで25年以上、10万人を超える方の施術に携わってきました。その経験から言えるのは、むちうちの症状はひとつの原因だけで説明できるものではないということです。
当院では姿勢分析や関節可動域、神経検査など複数の検査を通して、あなたの首だけでなく骨盤や背骨、身体全体のバランスまで丁寧に確認していきます。院長である私が問診から施術まで一貫して担当することで、検査結果が途切れることなく、最短距離での改善を目指せる体制を整えています。また、先ほどお伝えした顧問弁護士との提携により、保険会社とのやり取りに不安を感じている方にも安心してご相談いただけるのが当院の強みです。
夜になると首の痛みがひどくなるという症状は、決して珍しいことではなく、身体が発している大切なサインです。そのサインを見逃さず、正しい知識と適切な対応、そして痛みが取れたあとの経過観察までしっかり行うことが、痛みのない毎日を取り戻す本当の近道になります。整形外科で異常なしと言われて諦めていた方も、湿布や痛み止めで様子を見ているだけの方も、一人で悩みを抱え込まずに、ぜひ一度私たちにご相談ください。あなたが再び安心して眠れる夜を取り戻せるよう、全力でサポートさせていただきます。

